ドッグフード添加物が与える犬への影響
ドッグフードの安全性への関心が高まる昨今で、同時に添加物の危険性に関する話題も増えています。
ここではドッグフード添加物が与える犬への影響についてまとめました。
目次
急速に広まったドッグフード食の悪影響
ドッグフードを食べる習慣が定着したのは、まだ20年程です。
それまでの犬の食事は飼い主の食事のあまり物を分けてもらう事が当たり前とされていたので、人間側が意識せずとも食材や添加物の量は一定の安全基準が保たれていました。
しかし、ペットブームが起き、法律で明確な安全基準が定められていないままにドッグフード市場が拡大。
添加物は、品質、嗜好性、保存期間、見た目を重視し配合されていて、犬への安全性は後回しになる事が多く、中には人間への発癌性が認められているものも多々あります。
しかし犬への使用が法律で決められていない事、犬の発癌性に関する明確なデータが公表されていない事から暗黙のルールとされ使用が継続されています。
添加物が引き起こした愛犬の癌
ドッグフードに含まれている添加物が犬にもたらした最大の影響は、癌の発症です。
いまでは犬も人間とほぼ同じ部位で癌を発症するようになっています。
中にはまだ若い時期に発症するケースもあります。
犬の癌の発症は10年前から目立つように
犬の癌の発症が目立つようになったのは10年程前からです。
この時間差を無関係な証拠と捉えてはいけません。
ドッグフードが普及し始めた当初は利益が優先されて、犬に癌が発症する事、添加物が危険な事を誰もが意識していませんでした。
多少の危険を含んでも添加物を加える事で嗜好性や外見がよくなる事を優先したのです。
その為、ドッグフードの普及と癌の発症には時間差が生じました。
危険なドッグフード添加物の存在
癌の発症が目立つようになった事で添加物の危険性が注目され、より安全で安心なドッグフードの開発に取り組むメーカーも増えていますが、まだまだ危険な添加物が完全に払拭されてはいません。
危険な添加物として特定の名前があがり、飼い主が不買の姿勢を見せると今度は別の添加物が代替品として配合されるからです。
添加物と犬の癌、健康被害の関係性は明白です。
決して安易に考えずに犬の食事をしてあげる事が必要です。
添加物が原因で起こる愛犬の口内トラブル
添加物がもたらした犬の健康への弊害に口内トラブルがあります。
最近では犬にも歯磨きをする事が推奨され、歯磨き関連の商品も多数発売されています。
歯の表面に蓄積された歯垢や歯石は、虫歯、口内炎、歯槽膿漏、口臭などのトラブルを起こします。
処置をせずに放置すると症状は悪化の一途をたどります。
犬は本来の食性にあった生活をしていれば、人間のような歯磨きが必要になりません。
実は犬は非常に唾液が多く、自分の唾液で歯の表面に残った食べかすや、汚れを洗い流す事が出来ます。
人口添加物は唾液では歯から落ちきらない
しかし缶詰などの練り製品には製品を成形する為に粘着性の高い添加物が配合されていたり、ドライフードには保存料や着色料も配合されている事もあります。
残留した成分にさらに食べかすが付着し、歯垢や歯石へと変化します。
この悪循環を解消するためには、余分な添加物の接取を極力控える事が望ましいでしょう。
口内トラブルの治療や抜歯には相当な期間と費用を要します。
当然完治する為には食生活の根本的な見直しが必要になります。
若く、健康でまだ歯が綺麗なうちから、食事の品質、内容には十分に配慮してあげましょう。
ドッグフード添加物の犬への影響まとめ
添加物は製品にする販売側から見ると便利で、手軽でそして安いとドッグフードはいいことづくめのアイテムとして称賛され、今では犬を飼ううえで欠かせない存在と言えます。
しかしそのドッグフードが原因で大切な愛犬が癌や生活習慣病、歯垢トラブルを起こすという事が明白である以上、どの製品、どのような食事をさせるかは飼い主の重要な課題と言えるでしょう。
愛犬にとって添加物は良い影響はまったくありません。
きちんとしたドッグフードの知識を身に付け、安全、安心な食事を選んであげましょう。
ドッグフードをしっかり考えるようになった要因からモグワンにした決め手まで詳しくご紹介。