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肉類メインのドッグフードの特徴

肉類メインのドッグフードの知っておくべき健康と特徴

肉成分がメインのドッグフードはやっぱり愛犬に人気。

長年に渡ってドッグフードの原材料は「安価な穀類」が当然とされていました。

これまで数十年に渡り市販されているドッグフードの大半は、トウモロコシや大豆といった穀類から人間の可食部位を取り除いた部分を粉砕した物を原材料として配合されてきました。

生産時に粉砕した穀物はアレルギーなど様々な不調をもたらす事が明確。

愛犬の食事を「より安全、安心に」「犬本来の食性に基づいたもの」に改善しよう。

しかし最近、海外製品を中心に肉をメインに配合した高品質なドッグフードが増えています。

健康への取り組みの中で、肉類をメインに配合した製品が誕生しました。

当ページでは肉成分がメインのドッグフード・愛犬の食事についてまとめました。

この記事でわかること

  • 肉類の配合比率は通常と比べて30~50%と高め
  • 内臓機能に余計な負担を掛けない
  • 健康不良を回避しやすい
  • 便が固くなりにくい
  • コストも通常とそこまで変わらない

肉類メインのドッグフードが与える愛犬へのメリット

肉類メインのドッグフードのメリット

肉類メインのドッグフードの最大のメリットは、高い栄養価と犬本来の食性に合致していること。

その他にもメリットはさまざまあります。

内臓機能に余計な負担を掛けずに済む
様々な健康不良を回避する事が出来る
便が固くなりにくい
コストもそこまで変わらない

詳しく掘り下げていきましょう。

肉類の配合比率が高い

肉類メインのドッグフードの特徴

これまで国内では「プレミアムドッグフード」と呼ばれ、

有名ペットショップで大々的に取り扱いがされてきた製品は、肉類の配合比率が15~18%ほどでした。

ペットブームが巻き起こった当時のフードの品質に対して、主成分以外の残りは穀物で補われていました。

しかし最近は新たな製法も確立。

穀物を配合しなくても粒を凝固させる事が出来るようになりました。

肉類の配合比率を30~50%と驚くほど高比率にもした製品も誕生しています。

肉類の配合比率
従来のプレミアムドッグフード15~18%
肉類メインのフード30~50%

なかには肉類と野菜だけで製造されて製品もあります。

プレミアムドッグフードについては詳しく別ページにて解説中です。

プレミアムドッグフードとは?

プレミアムドッグフードとは?普通とは何が違うの?

成分が良く内臓への負担が少ない

愛犬の内臓は穀物を一から消化吸収するような構造が整っていません。

内臓機能には負担がかかり、未消化のまま排泄されます。

内臓機能の負担は長年続ける事で、次第に愛犬に負担をかけシニア期を迎えるころには内臓機能は疲れ切ってしまった状態になります。

この負担の軽減という意味では、本来犬がスムーズに消化吸収出来る肉をメインに配合したドッグフードはとても体に優しい食事といえるでしょう。

またアレルギー対応用に単一種の動物性タンパク質に限定した製品が多くあります。

持病がある場合も安心して与える事が出来ます。

肉類メインは愛犬の便が固くなりにくい

国内ドックフードには穀類が入っている事が多く、通りすぎる過程で腸内の宿便から水分を吸収し、便が排泄される時に便を硬く凝固させます

しかし肉類メインのドッグフードは、この水分吸収の役目を果たす成分の量が少ないので便がやわらかい状態で排出されます。

この変化は、愛犬の健康状態が改善され、体質改善が進んでいる過程であると考えて問題はありません。

健康な犬の便は柔らかく、バナナのように一本につながった形状をしているのです。

コストもあまり変わらない

肉類をメインに配合するという事は、原材料コストが高騰し高額な設定になります。

でもドッグフードの価格を30日間、一日2食で換算してみると意外にも一食あたりは数百円程。

もちろんメーカーによって価格設定は違いますが、一般的にそこまで大きなコストの違いがないことが多い現状です。

 

ドッグフードを与え始める時について

ドッグフードを与え始める時について

肉類をメインとするドッグフードを与える場合、与え始めてから数日間は下痢や軟便の症状を起こす事があります。

体調によっては病的でないまでも軟便が続く、便の量が増えたという変化も見られます。

便秘や軟便が数日で収まる場合は、一過性の症状であり問題はないでしょう。

フードの与え方・切り替え方はこちらのぺージも参考にしてください。

愛犬にストレスを与えないドッグフードの切り替え方

 

肉類メインのドッグフードまとめ

肉類メインのドッグフードまとめ

愛犬の健康や小型犬の偏食やアレルギー対策と考えてドッグフードを選ぶ時は、ぜひ肉をメインに配合した製品を選んであげましょう。

犬本来の性質に合って内臓機能に負担をかけずに、健康状態を維持しやすい傾向にあります。

若く健康なうちから内臓機能に負担を掛けずに生活が出来ていれば、将来きっと愛犬の健康に結果が反映されるでしょう。

本来犬がスムーズに消化吸収出来る肉をメインに配合したドッグフードは、とても体に優しい食事といえるでしょう。

ドッグフードの主成分の他分類については、別ページにて詳しく掲載しています。

魚類メインのドッグフードの特徴

穀物メインのドッグフードの特徴

モグワンドッグフード

ドッグフードの選択で悩んでいる方は参考になると思います。
犬本来の特性に合わせた愛犬のために作られたドッグフード。
モグワンのドッグフードに決めた理由

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大谷幸代 (愛玩動物飼養管理士・メディカルトリマーetc)

大谷幸代 (愛玩動物飼養管理士・メディカルトリマーetc)

【愛玩動物飼養管理士・青山ケンネルスクール認定A級トリマー・メディカルトリマー・ホリスティックケアアドバイザー・神奈川県動物取扱業訓練 取得済】

大学在学中にイギリスへドッグトレーニングの勉強の為、短期留学。国内最大手のペット関連企業において、生体販売、トリマー、トレーナー、新規事業開発、成田空港内ペットホテル開業に伴うプロジェクトリーダーとして参加、ペット関連用品の開発、雑誌等へコラム執筆など、ペットに関するあらゆる分野を経験。

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