アラスカンマラミュート
アラスカンマラミュートについてのまとめページです。
協調性があり人間とすぐに打ち解けられます。見た目がシベリアンハスキーに似ているのも特徴です。
英語表記 | Alaskan Malamute |
原産国 | アメリカ合衆国 |
平均体重 | 34~38kg |
平均体高 | 58~63cm |
体型 | 大型 |
色の種類 | ライトグレー、レッド、ブラック、セーブル、ホワイトなど |
目次
性格・魅力
アラスカンマラミュートは穏やかでフレンドリーな性格です。飼い主に忠実で、家族に対する愛情も深く一緒に遊ぶのも大好きです。
元々は犬ぞりを引く犬種として活躍してきたので協調性もあり、他の犬とも仲良くできると言われています。ただ相性が悪いと強く出ることもあります。強調性はありますが、外見が似ているシベリアンハスキーよりは独立心があるようです。
歴史・起源
アラスカンマラミュートの起源についてははっきりしませんが、アラスカのマラミュート族に飼育されてきた犬種です。犬ぞりや狩猟のお供として極寒の地で活躍してきたアラスカンマラミュートは、18世紀にヨーロッパ人に発見された後に数が激減しました。それでもたくましく生き延び、第二次世界大戦中は軍用犬として用いられるなど寒い地を中心に活躍してきました。
外観・お手入れ
定期的なブラッシングがかかせません。毛の生え変わる時期は抜け毛が多くなるでしょう。
定期的にシャンプーをして余分な被毛を除いてあげることが必要です。トリミングについては、短くすると皮膚がダメージを受けることがあります。
素人では適度な長さにするのが難しいので、トリマーにお任せするのが良いでしょう。
運動・散歩
忍耐力があるアラスカンマラミュートは、長距離の散歩が向いています。ゆっくりとした速度でも良いので、長めの時間をかけて散歩してあげましょう。
1日に2回、それぞれ1時間かけるのが良いですね。大型犬なので、室内で飼う場合は広いスペースがあると運動不足にならずにすむでしょう。
寒さに強く暑さに弱いので、熱中症にならないよう炎天下での散歩は避けるのが良いですよ。
気質
アラスカンマラミュートは吠えにくい犬種です。そのため体格はがっしりしていますが、番犬には向かないかもしれませんね。オオカミと似た特徴を持つアラスカンマラミュートは、ごくまれに遠吠えをすることもあるようです。めったにないようですが、不安な時や警戒心からそのような吠え声を発することがあるかもしれません。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
アラスカンマラミュートに限らずどの犬種でも同じですが、しつけは小さい時から始めることが大切です。
上下関係がはっきりしていないと従わない傾向があるので、飼い主が上であることを教えましょう。
暑さに弱いので、暑い地域で飼うのは避けるのが良いでしょう。夏はエアコンをつけっぱなしにしたり、散歩の際は日陰を利用するなどの工夫が必要になりますね。
健康・気を付けたい病気
アラスカンマラミュートの病気や健康についてご紹介しています。
股関節形成不全
大腿骨と骨盤をつなぐ関節に負担がかかり障害が生じます。
症状
座る姿勢が歪んでいたり、歩く時左右に傾くことがあります。
対策・予防
大型犬は股関節に負担がかかりやすいと言われています。体重が増加すると関節への負担が大きくなるので、体重をコントロールしましょう。成長期に過度の運動をさせることも避けます。
白内障
水晶体が白く濁り、視力低下や重症の場合は失明を引き起こします。
症状
目が白濁する症状が現れます。物が見えにくくなるので、何かにぶつかったり不安そうに歩くかもしれません。
対策・予防
きちんと治すには手術をして人工水晶体を入れる必要がありますが、初期段階では点眼液によって進行を遅らせることができます。
胃捻転
胃が捻じれてガスが溜まる病気です。捻じれた胃が周囲の臓器を圧迫すると、血流が悪化しひどい場合は死に至ることもあります。
症状
お腹が膨れたり、食欲不振などがあります。
対策・予防
食後の激しい運動は避けます。一度にたくさん食べると胃捻転になりやすいので、食事の量はきちんと制限し、一度に多くを与えないようにしましょう。
アラスカンマラミュートと生活している有名人
現在は芸能人の方は確認できず。
まとめ
アラスカンマラミュートに関する情報でした。