イングリッシュコッカースパニエル
イングリッシュコッカースパニエルについてのまとめページです。
元々は猟犬として活躍していた犬種で明るく活発なのが特徴です。すぐに仲良くなれるので飼いやすいです。
英語表記 | English Cocker Spaniel |
原産国 | イギリス |
平均体重 | 13~15kg |
平均体高 | 38~41cm |
体型 | 中型 |
色の種類 | レッド、ブラック、ゴールド、チョコレート、ブルー、ブラックタンなど |
目次
性格・魅力
イングリッシュコッカースパニエルは陽気で明るく、人懐っこい性格です。活発に遊ぶのが大好きで、家族に対する深い愛情も持っています。感受性が強く飼い主の気持ちにも敏感な賢い犬種ですね。寂しがりやなので一人にされるのを嫌う傾向があります。
平和的で他の動物とも仲良くできるので、他のペットとも一緒に飼いやすいでしょう。
歴史・起源
イングリッシュコッカースパニエルは西暦10世紀頃、イギリスにはすでにスペインから渡ってきたスパニエルが猟犬として活躍していました。イングリッシュコッカースパニエルは、そんな数多くいるスパニエルから枝分かれしたと言われています。狩猟では主に鳥猟で用いられていました。後にアメリカに渡った、アメリカンコッカースパニエルの先祖にあたります。
外観・お手入れ
毎日定期的にブラッシングをする必要があります。
被毛も長いので、2週間に1度はトリミングをすると良いですね。換毛期には抜け毛が多くなるので、シャンプーする時は余分な被毛を丁寧に取り除きましょう。
運動・散歩
元々猟犬であったイングリッシュコッカースパニエルは、十分な運動を必要とする犬種です。ドッグランで走らせるのも良いですね。
散歩は毎日朝と夕の2回、1時間ずつかけてしてあげましょう。暑さに弱いため、炎天下での散歩や運動は避けてください。夏場は日陰を利用したり、夕方の涼しい時間帯に散歩するのが良いですね。
気質
吠えるときは寂しくて家族の注意を引きたいからかもしれません。危険や不安を感じて吠えることもあります。なぜ吠えるのか原因を見極めるなら、しつけにより静かにさせることができるでしょう。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
イングリッシュコッカースパニエルは賢く学習能力も高いので、訓練がしやすい犬種でしょう。ほとんどの犬は上下関係をきちんと理解して服従します。そのためしつけは、飼い主が上であることを分からせてから行う必要がありますね。
イングリッシュコッカースパニエルは食欲が旺盛なので、体重が増加しないように食事量は適度にコントロールすると良いでしょう。
健康・気を付けたい病気
イングリッシュコッカースパニエルの健康や疾患についてご紹介しています。
外耳炎
耳の中の外耳道に炎症が起こる病気になります。
症状
耳垢が匂ったり、ベタベタする症状が現れます。痒みがあるので頭をよく振るかもしれません。
対策・予防
垂れ耳なので外耳炎を発症しやすいでしょう。定期的な耳ケアで異常がないかを観察します。ダニが原因となることもあるので、その場合は洗浄剤で耳を清潔にし、抗ダニ薬を塗布します。
突発性てんかん
神経細胞で発せられる異常な信号により、体をコントロールすることができずにけいれんを起こします。
症状
口から泡を吹く、よだれを垂らす、失禁などの症状が現れます。
対策・予防
原因が不明のものや、遺伝によるものが多いので予防は難しいでしょう。抗てんかん薬を投与し症状を緩和する治療が行われるかもしれません。
角膜炎
目の角膜に炎症が生じる病気です。
症状
涙目になったり、まばたきの回数が増える。激しい痛みを伴うこともあります。目を頻繁に擦ろうとしているなら角膜炎の可能性があります。
対策・予防
砂ぼこりやシャンプーなどが目に入り、角膜を傷つけることが原因になることがあります。目ヤニを取って目を清潔にしたり、点眼することでも予防できるでしょう。
イングリッシュコッカースパニエルと生活している有名人
高橋克典 | 陣内孝則 |
青島健太 |
まとめ
イングリッシュコッカースパニエルに関する情報でした。