犬にトマトジュースを飲ませても大丈夫?
トマトから作ったトマトジュースは愛犬に飲ませても大丈夫なのか?
夏の太陽をたくさん浴び、真っ赤に熟したトマトは美味しいですね。
ここでは愛犬にトマトジュースを飲ませる前に知っておく知識についてお伝え致します。
目次
トマトジュースは飲ませても大丈夫?
結論からお伝えすれば、犬はトマトジュースを飲んでも大丈夫です。
一般的に加工されたトマトジュースは食塩を加えたものも売られています。
あくまで完熟したトマトを自宅でジュースにした場合に限ります。
トマトはどのように与えるか
愛犬にトマトジュースを与える場合には、いくつか注意が必要です。
緑色(完熟してない)また葉っぱや茎はダメ
葉っぱや茎・花にも毒性成分が含まれるのでNG。
これは確実に守りましょう。
下痢やアレルギーに注意
与えすぎると下痢をしてしまう可能性があるので量に気をつけましょう。
そして個体差はありますがアレルギーを持っている子もいます。
まずはほんの少し舐めさせてみるなどで様子を見てください。
舐めた後に様子がおかしい時には、即獣医師に相談・診察を受けて下さい。
※アレルギー症状に関する詳細ぺージはこちらに掲載しています。
野菜スープに活用するのもおすすめ
私は愛犬にときどき野菜スープを作って食べさせています。
その野菜スープのスープにトマトジュースを少し足して与えていました。
食事やスープにもトマトを少し入れるのも良いと思います。
愛犬への影響や効果
体に良い効果が多く期待できるトマトジュースですが、意外に野菜好きな犬は多いようです。
青い未熟なトマトの実、そして茎やヘタ等に多く含まれています。
そのアルカロイド・トマチンに気をつければ、犬の身体に良い成分も含まれています。
適量を与えて身体に良い効果を期待できるでしょう。
ガン予防にも役立つ
トマトに含まれているリコピンにはガン予防効果もあります。
ガン細胞にとっての最高な環境が活性酸素が溜まった所と言われています。
リコピンは、その活性酸素へ直接働きかけるのでガン予防にもつながるのです。
現代は犬も長寿になりましたが、健康で長生きしてもらいたいですね。
上手に愛犬の食生活に取り入れてあげて下さい。
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トマトに含まれる成分と影響
基礎知識としてトマトジュースの主な成分についてご紹介します。
リコピン
何といっても大切な栄養素「リコピン」が多く含まれています。
トマトの赤い色はリコピンという成分の色です。
リコピンは熱に強く、すぐれた抗酸化作用を持っています。
また抗酸化作用は、βカロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上と言われています。
ビタミンC
ビタミンCには抗酸化作用があります。
またコラーゲンを体の中で作る際に欠かす事のできない栄養素。
体の細胞を繋ぎ合わせて丈夫な骨を生成する働きがあります。
さらに以下の効果も期待できます。
カリウム
カリウムにはナトリウムと共に細胞の浸透圧を維持・調整する働きがあります。
また取りすぎたナトリウムの排出を促す作用があるので、血圧上昇を抑制、老廃物の排出を促すという作用もあります。
そして体に溜まった不要な水分を外に排出してくれるのでむくみ防止にもつながります。
トマトジュースの犬の関係まとめ
食生活に上手く取り入れて、美味しく健康な身体づくりをしましょう。