1. TOP
  2. 栄養
  3. 穀物メインのドックフードの特徴
スポンサーリンク

穀物メインのドックフードの特徴

栄養 この記事は約 6 分で読めます。

犬は本来肉食性の動物です。
ドッグフードのパッケージに牛肉使用、ラム100%、チキンフレーバーと言った表記がされていると、当然のことながら肉そのものが配合されていると考えるでしょう。

しかし実際には肉が一切配合されていない製品や肉より他の原材料の方が多く配合されている製品も多々あります。

ドッグフードでもっとも一般的な手法「穀物メイン」について基本的な知識を身に付けておきましょう。

犬ラブYouTubeチャンネル

穀物メインのドッグフードとは

ドッグフードに使用される穀物に様々な意見が飛び交う中で、最近穀物物不使用(グレインフリー)という高品質な製品も誕生しました。

このような新たな取組みの背景には、犬が家族同然の存在となり健康志向が高まった事、ドッグフードに配合される穀物が様々な健康被害をもたらす事が明らかになったからです。

穀物メインはどんな製品なのか?

穀物メインのドッグフードとは、トウモロコシや大豆、小麦などの穀類から人間の可食部位を取り除いた部分を粉砕し、ドッグフードの原材料として配合している製品を意味します。

具体的にトウモロコシであれば、黄色い実の部分は人間の食品として加工されます。
その後残った芯や皮、茎、葉の部分を粉砕し、凝固させた物がドッグフードの原材料になります。

同様に大豆は人間用食品を加工する途中で生じる搾りかすや小麦の茎なども活用されます。
これらの穀物には当然の事ながら、良質な栄養素は配合されていません

犬が喜ぶ風味もまるでありません

これらの素材は牛や豚など家畜の飼料として使用されます。

この素材に、人間の食肉を加工する過程で生じる動物の内臓や皮、骨、脂肪などの部位を混ぜ合わせ加工した製品が穀物メインのドッグフードとして製品化されます。

特に動物の脂肪分は強い嗜好性を生み出すので、多用されます。

多様な穀物メインのドッグフード

穀類メインのドッグフードには、いくつかの種類があります。

1,肉や魚などを一切配合しないもの
2,穀類の配合率が最も高いものの、微量の肉や魚を配合しているもの
3,原材料表示の先頭項目な肉でも、実際には複数種の穀物を組み合わせ配合しているもの

 

などです。

 

肉や魚などを一切配合しないもの

1,は主に量販店を中心に販売され、10kg、20kgという大袋サイズで発売されています。
価格は2000円以内と非常に安価です。

パッケージに記載されている原材料表示には、トウモロコシや大豆などの穀類が列記され、肉の表記はありません。

このような商品は家畜の飼料として代用される事もあり、犬の食事としては十分な栄養素は配合されているとは言いかねます

穀類の配合率が最も高いものの、微量の肉や魚を配合しているもの

2,はトウモロコシや大豆などの穀物が原材料の大半をしめてはいるものの、若干の動物性タンパク質を配合している製品です。

しかし原材料表示に牛や豚、ラムと書かれていた場合、必ずしも肉の部位とは断定できません。
牛、ビーフ100%という表記の意味するものは、内臓も骨も皮もすべて牛だという事です。

また99%が穀物で、1%の動物性タンパク質を配合した製品であっても、原材料表記に肉を明記出来ます。
原材料表示をしっかりと確認し、肉が含まれているのか、それとも肉の代用品で製造されているのかを確認しておきましょう。

実際には複数種の穀物を組み合わせ配合しているもの

3,はドッグフードの原材料表示に関する法律を逆手にとった手法で、最近この手法が増えています。
ドッグフードの安全性に対する意識が高まり、安価なだけでは製品が売れなくなっているからです。

穀物を配合しなければ、肉の配合比率が増え当然原材料コストは高騰します。
それでは安価な製品は出来ません。

その為、原材料表示の先頭はラムやチキンといった肉の名称を表記します。
その後にトウモロコシや大豆を記載します。

配合比率の多い順に原材表記欄を記載する取り決め

法律では原材表記欄の記載順は配合比率の多い順に記載するという決まりがあります。

例えばラムが5%の配合率で、トウモロコシが4.9%、大豆が4.8%という順に配合量を調整した場合、先頭項目は肉ですが、すべての種類の穀類の配合量を合計した場合はるかに肉の配合量を上回ります。

一見、肉が主原料かと勘違いしてしまう方もいるでしょう。
このように穀物メインのドッグフードは飼い主がしっかりと基本的な知識、見分け方を身に付けていかなければ判断が難しい製品も多々あります。

ドッグフードに穀物を使用する理由

ドッグフードに配合される穀物はハンバーグを作る時のつなぎと同じ役割をしてくれるので、内臓などの副産物を加熱し、成型する段階で粒のサイズの均一に保ち、凝固させます。

海外からの輸送時の衝撃にも耐え、粒がくだける事無く飼い主の元へ届ける事が出来ます。
もちろん肉に比べ原材料コストが数段と安価に済むので、製造コストを下げる役割も果たしています。

トウモロコシが主に使用されるようになった理由は、他の穀類の比べ芯や皮などの廃棄部位が多いからです。
ドッグフードの先進国であるアメリカでトウモロコシの生産量が多く、廃棄部位を安価に入手できたことも理由の一つです。

まとめ

穀類を主原料としたドッグフードは、主に国内メーカーの製品に多く見られます。
犬は本来肉食性の動物なので、健康上穀類メインのドッグフードもたらすメリットはありません

愛犬の食事は一体どのような材料で出来ているのか、ぜひ一度確認してあげましょう。

スポンサーリンク

\ SNSでシェアしよう! /

犬と幸せに暮らすための情報サイト【犬ラブ】の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

犬と幸せに暮らすための情報サイト【犬ラブ】の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!
犬ラブYouTubeチャンネル

この人が書いた記事

  • 魚類メインのドッグフードの特徴

  • セミモイストタイプの特徴

  • ウエットタイプの特徴

  • ドックフードの切り替え方

関連記事

  • セミモイストタイプの特徴

  • ドックフードの保存の正しい行い方

  • プレミアムドックフードっていったい何?

  • 犬が噛まずにドックフードを食べてしまう主な原因と対策

  • ドックフード涙やけしてしまう主な食事要因と対策

  • 複数のドックフードをローテーション制にして大丈夫?