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ドックフードを食べると下痢をしてしまう主な原因と対策

栄養 この記事は約 5 分で読めます。

犬の中には大変胃腸がデリケートな体質のタイプもいます。
ドッグフードの銘柄を切り替える度に下痢をしてしまうこともあります。

このような場合、動物病院に行くべきか?ドッグフードを切り替えないほうがいいのか?と色々と悩むものです。
下痢をしてしまう原因と対策を知っておくと万が一の時も落ち着いて対処してあげる事が出来るでしょう。

ドッグフードの添加物、成分が原因の場合

ドッグフードは一見どの製品も大差無いように思えますが、実はメーカーによって風味や食感がまるで異なります。

特に風味は犬にとってとても重要な意味を持ちます。

ドッグフードの風味づけには大抵の場合、動物性油脂が使用されます。
この成分は食肉を加工する段階で生じる動物の肉片や脂肪分を溶解し油状に加工したものです。

油脂を吹きかける事によって出来る

この油脂をドッグフード製造工程の最終段階で粒に吹きかける事で、強い風味を付ける事が出来ます。

しかし、動物性油脂は原材料となる動物の種類が特定できない、複数の動物の種類が混ざっている事もありアレルギーを持つ犬にとってはとても危険な成分です。

この油脂の種類、使用料、風味がメーカーによって異なるので、犬にとっては銘柄が代わるという事は、まるで違った食べ物を目の前におかれた状態になるのです。

人間も同様で、過剰に油っこい食べ物を食べると翌日に胃腸に不快感が残る事があります。この状態が犬にも起こります。

排便に異常が生じる

犬の場合、腸の構造上消化、吸収しきれなかった油脂がそのまま排出されます。
その結果、軟便や下痢といった症状が起こります。

同様にドッグフードに使用される添加物や保存料もメーカーによって内容成分が大きく異なるので、食べなれない物が配合されていると、消化不良から軟便や下痢を起こします

それまで無添加、良質なドッグフードを食べていた犬に、穀物をメインにした安価なドッグフードを与えると途端に下痢や軟便の症状が起こるでしょう。
この症状は犬の本能からくる防衛機能でもあります。

防衛本能として身体を守っている

食べなれないもの、危険と感知した物をあえて消化吸収せずに排出する事で体を守っているのです。

銘柄の変更を理由とする下痢や軟便は大抵の場合、一週間程度で症状が安定します
日を追うごとに便の状態が安定するはずです。

しかし日を追うごとに便の軟度があがる場合や水のように柔らかい便をする場合はドッグフード以外に原因がある場合もあるので動物病院を受診しましょう。

動物性タンパク質の配合量が原因の場合

ドッグフードの安全、安心の追求から穀物不使用ドッグフードの誕生や動物性タンパク質の配合比率を非常に高く設定したドッグフードが増えています。

このようなドッグフードの特徴に便がやわらかくなるという物があります。

穀物メインのドッグフードの場合、トウモロコシや大豆といった穀物が未消化のまま排出されます。
この成分は便の水分を吸収する役割をもっているので、排出された便は硬く凝縮しています。

中にはこの効果を飼い主の片付けの手間を軽減するメリットとアピールする製品もあります

凝固作用の成分が配合されていない場合

しかし穀物不使用のドッグフードや肉などの動物性タンパク質メインのドッグフードの場合、この便の凝固作用を担当する成分が配合されていないので、便は本来の形状のまま排出されます。
この差を軟便、下痢を感じることがあります。

健康な状態の犬の便は、片付けの為に指で触れた時に指の形状が残る程度の軟度があります。

この程度であれば決して病的な症状ではありません。
かえって健康的とさえ考えられるでしょう。

病的な軟便であれば、複数回液体状に排泄する、排泄後に便の形状が確認できない程度をさします。

症状が悪化する事なく、愛犬の食欲などにも変化が見られない場合はさほど心配する必要はありません。

ドッグフードに含まれる動物性タンパク質を愛犬が順調に消化吸収出来るまでに数日かかる事もありますが、自然と慣れていくでしょう。

下痢をしてしまう時の対策は

ドッグフードを切り替える時、与えた事がきっかけで下痢をしてしまう場合は、いくつかの対処法があります。

切り替えは徐々に切り替える

まず切り替えの場合は、どんなに食欲が旺盛で好き嫌いがない場合や同じメーカーの製品同士での切り替えの場合でも一週間程かけてゆっくりと切り替えを進めてあげましょう。

毎食少量ずつ新しい製品を混ぜ与えながら、一週間程で100%新しい製品になるように進めていきます。
愛犬の軟便や下痢の症状によってはより長い期間切り替えに要してあげてもいいでしょう。

水分摂取量を増やすために工夫する

切り替えは焦らずに進める事が大切です。
下痢や軟便が続く時は、体内の水分量が減少しています。

ドッグフードをふやかす、トッピングに水分量の多い茹で野菜などを加えるという方法で水分接取量を増やせるように工夫をしてあげましょう。

あまりに症状が長引く、日々悪化する場合は動物病院を受診し、原因をしっかりと確認してあげましょう。

まとめ

犬は大変デリケートな動物です。
ドッグフードを切り替える事で下痢や軟便などの不調を起こす事もあるので、愛犬の体調を確認しながらゆっくりと切り替えを進めてあげましょう。

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