あなたのペット保険は本当に大丈夫ですか?
あなたの愛犬にペット保険はかけていますか?
またその保険は適切な条件ですか?
意外と犬の保険は種類がたくさんあるんです。
もしかしてこのページを見たことによって価値観が変わるかもしれません。
ここでは愛犬のペット保険について最低限知っておきたい事をまとめました。
目次
なぜペット保険が必要?
ペットに保険をかける必要があるのか、ペットを飼っている方は万が一の病気やケガのことを考えて悩むかもしれません。
中には、保険に入らない分貯金をしていた方が節約になると思う方もいるでしょう。
それでもペット保険に入ることにはメリットがありますし、愛犬のことを考えると入る必要があるとも言えます。
犬の治療費用は高い
動物病院は治療費用が高いというイメージがあるかもしれません。
ペットの治療は保険がきかないので、ちょっと風邪をひいて診てもらいたいときでも病院に行くのを躊躇してしまうでしょう。
とはいえ重い病気となれば放っておくわけにもいきません。
犬は股関節や目の病気、心臓病やガンにかかることも多いので、放っておくなら命に関わることもあるでしょう。
そうした場合動物病院へ連れて行ったものの、いざ診てもらうと高額な医療費がかかってびっくりすることがあるかもしれません。
検査や薬の投与だけでも高額な治療費になるため、入院や手術となるととても払えないと思う方もいるでしょう。
そうはいっても、お金がかかるので治療してあげられないというのはあまりに悲しいことです。
愛犬のことを考えるなら、いざという時に備えて安心できる保険に入っておきたいものです。
公的な機関がなく自己負担
動物病院は人間がかかる病院とは違い、公的な健康保険制度のようなものがありません。
人間であれば自己負担するのは医療費の3割で済みますが、動物の場合は全額が自己負担です。
そのため一度病院へ行くだけでかなり費用がかかってしまうのが現実です。
しかしペット保険に入っているなら、治療費の一部もしくは全額を保険会社に補償してもらうことができます。
入院や手術のような高額な医療費が必要になる場合、ペット保険に加入しているなら経済的な負担をかなり減らすことができるでしょう。
ペットはジュニア期からシニア期まで生涯を通じて医療を必要とします。
子犬の頃は骨折などのケガをしやすいですし、老犬になると病気にかかりやすくなります。
そのため、いつでも安心して医療を受けさせるためにもペット保険は必要なのです。
手術の際に有用である
ペット保険の種類はさまざまですが、手術や入院すべてを対象にした保険もあります。
通院のみを対象にした保険よりは保険料が高いですが、いざ手術が必要になったときには安心です。
白内障や緑内障は犬が加齢と共にかかりやすくなる病気で、手術が必要になることもあります。
心臓病の場合はより複雑な手術が行われることでしょう。
開心術を行うならそれだけ手術費用も高くなります。
さらに忘れてはならないのが術後の経過観察にかかる医療費です。
風邪やケガの場合は一度だけの通院で済むかもしれませんが、大きな手術をした後は経過観察のため何度も通院する必要があります。
手術や入院すべてをカバーしたペット保険ですと、術後の投薬や診察の医療費まで補償してもらえるので、安心してペットのケアをすることができるでしょう。
回復に専念できるというメリットがあるのです。
どんな時にペット保険に入っておかないと困る?
我が家のペットは若いし元気だからペット保険は必要ない、と思っていませんか?
しかしどんなに健康なペットでも、ケガや病気など予期しない事態が生じるかもしれません。
ペット保険に入っておけば良かったと後悔しないために、ペットが元気なうちから保険に入ることを考えるようおすすめします。
思わぬケガや事故
子犬は好奇心が旺盛で活発に動き回るのが大好きです。
外ではもちろん家の中でもじっとしていないことが多いでしょう。
実のところ、犬がケガをしやすいのは外よりも家の中かもしれません。
最近では床がフローリングの家が多いため、昔に比べて犬が足を滑らせてしまうという事故が増えています。
ひどい場合には骨折することがあり、病院で診てもらうことが必要になります。
こうした思いがけないハプニングに遭ったときペット保険に入っていないと医療費が高くつき、かなりダメージを受けてしまいます。
よそのワンちゃんと遊んでいて思わぬケガをすることもよくあることです。
突然の病気
人間と同じで、ペットも年を取ると体のあちこちに不調をきたすようになります。
心臓病やガンなどの病気にかかる犬も多く、長期の治療や入院を必要とするかもしれません。
治療費は人間以上にかかることがあるので、ペット保険に入っていないと高額の費用を負担することになるでしょう。
保険に入っていないがために十分な治療を受けさせてあげられないということが生じるかもしれません。
若い犬でも生活習慣の影響により、アレルギーや糖尿病にかかることがあります。
ペット保険に入っているなら、愛犬の元気がないときにはすぐに動物病院に連れて行ってあげることができます。
予防接種を受けるとき
犬は年に一度、狂犬病予防接種を受けなければいけないことになっています。
その他混合ワクチン摂取など、病気を予防するために受けるワクチン注射があります。
予防接種は一度受けたら終わりではなく定期的に受ける必要があるので、全部合わせるとかなりの出費になってしまいます。
ペット保険はワクチンなどの予防接種を対象にしていないものが多いですが、中には予防接種を補助しているものがあります。
愛犬のために定期的に必要な予防接種をしてあげたいという方は、こうした補助があるとかなり助かるでしょう。
病気予防のために必要な医療を受けさせてあげることができます。
避妊手術をするとき
飼い犬が子犬を産んでも一緒には飼っていけないため、避妊手術を考えることがあるかもしれません。
飼い主が面倒を見きれないという理由で子犬が捨てられるというのは実に可哀想なことです。
前もって対策をしておけば難しい問題を回避することができるでしょう。
しかし手術費用は決して安くはないので、ペット保険に入っていないと手術を受けさせようか迷ってしまうかもしれません。
避妊手術は適用外になっているペット保険もありますが、よく選べば避妊手術の割引制度がある保険を見つけることもできます。
ペットが安心して暮らせる環境をサポートしてもらえるでしょう。
ペット保険の補償内容
ペット保険にはさまざまなタイプのものがあります。
保険会社によってオプション制度があるなどカバーしてくれる対象が異なるので、保険に加入する前には補償内容をしっかりチェックしておきましょう。
とはいえペット保険の補償内容は通常、通院と入院、手術の3つに分けられます。
通院
ケガや風邪、体調不良などで動物病院にかかる場合、治療費用をペット保険で補償してもらえます。
特に大きな病気をしていないのであれば、入院や手術よりも通院することの方がはるかに多いでしょう。
突発的なケガや病気で、急に動物病院にお世話になるということも生じるかもしれません。
ペット保険にはいっていれば、人間の医療費と同じように自己負担額が軽減されます。
診察費や薬の費用の一部を保険会社が負担してくれることになるので、経済的な負担もかなり軽減されるでしょう。
ただし保険会社によっては、ワクチンなどの予防接種が補償の対象になっていないこともあるので注意が必要です。
通院は入院や手術と比べると医療費はそれほど高くはないので、保険料を抑えるために通院をカバーしていない保険を選ぶこともできます。
入院
ペットが病気になって長期の治療が行われる場合、入院が必要になるかもしれません。
入院費は高いのでペット保険で補償してもらえるなら安心です。
とはいえ保険の種類によって、どのように補償してもらえるのかは多少異なります。
回数に関係なく実際に入院した日数をカウントして補償してもらえるものと、入院の回数をカウントして補償するタイプに分かれています。
日数がカウントされるものは何回入院しても補償がありますが、日数の限度が決まっているためそれを超えた分は対象外になります。
入院の回数がカウントされるものは、どれだけ長く入院しても回数の限度を超えない限り補償してもらえます。
ただしその場合も上限は決まっているので、1回の入院の限度額を超えた分は自分で負担しなくてはなりません。
それぞれのメリットとデメリットを比較して決めることができます。
手術
手術のみを補償するタイプと、手術に伴う入院も一緒に補償するタイプの保険があります。
手術費は何十万とかかることがあるので、ペット保険に入っているならいざ手術が必要になったときに助かるでしょう。
難しい手術には医療費の高い高度医療が必要になりますが、保険の補償があればそうした医療を選択することもできます。
また補償内容には、一回あたりの支払い金額が決まっているものと年間のトータルで限度額が決められているものがあります。
限度額が高いものであればあるほど、高度な医療を受けさせることができるでしょう。
しかし手術といっても、避妊や去勢手術は補償の適用外になっていることが多いでしょう。
避妊や去勢手術もカバーしてほしいなら、そうした手術も補償しているプランを選びましょう。
犬用の保険を選ぶときのポイント
数々のペット保険がある中で、保険料がお得でサービスが行き届いたそんな保険会社を選びたいですね。
愛犬が安心して医療を受けられるようにするために保険選びはとても大切です。
犬用の保険を選ぶ際にはどんなポイントを押さえておいたらよいのでしょうか。
保険料の割引があるか
人間の保険会社と同様、保険料の割引をしてくれる会社もあります。
例えば、一定期間内に保険を使わなければ翌年度の保険料が割引になるものがあります。
掛け捨てにはならないのでお得感があるでしょう。
さらに、インターネットで申し込むと割引になったり、複数のペットが同時に加入することで保険料が割引されることがあります。
活用するとお得になるのでチェックしてみるとよいでしょう。
便利な窓口清算
ペット保険は動物病院の窓口で医療費を払い、その後請求したお金を返還してもらうというのが一般的です。
その場合、後でお金が返ってくるにしても一時的に高額な医療費を払わなければなりません。
保険会社が提供しているサービスの中には、動物病院の窓口で保険を適用し清算してくれるというものもあります。
その後の面倒な手続きは不要なのでありがたいサービスです。
保険会社のサービス内容をチェックしてみましょう。
愛犬に合った補償内容
一般に保険金は支払限度額が定められています。
一度の入院や手術に対して受け取れる保険金には限度があります。
中には年間トータルで補償してもらえる制度もあるので、保険会社がどんな制度を設けているのか確認しましょう。
愛犬が老犬で病気になりやすいか、普段から通院が多いかなどさまざまな要素を考えて、愛犬に合った最もお得なプランを選ぶことをおすすめします。
保険が適用される診療内容は?
最近では、予防接種や避妊手術を保険の適用内として扱う保険会社もあります。
しかし適用外にしている保険会社も多くあるので、もし予防接種や避妊手術の補償を希望するなら事前に確認することが必要です。
さらに保険の種類によっては、脱臼や歯周病などの治療、アレルギー検査などは対象外になっている場合もあります。
どの診療内容に保険が適用されるのか知っておく必要があります。
大型犬でも安心か
大型犬がペット保険に入る場合、通常よりも保険料が高くなることがあります。
大型犬は小型犬に比べて必要とする薬の量も多いですし、手術する場合は比較的大がかりになってしまうからです。
しかし保険会社によっては、犬種の区別をせずに事故率に基づき保険料を定めているところもあります。
大型犬を飼っている方は、保険料を一律にしている保険会社を探してみることができるでしょう。
更新可能年齢は?
保険に加入できる年齢に上限があるとしたら、愛犬が年を取った場合保険を更新できないことになります。
ペットの生涯を保障する保険を選ぶと安心ですので、更新可能年齢の上限がない保険を選ぶと良いでしょう。
現代では、医療の進歩や栄養バランスの良いドックフードの普及により、犬の平均寿命も延びています。
高齢になった愛犬がいつまでも充実した医療を受けられるよう、終身の保険を選ぶなら安心です。