アメリカンピットブルテリア
アメリカンピットブルテリアのまとめページです。
家族のことは大好きですが、初対面の人などにはなかなか懐きにくい面もあります。元々は闘犬であったことを考慮し、小さなお子さんがいる家庭は避けた方が良い犬種です。
英語表記 | American Pit Bull Terrier |
原産国 | アメリカ合衆国 |
平均体重 | 14~36kg |
平均体高 | 46~56cm |
体型 | 中型 |
色の種類 | ホワイト、ブラック、ブリンドルなど |
目次
性格・魅力
アメリカンピットブルテリアは強い服従心があり、飼い主の言うことを聞く賢い犬種です。外見は怖く見えますが、無邪気で明るい性格をしていて家族のことが大好きです。ただ他のどんな動物とも仲良くできるわけではなく、相性が合わないと攻撃的になることもあるので注意が必要でしょう。
警戒心が強く、家族以外の人に懐くには時間がかかるかもしれません。
歴史・起源
アメリカンピットブルテリアはスタッフォードシャーブルテリアやブルドックなどの強い犬から、闘犬のために作り出された犬種です。
18世紀頃ヨーロッパで闘犬として活躍していた犬種が、後にアメリカに渡り改良されてアメリカンピットブルテリアが誕生しました。人に危害を与える可能性があることから、現代ヨーロッパやアメリカの広い地域で飼うことが禁止されています。
外観・お手入れ
被毛は短くぎっしり生えている特徴があります。被毛が短いアメリカンピットブルテリアはトリミングをする必要がありません。ブラッシングも定期的にする必要はなく、お手入れは簡単です。ただブラッシングをして皮膚の状態をいつもチェックしているなら、皮膚炎などの症状がある場合早めに発見することができるでしょう。
固く絞った濡れタオルで体を拭くのも良いですよ。
運動・散歩
アメリカンピットブルテリアは元々は闘犬でスタミナと体力があり、運動量が多い犬種です。
毎日朝晩の2回、それぞれ最低でも1時間は散歩させるのが良いでしょう。他の犬と相性が合わずにケンカになっては大変です。そのためドッグランで他の犬と一緒に遊ばせるのは避けた方が良さそうです。運動不足はストレスになり、問題行動を起こす原因になるので気をつけましょう。
気質
アメリカンピットブルテリアは吠えやすい犬種ではありません。ただ他の人や動物に対して攻撃的になると吠えることがあります。無駄吠えはあまりしませんが、
吠えないよう訓練が必要になります。吠えるのは大抵理由があるので、しっかりと原因を見極めましょう。
寂しい時や不安な時、危険を察知した場合に犬は吠える傾向があります。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
土佐犬よりも強いと言われるアメリカンピットブルテリアは、闘犬として最強の犬種かもしれません。
初心者が飼うには向かず、当然小さいお子さんがいる家庭でも飼うのはすすめられていません。小さい頃からきちんとしつけをすることが大切です。飼い主は責任を持ち、散歩の際もきちんとコントロールして危険な状況を避ける必要があります。
健康・気を付けたい病気
アメリカンピットブルテリアの健康や疾病についてご紹介しています。
皮膚炎
皮膚疾患の一種で、皮膚に炎症が起こる病気です。
症状
炎症や痒みの症状が出ます。痒いので、頻繁に足でかこうとするでしょう。
対策・予防
アメリカンピットブルテリアは皮膚が薄く皮膚疾患にかかりやすい犬種です。シャンプーをして皮膚を清潔な状態に保ちましょう。栄養バランスも大切なので、食生活にも気を配ると良いでしょう。
口蓋裂
先天性の病気で、生まれつき軟口蓋と硬口蓋にかけ穴が開いています。
症状
隙間があるため空気が入り、水を上手に飲めなかったり食べ物が呑み込めない症状があります。
対策・予防
先天性なので予防はできませんが、子犬の時に早期発見できれば治療後の回復も早いようです。特に子犬の時期は食事の様子を観察しましょう。
毛包炎
毛穴の中の毛包に炎症が生じます。
症状
赤い斑点ができたり発疹が生じるようになります。初期に痒みがなくても、悪化すると強い痒みを伴うことがあります。
対策・予防
免疫力の低下で生じることもあるので、運動や栄養バランスを心がけ免疫力をアップさせましょう。シャンプーやブラッシングをして皮膚を清潔に保つことも大切ですね。
アメリカンピットブルテリアと生活している有名人
現在は芸能人の方は確認できず。
まとめ
アメリカンピットブルテリアに関する情報でした。