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ドッグフードを選ぶ前に知っておく内容をまとめました

栄養・ドッグフード
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ドッグフードの知っておくべき内容

ドックフードは犬の一生を大きく左右します。
犬の食事は人間とは違い、ほぼ100%飼い主さんが与えるからです。

愛犬の一生は飼い主さんから与えたものだけを食べるんです。
まずはこの事実を再確認しましょう。

犬種によってはかかりやすい疾患や症状がある
年齢も考えずに食事を与えているのは危険

病気を発症してしまってからは遅いです。

ドックフードの対する意識を変えて、現在与えているものを再確認してください。

もし愛犬にとって良くない種類だった場合は、もう一度考え直しましょう。

我が家のドッグフード

我が家ではドッグフードを真剣に考えて、最終的にモグワンに行きつきました。

→モグワンに行きついた経緯&レビュー書きました

 

なぜドックフードが大事か?

ドッグフードはなぜ大事?

大切な愛犬のためにドックフードを上手に選ぶことはとても大切です。

中には安全性が疑問視される安価なドックフードもあるため、安いというだけで購入すると健康に悪影響を及ぼすことがあります。

品質の良くないドックフードを食べ続けていると、疾患や生活習慣病につながることもあるでしょう。

ドックフードの安全性を再認識しよう

スーパーで売られている安価なドックフードの中には、とても想像できないような原材料を使用しているものがあるかもしれません。

ドックフードの主原料は肉ですが、肉骨粉加工業者によりリサイクルされた死んだ動物の肉が使われているかもしれないのです。

それも自然死ではなく、病気や障害で死んだ動物、交通事故死した動物が使われている可能性があります。
粗悪なペットフードによりペットが健康被害を被ったという例はこれまでにも発生しています

良くない成分は疾患を引き起こす要因の一つに

近年では犬の癌や心臓病、アレルギーなどの疾患が増えています。

さまざまな原因が関係していますが、もしかすると普段食べているドックフードが原因になっているのかもしれません。
化学物質が配合されたものをいつも食べていると癌になりやすくなります。

また動物性タンパク質を十分に摂取しないと心臓病になりやすくなります
栄養バランスが取れていないドックフードを食べているなら、免疫機能が低下し病気にかかりやすくなるでしょう。

安いドッグフードと身体への危険性についてはこちらに詳しく掲載しています。

よくないドッグフードの特徴と危険性

増えている犬の生活習慣病と食事の関係

犬の生活習慣病のひとつには糖尿病があります。
室内飼育が増えているために運動不足になりやすく、肥満になり糖尿病を発症する犬が増えています。

運動不足の他にも、生活習慣病は毎日カロリーの多い食事をすることとも関係しています。
高カロリーのドックフードをいつも食べ過ぎているなら要注意です。

特に太り気味の犬にはカロリーを抑えたドックフードを与えることが大切です。

太めの愛犬へのダイエットドッグフードの特徴と選び方

 

知らなければいけないドックフードの添加物

ドッグフードの添加物

添加物はドックフードを長く保存することや見た目を良くするために配合されますが、中には体に良くない成分も含まれています。

避けた方がいい添加物にはどのようなものがあるのでしょうか?

BHA=酸化防止剤

BHAはブチルヒドロキシアニソールと呼ばれる成分で、酸化防止剤として配合されていることがあります。

強い抗酸化作用を持ちドックフードを長持ちさせる働きをしますが、発がん性物質なので健康を害する恐れがあります。

BHA(ブチルヒドロキシアニソール)についてはこちらに詳しく掲載しています。

BHA(ブチルヒドロキシアニソール)とは?

エトキシキン=酸化防止剤

日本では使用が認められていませんが、海外のドックフードには含まれていることがあります。

ベトナム戦争の際に使われた枯葉剤の酸化防止剤として用いられていました。

ドッグフードの危険な酸化防止剤の名前と影響についてはこちらに詳しく掲載しています。

ドッグフードによくある酸化防止剤と愛犬への影響

赤色3号=着色料

エリスロシンとも呼ばれる赤色3号は着色料として配合されることがあります。

石油から作られているタール色素で日本では食品に用いられることがありますが、発がん性が懸念されている成分です。

赤色105号=合成着色料

ローズベンガルとも呼ばれる合成着色料です。

ラットで実験したところ腎臓や肝臓に悪影響が見られました。
染色体異常のリスクもあることが分かっています。

着色料の知識で知っておくべき内容をまとめました。

ドッグフードの危険着色料と影響について

亜硝酸ナトリウム=保存料や発色剤

保存料や発色剤としてドックフードに使用されることがあります。
亜硝酸ソーダや亜硝酸塩とも呼ばれます。

肉類の中にある物質、アミンに反応すると発がん性物質が発生すると言われています。

ソルビン酸カリウム=細菌・カビ増殖抑制

細菌やカビの増殖を抑える働きを持つ成分です。

亜硝酸ナトリウムと反応すると発ガンのリスクが高まると言われているので危険な成分です。

グリシリジン・アンモニエート=甘味料

ドックフードの甘味料として配合されることがありますが、安全性は認められていません。

どんな健康被害が出るか分からないので避けた方が良いでしょう。

ミート系フレーバー=香料

香料として使われるこの成分は、ドックフードの嗜好性を高めるため使用されています。

しかし化学物質でできているので、ミート系という部分に騙されないようにしましょう。

生活習慣病を予防するためにもドックフード選びは大事なのです。

ドッグフードの添加物と犬の影響について

 

日本と海外のドックフードの違い

日本と海外のドッグフード違い

日本でドックフードが販売され始めたのは1960年頃ですが、海外ではそれよりも前から存在していました。

1800年代にはすでにイギリスでドックフードの原型ができあがっていたと言われています。

ペット先進国とも言えるイギリスやアメリカ、ドイツなどではドックフードの安全性や品質管理の面においても進んでいます。

特にアメリカのドックフードは、FADとAAFCOという二つの基準が定められています。

これは、食品医薬品局とアメリカ飼料検査官協会という機関が中心となって定めた規制です。
簡単に言うと、添加物や原材料に対する厳しい基準が設けられているということです。

意外としらないドッグフード国産と海外産に違いも知っておきたいですね。解説しています。

ドッグフードは国内産にすべき?海外産にすべき?

日本は検査基準が緩い現状

つまり厳しい検査をクリアしたものだけが、安全なドックフードとして認められているのです。

日本においては、農林水産省と環境省がドックフードの安全法を定めています。
原材料や製造業者、原産国について明確な記載があるのも、この安全法があるからです。

とはいえ日本のドックフードはまだ食品という意識が薄いのが現状です。
日本では人間が食用にしてはいけない成分をドックフードには入れて良いとされているのです。
ドックフードの安全性に関して日本はまだまだ後進国と言えるでしょう。

その点、ドイツなどで作られるドックフードは日本よりはるかに厳しく規制されています。
ドックフードはヒューマングレードのものしか認められていません。

つまり、人間が食用にする原料以外の成分を配合してはいけないことになっているです。

日本のドッグフード生産は利益が優先

また日本のドックフードには、長期保存のための添加物が多く入っていたり、カサ増しのために穀物が使われているものもあります。

犬は肉食であるため穀物を食べると消化不良を起こしてしまいます。
さらに添加物の多いものを食べると、癌や心臓病にかかるリスクも高くなります。

その点、ペット先進国であるドイツやアメリカ、イギリスのドックフードは規制が厳しいので日本のものより安全性が高いと言われているのです。

その点、モグワンも海外生産だったので安心でした。

 

ドックフードの大まかな種類と特徴

ドッグフードの種類
ドックフードにはいくつか種類があるので、何を選んだら良いのか迷うことがあるかもしれません。
大きく分けると4つの種類があり、それぞれの食感や特徴は異なります。

水分が多く含まれているものはやわらかい食感になり、水分量が少ないものは硬い食感になります。

それぞれ違う特徴があるので、愛犬に合ったドックフードを選んであげましょう。

水分量が少ないドライフード

ドックフードの中で水分量が最も少ないのがドライフードです。
水分含有量は10%以下で、カリカリとした歯ごたえのある硬い食感が特徴。

多くは固形状になっていますが、フレーク状や粒状のものなどさまざまです。
加熱処理されているので長く保存できるという特徴もあります。

使いやすいよう小分けに包装されたものも販売されています。
硬い食感で歯にくっつきにくいため、歯垢がつきにくいというメリットがあるでしょう。

ドライタイプのドッグフードの特長と注意点についてはこちらから

ドライタイプのドッグフードの特徴

しっとりしたソフトドライフード

ソフトドライフードの水分含有量は25から35%ほどで、しっとりした食感が特徴です。
ドライフードに比べると水分が多く含まれているので、あまり日持ちはしません。

そのためソフトドライフードには防腐剤が入っていることがあるので、無添加のものを選びたいなら配合成分をチェックしましょう。

嗜好性を高めるよう工夫されているものが多いので、愛犬の食欲が低下している時には特に食べやすく感じるでしょう。

柔らかめのセミモイストフード

セミモイストフードの水分含有量は25から35%ほどで、ソフトドライフードと似て食感はやわらかめです。
しっとりとした食感を保つため湿潤調整剤が用いられていることがあります。

しかし保存期間は長くはなく、長く放置すると硬くなってくるので保存には気を付けましょう。

製造方法は材料を押し固めて作られており、嗜好性も高いのが特徴です。
食べやすい食感で美味しいので愛犬がどんどん食べてくれる、そんなドックフードです。

セミモイストタイプについてはこちらで詳しく解説しています。

セミモイストタイプの特徴と注意点

最も柔らかいウェットフード

ドックフードの中で最もやわらかいのがウェットフードで、水分含有量は75%ほどです。
缶詰やアルミトレーなどに入っていて、開封後は日持ちしないのですぐに食べた方がよいでしょう。

殺菌処理されているので未開封であれば長期保存できます。
ペースト状にした肉や魚が入っていて、愛犬がとても美味しいと感じるため食いつきは大変良いでしょう。

ただし、やわらかいウェットフードしか食べないとしたらアゴの力が弱くなるのが心配です。

ウェットタイプのドッグフードの特徴についても詳しく解説。

ウェットタイプ(缶詰食)の特徴

 

ライフステージ別のドックフードの特徴

ドッグフードのライフステージ別

犬のライフステージはいくつかの段階に分けられます。

1歳未満の子供、1歳から7歳までの成犬、さらに8歳以上の老犬に分けることができるでしょう。

それぞれのライフステージで必要とする栄養分を摂り入れていくことが大切です。 
また妊娠期や授乳期には、より栄養バランスを考えて食事を与えることが必要になります。

妊娠・授乳期は良い栄養素を

妊娠期や授乳期には普段よりも多くの栄養素を摂り入れなければなりません。

良質なタンパク質が含まれるドックフードを選んでください。

妊娠期には骨や関節に負担がかかりやすくなるので、コンドロイチンやグルコサミンが配合されたものを選ぶのも良いでしょう。

さらに、ミネラルが豊富に含まれているドックフードは母乳が出やすくなるので授乳期には良いとされています。

また妊娠期以外でも大切な点ですが、穀物類が入ったドックフードは避けるのが良いでしょう。

元々犬は肉食なので、とうもろこしや麦などの穀物類を食べると消化不良を起こすことがあり注意が必要です。

子犬時期のドッグフード

子犬と言われる時期は比較的短く1年ほどですが、その中でも必要とする栄養バランスは変わってきます。

2か月を過ぎると骨の成長はゆるやかになり筋肉が発達してきます。
また脂肪細胞の数も増えてくるので、この時期にカロリーを与えすぎると肥満体質になりやすくなります。

4から5か月は特に脂肪が付きやすい時期ですので、適正な食事制限が必要になるでしょう。
この時期に太ってしまうと成犬になってから痩せにくくなります。

2か月を過ぎたら、タンパク質やカルシウムが多く含まれるジュニア期専用のドックフードを与えるのが良いでしょう。

成犬の特徴と選び方

小型犬と大型犬では成犬になる時期が異なります。

小型から中型犬は約1年で成犬になりますが、大型犬の場合は1年半から2年ほどかけて成犬へと成長していきます。

成犬用のドックフードはジュニア期のものとは異なります。

ジュニア期のドックフードにはタンパク質やカロリーが成犬用より多く含まれているので、もしこれを成犬に与えるなら栄養過多になり健康面でも悪影響が及ぶことがあります。

そのため成犬になったら、成犬用のドックフードに切り替えるようにしましょう。
成犬に必要な高タンパク質のドックフードがおすすめです。

成犬のドッグフード切り替え方について知っておきたい内容について

成犬のドッグフード切り替え方

老犬=シニアはカロリー計算を

老犬は運動量が少なくなるため、カロリーの消費量が低下してきます。
そのためシニア犬用のドックフードはカロリーオフタイプのものが多いのが特徴です。

しかし痩せ型の犬であればカロリーを与えることで適正な体重が保たれるので、それぞれのタイプに合わせてドックフードを与えることが大切です。

また、年齢と共に関節の病気にかかる犬も多いので、関節の働きを助けるコンドロイチンやグルコサミンが配合されているものも多くあります。

シニア用のドックフードは、愛犬の体格や健康状態によって選ぶことが大切になってきます。
成犬用のドックフードから上手に切り替えていきましょう。

 

ドックフードの知っておくべき内容まとめ

ドックフードの知っておくべき内容まとめ

毎日食べるドックフードは、穀物フリーで無添加のものを選んであげることが大切です。

市販のものには穀物を含んだものが多くありますが、時に重いアレルギー症状を引き起こすことがあります。
肉食の犬がきちんと消化できるようなドックフードでなければなりません。

さらに、着色料や保存料、香料などの入っていない無添加のものを選んであげましょう。
そうするならアレルギーやアトピーなど添加物に起因する症状を抑えることができます。

無添加のドックフードは発がん性のリスクを抑えることができ、長い目で見ても健康面で多くのメリットがあります。
ドックフードによる健康被害を受ける心配をせず、安心の毎日をサポートしてくれるでしょう。

愛犬の犬生を本当に考えるならば、ドッグフードは妥協せずにしっかり考える事を強く推奨します。

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