犬を飼うことによっておこる良いこと
犬を飼ってみたい、念願の犬を家族に迎えた、犬好きだからこそ共感できることを改めて考えてみましょう。
犬を飼うことによっておこる良いことをいくつかご紹介させていただきます。
目次
家族の会話が増える
犬を家族に迎えると家族の会話は必ず増えます。
対面での会話はもちろんのことSNSで家族同士のやりとりも盛んになります。
犬の些細な瞬間を写真にとって家族と共有したり、自分が偶然見かけた愛犬の可愛らしい姿を共有したりと話題は尽きません。
犬がいるただそれだけのことでぐっと生活が明るくなります。
簡単に気分転換ができる
仕事と自宅の往復の繰り返し。
外出は生活用品や食費を買い足すためになっていませんか。
仕事から家にもどってもなかなか気分が切り替わらずに、仕事の失敗やネガティブな気持ちを引きずってしまうこともあるでしょう。
翌朝起きた時に仕事に行くことが憂鬱になったり、朝起きること自体が嫌になることもあります。
でも犬がいるとこんな毎日を簡単にリセットすることができます。
家族の帰宅を待ちに待ってくれています。
朝も同様です。時には朝早くから愛犬に起こされ、散歩に出かけようと催促されます。
家族の誰よりも早く朝ごはんが欲しいと催促されることもあるでしょう。
これからは仕事のためや家事のために朝を迎えるのではなく、無邪気な愛犬のために起きるようになります。
どんなに仕事で嫌なことがあっても、愛犬のおねだりの相手をしていると、気がつけば自分も笑顔になっていて、気分が軽くなっているはずです。
時には愛犬の思いもよらないイタズラに愕然とすることもありますが、無邪気な笑顔や上目遣いでこちらの様子をうかがう姿を見てしまうと、なかなか本気で叱ることもできません。
思わず吹き出し、笑ってしまうでしょう。
毎日の生活にこんな瞬間が当たり前のようにもたらされることも愛犬がいてくれるからこそです。
公園や散歩やカフェに一人でも気軽に出かけられるようになる
天気のいい日はふらりと公園へ出かけてみたり、桜や紅葉の季節には近くの公園でのんびり過ごしてみるのもいいですね。
大人になると1人ではもちろん夫婦でもふらりと出かけることはなかなかないのではないでしょうか。
でも愛犬がいればまるで状況は変わります。
たとえ1人でも愛犬のリードを持ち気軽に公園に出かけたり、ベンチに腰掛けてのんびりと過ごすことができます。
テラス席愛犬OKのカフェに気軽に立ち寄るのもいいですね。
一人きりではなんとなく出かけるのが面倒になってしまうこともありますが、愛犬が傍にいてくれるとまるで友達ができたかのような気分になります。
せっかく天気が良く、綺麗な花が咲く季節に家の中にこもり過ごすことがなんだか愛犬に申しわけないような気分にもなりますね。
近所の公園も久しぶりに足を運んでみると思わぬ発見があったり、身近にある小さな自然に気持ちが癒されるものです。
もちろん近所ですから、気合の入った服装もメイクもせず本当に気軽に出かけることができますね。
愛犬がいなかったらできない過ごし方が、ただ愛犬がいるだけで簡単なことになります。
夫婦で出かける機会が減ったという方や子供が成長し公園から足が遠のいているという方も多いでしょう。
ぜひ今度の休日は愛犬とお出かけしてみてください。
新しい趣味を始めるきっかけになる
「あなたの趣味は何ですか?」
この質問に困ってしまう方もいるのではないでしょうか?
犬と暮らし始めたことで新しい趣味が見つかったという声がたくさんあります。
大抵の方は、まず愛犬の写真を撮影する機会が増えたのではないでしょうか?
次第にスマホのカメラでは物足りなくなり、本格的なカメラを購入する方も大勢います。
どんなカメラがいいかと調べる時間も新しい趣味の時間になりわくわくします。
いざカメラが届いてみると、様々なシチュエーションで愛犬を撮影してみたり、愛犬と一緒に公園や海、イベントへと出かける計画を立てるようになるでしょう。
これまで自分には無関係と思っていたイベントや公園、草花などすべてが撮影の対象になります。
撮影した写真をSNSに投稿してみると、新しい友達ができたり、お互いに撮影テクニックを披露しあったりと楽しみ方も増えてゆきます。
過去には気軽に投稿した写真がきっかけになり、国内はもちろん海外でも大人気になった犬もいます。
趣味がない、毎日が単調と思っていたこれまでの生活が一変するでしょう。
もちろんカメラはスマホでも十分です。
最新機能も特別な撮影テクニックも必要ありません。
愛犬が家族にだけ見せてくれるリラックスした表情は想像以上の癒し効果があるので、写真を見た人誰もがきっとかわいいと感じてくれます。
最高の被写体がすぐそばにいるのですから、愛犬との暮らしをきっかけにぜひ新しい趣味を始めてみましょう。
これからは、趣味はと聞かれたときに堂々と答えることができますね。
兄弟姉妹の代わりになってくれる
犬は兄弟にも姉妹にもなってくれる特別な存在です。
一緒に仲良く遊んでいたかと思えば、喧嘩を始めたり、時にはお互いに思いやってもいたりとその場その場の状況に応じて犬は上手に子供と接してくれます。
大人ではこの役割は十分に果たすことはできないでしょう。
もちろん子供同士でも同じです。
友人でも同級生でもない特別な存在を犬は担ってくれます。
実は海外では数十年前から子供のセラピーに犬を積極的に用いています。
具体的には下記のケースがあります。
読書セラピーというのは、犬を相手に子供が絵本の読み聞かせをするというとても簡単な方法です。
子供の中には人前で音読をしたり、自分の意見をアピールするのが苦手ということも多々あります。
でも犬が相手ならば多少の読み間違えも気にすることなく音読や読み聞かせができます。
犬も子供の様子を察して傍に寄り添い、じっと聞いていてくれます。
犬に傍にいて欲しいと思えば、より長い物語を選ぶようになります。
自分の感情を込めた音読もできるでしょう。
周りにいるのが親や教師や友人だったら、こんな風にわくわくとしながら音読をすることはできません。
きっと恥ずかしさや失敗を恐れる気持ちが大きくなってしまいます。
こんな特別な役割をはたすことができるのも、犬ならではです。
また海外では、犬と子供の会話をモニターで聞くことで、どんなことに悩んでいるのかやどんな問題を抱えているのかを親やセラピストが把握するという方法も導入されています。
大きな悩みがあっても大人には説明ができないことや口にだせないこともありますから、犬が兄弟姉妹の代わりとなって聞き出してくれるのはとても素晴らしいことです。
小さな子供の遊び相手や兄弟姉妹の代わりに犬を家族に迎える時は下記の点に注意してください。
チワワやプードルのようにまるでぬいぐるみのように小さな犬種は、小さな子供にも大人気です。
手軽に抱っこができるうえ、子供でも簡単に世話ができると思われるでしょう。
でもこれらの犬種は体が小さい分、不意の衝突や落下で骨折など思わぬ怪我を負うこともあります。
子供のいる家庭で犬を家族に迎える際は、ある程度のサイズや骨格の丈夫さを踏まえ犬種を選びましょう。
生後一年未満の子犬は何かと健康面が不安定で手間暇がかかります。
保護犬などすでに1歳をこえた犬を家族に迎えるという選択肢もぜひ考えてみてください。
SNSを今まで以上に楽しめるようになる
これまでSNSといえばメイクやファッションやレジャーと自分に関する内容がメインだったという方が多いでしょう。
子育てや料理の情報収集に活用される方も増えています。
でもこれらの情報は便利で参考になる面はあるものの、気持ちのどこかで自分自身と比べてしまっていませんか?
子育てであれば自分の子育ての欠落部分を実感したり、メイクやファッションもつい自分と比較してしまうこともあるでしょう。
友人の華やかな投稿にモヤモヤとした気持ちになることもあります。
でもペットはそうではありません。
犬が家族になると、SNSでもつい犬について調べたり、同じ犬種の投稿を探してみたり、愛犬家同士の共通点を見つけ共感したりもあります。
なぜか犬に関する投稿は、どんなに華やかでも盛り上がる内容でもモヤモヤとした気持ちにならずに見ることができると思いませんか。
心の底から可愛いと感じたり、癒されたりで終わることができます。
これまでSNSはなんだか心が乱されると敬遠していたかたも、犬をきっかけに新しい楽しみ方が見つかるのではないでしょうか。
もちろん楽しい話題だけでなく、しつけ病気やお悩みについても愛犬に関する内容ならSNSで気軽に共有することもできます。
こんな楽しみ方を見つけられるのも愛犬家だからこそですね。
毎日の通勤通学の合間に可愛い犬の画像や動画を見るだけで気持ちがほっこりして、前向きになれますね。
休日が楽しみになる
実は全国に愛犬同伴OKな施設が続々と登場しています。
その一例は下記です。
他にも観光地や様々な場所が愛犬連れOKになってきています。
もちろん利用にあたって愛犬にマナーを守らせるべくしつけは欠かせません。
これまで足を運んだことの無かった場所や素通りしていた場所にこれからは愛犬と立ち寄ってみるのもいいですね。
大人になり、仕事を始めるとつい行動範囲が限られてしまいがちです。
でも愛犬と一緒なら初めての場所やまだ立ち寄ったことの無い場所へも気軽に立ち寄ることができるはずです。
愛犬家向けイベントも各地で大小様々開催されています。
犬という共通項があるだけで、ぐっと周囲との距離も縮まりやすくなり、気がつけばとても居心地のいい場所が見つかるのではないでしょうか。
犬がいるだけで、休日がぐっと楽しくなります。
犬のためなら、休日の早起きもまるで苦にならないはずです。
愛犬と飛行機で海外旅行もできます
あまり知られていない方法ですが、愛犬と一緒に飛行機に乗り海外へ旅行へ出かけることもできます。
国内の移動時の飛行機に愛犬を同乗させることができると知っている方は多いでしょう。
実は海外へも諸手続きを済ませると同行できます。
愛犬と過ごせる時間の大きな思い出として海外旅行を計画してみるのも楽しいですね。
なんでも話せる親友ができる
仕事のことや家庭のこと、友人のことなんでも話せる親友はいますか?
大人になるとなんでも話せる相手はぐっと減ってしまいますね。
家族であってもただ愚痴を聞いて欲しいという思いさえ抑え込んでしまうこともあります。
もちろん家族に関する愚痴であれば当然です。
こんな時、傍に愛犬がいてくれるだけで状況は一変します。
愛犬とソファに座り、思い切り愚痴を言ってみてください。
週末はお酒を片手に愛犬と語り合うのもいいですね。
たまにはやけ食いに付き合ってもらい、愛犬に少しだけおすそ分けするのもオススメです。
自分の心の中にあることをそのまま口にするだけです。
でもこのただ口にすることや声に出し思いのままに話してみることは実は意外難しいですよね。
気がつけば自分なりの解決策を見つけることもできるものです。
ただ傍に座っていてくれたり、無邪気な表情を見せてくれる愛犬だからこそ、時には聞き役になってもらうのもいいですね。
犬を相手に話をしたり、悩みを打ち明ける方法は、海外では立派なセラピー活動として様々な場面で実用されています。
相手が犬だからこそ、話す側も遠慮や恥ずかしいという思いも意識することなく、本音ですべてを口にすることができます。
思い切り泣いてもいいでしょう。
気持ちを軽くしたい時、ぜひ愛犬に付き合ってもらいましょう。
新しい友達や人間関係を築ける
犬を通じてできた人間関係はとてもフラットです。
例えばドッグランでは初対面同士で会話をしたり、仲良くなることもあります。
でも相手と名刺交換をしたり、肩書や勤務先、持ち家の有無といった情報を交換することはありません。
相手を呼ぶ時は、犬の名前にパパやママという言葉を付け加え呼び合います。
一見奇妙に見える人間関係ですが、大人になるとこんなフラットな関係性はなかなかないのではないでしょうか。
大人になってからできる人間関係といえば下記です。
どんな関係性に多少の違和感や面倒さが伴います。
たとえ友人といってもその背景には社会的なバックボーンが見え隠れして、時には自分自身と比べて優劣を考えてしまうこともあるでしょう。
こんな貴重な居心地のいい関係性はぜひ大切にしてゆきたいものです。
犬を飼うことでたくさんの良いことが起こります
犬を飼うということは、飼い主として様々な責任を負うということです。
散歩や世話など体力的な負担も生じます。
でも犬がいてくれるからこそ起こる良いことがそれ以上にたくさんあります。
犬を飼い始めたことで気がつくことや実感することもたくさんあるので、今犬を飼うかどうかを迷っている方はぜひ前向きに考えてみてください。