ルイボスティーを飲ませても大丈夫?
美容と健康に良いと言われているルイボスティーは最近注目されている健康茶です。
ルイボスティーとはどのようなお茶でどのような効果があるお茶なのでしょうか。
また、ルイボスティーを犬に飲ませても大丈夫か?ということについてお伝えしようと思います。
目次
ルイボスティーとはどんなお茶?
ルイボスティーはノンカフェインでミネラルやフラボノイド等の抗酸化物質が豊富で健康・美容効果共に期待でき、最近注目されているお茶の一つです。
植物学的にはお茶でなく、アスパラサス・リネアリスという学名のマメ科の植物です。
アスパラサス・リネアリスは南アフリカのケープタウンから約200kmほど北側のセダルバーグ山脈周辺の海抜450m以上の高原地帯でのみ栽培可能な植物です。
乾燥した気候の中で乾地農法という農薬を使用しない方法で栽培されています。
年に1度の摘み取り時期は1月から3月で製茶したお茶はブレンド、蒸気殺菌、乾燥の後に世界中に出荷されています。
ルイボスティーには種類があり、発酵させて製造する赤いルイボスティーと発酵させていないグリーンルイボスティーがあります。
赤いルイボスティーの味はまろやかな感じでグリーンルイボスティーはスッキリとした味わいです。
ルイボスティーの栄養について
ルイボスティーにはケルセチンというポリフェノールが含まれています。
また、ルイボスティーが育てられる地域では多くの鉱物が含まれている地域なので、下記成分が多く含まれます。
麦茶等もミネラルが豊富と言われていますが、ルイボスティーの方がより沢山のミネラルが多く含まれていると言われています。
ルイボスティーの身体への影響や効果
ルイボスティーにはポリフェノールの一種であるケルセチンが含まれています。
そのケルセチンは強力な抗酸化力を持っているので以下の効果が期待できます。
人間では毛細血管を丈夫にする効果が
毛細血管は活性酸素や紫外線などでダメージを受けます。
そうすると肌の老化や病気になる原因の一つとなってしまいますがルイボスティーには毛細血管を丈夫にする成分が含まれています。
毛細血管が丈夫になると、これらの効果、血管の老化を防ぐサポートをしてくれます。
またミネラルも豊富なため、骨粗しょう症の予防、血圧・体温の調整、血糖値の調整、免疫力アップ、筋肉を清浄に保つなどたくさんの効果があると言われています。
犬にルイボスティーを飲ませても大丈夫?
たくさんの効果が期待できるルイボスティーですが、犬にルイボスティーを与えてみるのはどうでしょうか。
犬のお肌はデリケ―ト
代謝を活発にしてくれるルイボスティー、犬の肌は人間の3分の1ほどとと言われていてとてもデリケートです。
皮膚トラブルも多いので、飼い主さんが気を付けケアしてあげなくてはいけません。
皮膚の表皮は4層の細胞層からできています。いちばん下の層の細胞からいちばん上の細胞まで移行して一定のサイクルで古い細胞が新しい細胞に置き換わっていきます。
そして、いちばん上層の古くなった角質層の細胞はフケとなって剥がれ落ちます。
このような細胞の入れ替わりをターンオーバーと言います。
亜鉛や銅の不足は病気を発症しやすくなる?
皮膚は代謝の活発な器官で、栄養状態が現れやすい器官でもあります。
皮膚病変の中で亜鉛の欠乏や銅の不足によるものがあります。
亜鉛の欠乏による変化
亜鉛の欠乏による皮膚病変は成長期の犬で多く見られるようです。
病変としては不全角化亢進や表皮の肥厚、びらんなどです。
特に肉球のひび割れやびらんの症状がよく見られるようです。
動物の身体に含まれる亜鉛の約20%が皮膚に存在しています。
亜鉛は200種類以上のさまざまな酵素の構成成分として機能し、たんぱく質の合成、細胞の増殖や分化などに関わります。
銅の欠乏による変化
銅の欠乏では、以下にご注意ください。
原因は食事内容の不足や利用率の低下、他のミネラルの過剰摂取による吸収の阻害によって生じる場合があります。
与えた方が良い物か良くない物か
強力な抗酸化力、血流の改善、亜鉛や銅等のミネラルを含むルイボスティーを上手く愛犬の水分摂取に取り入れて愛犬のお肌や被毛の健康に役立てたいですね。
上手に与えてみましょう。
まとめ
たくさんの効果が期待できるルイボスティー、強力な抗酸化力を持ち「奇跡のお茶」「不老不死のお茶」とも呼ばれています。
味もまろやかで飲みやすいので、愛犬も飼い主さんもルイボスティーを上手く食生活に取り入れて身体の中からキレイに健康になりましょう。