無駄吠えのしつけで行ってはいけない事
愛犬の無駄吠えは家族にとって大きなストレスになるうえ、マンションでは近隣への騒音なども気になるところです。
外出先や散歩中に愛犬が無駄吠えをしてしまうなんだか飼い主として失格と思われているような辛い気分にもなります。
愛犬の無駄吠えを解消するには正しい接し方やしつけ方が必須です。
そのためには、以下のような日ごろつい行ってしまいがちなNG行動を家族がやめることから始めてみましょう。
このように、無駄吠えをやめさせようとした飼い主の行動が逆効果になるおそれもあるので注意が必要です。
まずは、飼い主さんが落ち着いて行動するために、無駄吠えに対するNG行動についてまとめたのでぜひ参考にしてください。
自宅内で行ってはいけない事
自宅という犬にとって絶対的な安全圏では愛犬もつい気持ちが大きくなり激しく無駄吠えをしてしまいがちです。
このような場面で家族が行ってはいけない事は下記です。
でも無駄吠えをしている最中にはどんな行動も効果がありません。
家族の行動がますます愛犬のパニックを助長させているのでまずは家族の行動を改めましょう。
散歩中に行ってはいけない事
他犬が苦手な性格の犬にとって散歩はつねに緊張状態です。
犬の嗅覚は人間の数千倍ともいわれはるか遠くにいる他犬の存在も家族より先に気がついています。
この時点で愛犬の緊張感は徐々に増しています。
家族と歩きつづけるということは、徐々に苦手な対象物や他犬に近づく行動でもあるので愛犬もますます緊張が増しています。
このような状態にいる愛犬が吠えてしまった時に家族がとってはいけない行動は下記です。
しつけ教室ではこのような製品を推奨するケースもあります。
使用するタイミングや刺激の緩急などプロのトレーナーでも難しいとされています。
安易にペットショップで購入し見様見真似で使用すると愛犬に原因不明の緊張を与えることになり、ますます散歩中の緊張感が増す結果につながります。
屋外で犬が吠える理由をまずは理解しその場限りの対処法ではなく根本的な解決を目指しましょう。
留守番中に行ってはいけない事
家族が留守にしている最中に激しく無駄吠えをしてしまい近隣からの騒音クレームが寄せられたとうケースも珍しくありません。
中には近隣からのクレームで初めて愛犬の問題行動に気がついたという方もいます。
留守番中の愛犬の無駄吠えに行ってはいけない対処法は下記です。
このような製品なら愛犬が無駄吠えをしていても即座に叱ることができるのではと考えてしまうでしょう。
でも家族がいないはずの室内から家族の声だけがするとなれば愛犬が混乱するのも当然です。
このような理解不能な状態がおこれば愛犬はますますパニックを加速させ無駄吠えも悪化しかねません。
そのうえ家族も留守中の愛犬の様子が気になってしまい生活にストレスが増すばかりでしょう。
あくまでも愛犬の様子を眺める程度にとどめておきましょう。
無駄吠えの対策や愛犬の不安解消や退屈さの軽減を期待し多頭飼いをする方法も好ましい解決策ではありません。
多頭飼いによって問題が解決できるケースもありますが、逆に2匹揃って激しく無駄吠えをする可能性もあります。
まずは1匹目の問題行動を解消したうえで多頭飼いの可否を考えてみましょう。
深夜早朝に行ってはいけない事
深夜早朝に夜泣きをする子犬やシニア犬には家族もなかなか困り果ててしまいます。
愛犬が本来眠るべき時間帯に吠えてしまう背景には不安や体調不良や加齢など様々な原因があります。
このようなケースでは必ずしも叱るや無視するという厳しい接し方が正解ではありません。
このような無駄吠えにしてはいけないことは下記です。
愛犬の状態や生活環境はもちろん家族に負担になりすぎない方法を見つけ出してゆきましょう。
無駄吠えは不快音で愛犬に恐怖を与える方法はNG
愛犬が無駄吠えをした時は金属の灰皿やペットボトルにビーズなどを入れたものや不快な金属音がする専用製品を鳴らすという手法があります。
この手法のために専用製品も発売されているほどです。
しつけ手法の中には愛犬が吠えた瞬間に壁や床にこのような製品を投げつけ愛犬を脅かし無駄吠えを止めさせるという方法もあります。
無駄吠えはしつけ方を見直すだけで必ず改善できます。
正しい方法で問題解決を目指しましょう。
まとめ
犬に関するお悩みで最も多く深刻な内容が無駄吠えについてです。
残念ながら無駄吠えを即座に解決する方法はありません。
まずは解決の第一歩として家族がつい行ってしまいがちなNG行動の見直しから始めてゆきましょう。
無駄吠えに対するしつけの方法はこちら