トイレをしたくなるサイン
愛犬のトイレのしつけや一緒にカフェやショッピングに出かけた時不意にトイレを始めてしまい困ったことはありませんか?
犬がトイレをする時は必ず前兆行動があります。
この前兆行動を知っておくと不意のトイレの失敗を予防したり、対策を講じることもできるはずです。
一般的なトイレしたくなる行動パターンには以下があります。
もちろんこの他にも個体差があり、特殊なパターンも見受けられます。
では詳しく今回は様々な前兆行動をご紹介させていただきます。
目次
犬はアンモニア臭を嗅ぐとトイレをもよおします
犬はアンモニア臭を嗅ぐと本能的にトイレをもよおす習性があります。
例えば散歩中に他犬のマーキング跡の臭いを嗅ぎ、同じ場所にトイレをすることがあります。
これは他犬のアンモニア臭に刺激され、尿意を感じているからです。
同様の行動は室内でも起こります。
愛犬がトイレをする前にトイレシーツやトイレトレーの臭いを嗅ぐような仕草を見せるのはこのためです。
この行為はマーキングの意味がありますが、アンモニア臭への反応は条件反射的で場所を選べないことが難点です。
例えば下記の状況では困りものです。
またこの前兆行動には個体差があり、気になる箇所に鼻を近づけ、何度も念入りに臭いを嗅いでからトイレをする犬もいれば、まるで無関心を装いながら不意にトイレをするタイプもいます。
人間では感知できないほどのわずかなアンモニア臭も犬の優れた嗅覚なら感知できます。
愛犬とお出かけをするときは、常にこのことを意識し不意のトイレの失敗を予防しましょう。
愛犬が臭いを嗅ぎだしたら
愛犬が鼻を近づけ臭いを嗅ぎだしたり、立ち止まった時はトイレの前兆行動の可能性があります。
もしその場でトイレをされては困るという時は愛犬をその場から遠ざけましょう。
小型犬や子犬であれば抱きあげてもいいでしょう。
愛犬がトイレをする時の姿勢を崩したり、マーキングする箇所を避けてしまうことでトイレの失敗を未然に防ぐことができます。
散歩中に立ち止まった時
愛犬が散歩中に不意に立ち止まった時や周囲をうかがうような様子を見せた時もトイレのサインです。
この時、飼い主も周囲の状況を確認し危険がないかを確認してあげましょう。
もし愛犬がトイレをしては困る場所であった時は、すぐにリードを引き寄せ愛犬をその場から遠ざけ、トイレができる場所まで速やかに移動しましょう。
食事や飲水の直後
生後半年未満の子犬は食事や飲水の直後にトイレをもよおします。
この時に多くみられる前兆行動は下記です。
家族がこの前兆行動に気がつかずに遊び続けてしまうと、子犬はトイレに間に合わずに失敗をしてしまいます。
食事や飲水の後は必ずトイレをするものと理解し、トイレが終わるまでは遊びを中断しておくのも確実な方法です。
不意に立ち止まりしゃがんだ時
オス犬はトイレの時に足を上げると知っている方も多いでしょう。
でもオスでも足を上げずにトイレを済ませるタイプもいます。
愛犬がしゃがんでしまってからトイレを中断させるのは難しいので、愛犬がしゃがむ前に様子に気がつきトイレに誘導をしましょう。
愛犬はしゃがむ前に必ず突然立ち止まるものです。
この立ち止まることがトイレのサインです。
この瞬間を察知できれば確実にトイレの失敗を予防できます。
オス犬は足を上げる前になんどか行き来をします
オス犬が足を上げトイレをするときは、3本の足で体を支えなければならず不安定な姿勢になります。
そのため足を上げる前に自分の体のバランスを保てるように立ち止まったり、同じ場所で行き来をすることがあります。
この行動もトイレの前兆行動です。
この時、愛犬がその場でトイレをしては困ると感じた時は、愛犬をその場から移動させましょう。
オス犬のこの行動はマーキングの意味もあり、生理現象のトイレとは異なる意味があります。
自分の縄張りの主張のための行動ですから制止やしつけでの制限も可能です。
子犬はトイレのタイミングに合わせてトイレの誘導
愛犬のトイレの失敗はなかなかタイミングがつかめず、気がつくと失敗されていたということが大半でしょう。
犬は下記のタイミングでトイレをもよおします。