1. TOP
  2. 栄養・ドッグフード
  3. グレインフリー(穀物)のドックフードの成分と特徴

グレインフリー(穀物)のドックフードの成分と特徴

栄養・ドッグフード
この記事は約 6 分で読めます。
グレインフリーのドッグフード

ドッグフードにトウモロコシや大豆といった穀物が配合される事が当たり前と考えられて、すでに20年以上が経ちます。

穀物をドッグフードに使われてしまう理由
肉だけでは生産コストがかかりすぎる
肉だけでは粒の成型が出来ず型崩れしてしまう
生産コストが安い製法を選ぶために穀物を使う

色々な理由がありますが、過剰なまでに配合された穀物は犬の体にアレルギーという不調をもたらしました

近年はドッグフードの考え方も見直されてきました。

そして犬本来の食性にあった食事が出来るように開発された製品がグレインフリーのドッグフードです。

 

グレインフリーのドッグフードの特徴

グレインフリーのドッグフードの特徴

グレインフリーのドッグフードとは、グレイン(穀物)を配合せずに作られたドッグフードの事です。

これまでドッグフードの安全性についての話題が出る時は保存料や着色料の危険性に関する内容が多く、トウモロコシや大豆といった穀物に関してはさほど問題視されていませんでした。

メーカー側も製造の都合上穀物を配合してはいるものの、非常に良質で安全性の高い穀物を使用しているので心配はいらないとアピールすることもありました。

しかし実際に穀物が愛犬に与える影響は以下の通り
ドッグフードを通じて過剰に摂取した穀物が愛犬にアレルギーをもたらす事
本来犬の内臓機能は肉食用にできているので、穀物の消化吸収が苦手な事
高齢になるにつれて内臓機能に負担がかかる事

これらの点が注目されはじめ、穀物を使用しないドッグフードが誕生しました。

穀物メインのドッグフードの特徴については別ページに詳しく掲載しています。

穀物メインのドッグフードの特徴

 

グレインフリーのドッグフードのメリット

グレインフリーのドッグフードのメリット

グレインフリードッグフードを与えるメリットは愛犬の健康面で変化が期待できる事です。

グレインフリーに切り替える事で内臓機能への負担を軽減出来、ドッグフードによるアレルギー発症リスクを回避する事も出来ます。
穀物を取り入れないメリットは正直、計り知れないものがあります。

内臓に負担をかけずに済む

犬は6歳前後でシニアと呼ばれる時期を迎えると言われています。
6歳でもまだまだ元気はつらつで、食欲旺盛な犬もいます。

でも外見からは元気に見えていても、内臓機能には加齢とともに老化が進み、日々の食事で負担が掛かっているものです。
この負担を見逃してしまうと次第に消化不良や栄養不足、痩せてしまうなどの変化が見られ始めます。
愛犬の食事を選ぶ時は、愛犬の健康を第一に考え、目に見えない部分への配慮もしてあげましょう。

穀物がメインの安価なドッグフードを犬に与えると、便に白い粒が混ざりあっている事があります。
この粒はドッグフードに配合されている穀物の一部です。

ドッグフードに加工する段階で、トウモロコシや大豆といった穀物を粉砕加工します。
粉砕加工した原材料にはすでに十分な栄養が残っていないので、体内を通りすぎてそのまま排泄されます。

この仕組みは高齢になればなるほど愛犬に内臓に負担をかけます。

その点、グレインフリーのドッグフードであれば、無用な負担を掛けずに済むという事が大きなメリットといえるでしょう。

グレインフリーならアレルギーは起こらない?

グレインフリーならアレルギーは起こらない?

多くの飼い主がグレインフリーのドッグフードに期待する事は、アレルギーが起こらない事、愛犬が健康でいられる事でしょう。

しかしグレインフリーのドッグフードでもアレルギーを発症してしまう事もあります。
その原因は動物性タンパク質です。

グレインフリーのドッグフードの中には、嗜好性を高める為にメインの素材となる動物性タンパク質以外に動物性油脂を配合している場合もあるので注意が必要です。
動物性油脂はその動物を特定出来ないうえに、品質が劣悪なことが多々見られます。
必ずしもグレインフリーの全てが良い訳ではありません。

ドッグフードを摂取する事によって起こりえるアレルギー症状についてはこちらに詳しく掲載しています。

ドッグフードのアレルギー症状の関係

グレインフリーの中で成分が良いドッグフードを選びましょう。

グレインフリーのドッグフードまとめ

グレインフリーのドッグフードまとめ

グレインフリーという製法は、非常に画期的でこれまでのドッグフード製造における常識を覆す製法です。

その反面まだまだ新しい取り組みなので標準値が定まっておらず、その品質は様々です。

ただグレインフリーは愛犬にとって安全なドッグフードとして認識されています。
ドッグフードを選ぶ時はグレインフリーなだけでなく、さらなる安全性もしっかりと確認してあげましょう。

モグワンドッグフード購入レビュー

※我が家で選んだモグワンもグレインフリーのドッグフードです。
だから選びました。実際にモグワンに選択した理由と経緯についてレビューしています。

モグワンドッグフードの実際のレビューページ

\ SNSでシェアしよう! /

愛犬と幸せに暮らすための情報サイト【犬ラブ】の注目記事を受け取ろう

グレインフリーのドッグフード

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

愛犬と幸せに暮らすための情報サイト【犬ラブ】の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

宮武(サイト運営者)

宮武(サイト運営者)

愛犬のミニチュアシュナウザー中心の生活を送りながらウェブメディア・SNS・YouTubeより犬に関する情報発信している。また犬関連の事業・ネット集客支援事業も行っている。

    この人が書いた記事  記事一覧

    • 知っておくべきペットホテルの選び方

    • 愛犬にりんごのコンポートを作ってみました

    • 愛犬のおやつにサツマイモチップを手作りしました

    • 保護犬を引き取っている女性芸能人まとめ

    関連記事

    • 格安ドッグフードの特徴と成分について考える

    • セミモイストタイプの特徴と注意点

    • 成犬のドッグフード切り替え方

    • 魚類メインのドッグフードの特徴と注意点

    • ドッグフードの先進国は?意外と知らない国産と海外産の違い

    • オーガニックドッグフードとは?基本情報まとめ