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犬とカルシウムの関係性

栄養 この記事は約 6 分で読めます。

カルシウムといえば骨や関節の健康維持に欠かせない栄養素です。
犬も高齢化が進み、足腰の不調を抱えている様子を目にすると、愛犬の将来が気になる事でしょう。

犬のカルシウムに関する考え方は実はここ10年程で大きく変わりました。

新たなカルシウム摂取の方法を知り、愛犬の健康に欠かせない大切なカルシウムについてきちんと理解してあげましょう。

カルシウムの効率的な接取方法

骨格の形成、健康的な体の維持にカルシウムは欠かせない栄養素です。
犬は体内でこの栄養素を生成する事が出来ないので、生涯を通じて食事から接取し続けなければなりません

カルシウムを食事から接取するためには

チーズなどの乳製品
大根やかぶの葉
大豆
ゴマ
 

などの食材からの接取がおすすめです。

トッピングすると手軽に食べれます

家族の食事を作る時に、愛犬用に少量取り分けドッグフードにトッピングしてあげると、手軽に効率的にカルシウムを接取する事が出来ます。

接取したカルシウムの効果を最大限に活用するには、適度な運動も欠かせません
運動をし、骨に負担を掛ける事で、骨の強度が増し丈夫な体が出来あがります。

愛犬の将来を考え、高齢になっても元気で過ごせるようにと願うならば、若く健康なうちから、栄養バランスの整った食生活と十分な量の運動をさせてあげましょう

大型犬の子犬のカルシウム添加は不要

10年程前までは、大型犬の子犬にはカルシウムの大量摂取が必要とされていました。
大型犬の子犬は生後一年~一年半程の期間に体重が10倍以上にも成長します。

その為、市販のドッグフードに配合されているカルシウムだけでは、接取量が不足してしまうと考えられていました。
カルシウムのサプリメントを添加する事が推奨されていました。

当時は、大型犬の股関節形成不全の多発が問題視されていた時期でもあります。
このような骨格の発育トラブルには成長期に相当量のカルシウムの摂取が効果があるとされていたのです。

カルシウム摂取が推奨されなくなった理由

しかし、その後の栄養学の研究で成長期に特定の栄養素だけを過剰に摂取する事。
特にカルシウムだけを過剰に摂取させる事はかえって骨格形成に不調をもたらす危険性がある事がわかり、この風潮が一気に収まりました。

その代わりに大型犬専用ドッグフードが成長期に必要な栄養をバランスよく接取出来るように改良が重ねられました。

古い情報がそのまま信じ込まれている状況

このような情報は、なかなか浸透までに時間がかかります。
今でも子犬にはドッグフードと合わせてカルシウムのサプリメントが必要だと思われているふしもあります。

古い書籍やWEBサイトでは今でもこのような記載がされているものもあります。

ダックスやコーギーといった、高齢や肥満を原因としたヘルニアを多発しやすい犬種にも、カルシウムの接取を推奨する動きもあります。

中大型犬同様で特定の栄養素だけを過剰に摂取する事はかえってマイナスに働く危険性があります。

犬の栄養学の研究は世界的にみても日々進歩しています。
情報は極力新しく、信用性の高いものを取り入れるように心掛けておきましょう。

高齢期への対策は、早期に開始

店頭に並ぶペット用品に「カルシウムとグルコサミン配合」というキャッチコピーを目にすると、老犬向け商品と捉えてしまうでしょう。

高齢になり運動量が低下する
寝起きがスムーズに出来ない
歩行時に足腰の不自由な様子が見られるようになる

 

これらの製品を活用し少しでも改善出来ればと願うものです。

しかし、本来であればこれらの製品は高齢になり不調が生じてから活用するのではありません。
若く健康なうち、高齢になる前に活用すべき商品です。

犬は生後一年程で体の成長がほぼ止まります

その後は次第に身体的には老化の一途をたどります。

しかし、気力面は生後2,3歳でピークを迎えます
この体と気力とのアンバランスが飼い主の誤解を招いてしまいます。

生後2,3歳でピークを迎えた後は、5,6歳頃まではまだまだ元気と猶予期間のように感じます。
次第に動きが緩慢になり、昼寝の時間が長くなると、やっと老いを実感します。

この期間7,8年もの歳月をかけてゆっくりと進行した体の老いを、サプリメントの添加だけで食い止める事は出来ません。

身体の老いが及ぼす変化

接取したサプリメントが体内で消化吸収され、骨格が形成されるまでには数年もの時間を要します。
つまり愛犬が老化していくスピードに追い付かないのです。

その為、このようなケア商材を使用する場合は、高齢になってからではなく、生後一年を過ぎ、体の成長が下降線をたどり始める時期から使用する事が必要と言えるのです。

完全に愛犬に追いを食い止める事は出来ませんが、少しでも症状を緩和し減少していくカルシウムを補う事が出来れば、愛犬のサポートにもつながるでしょう。

まとめ

犬の健康管理、栄養学の研究は日々進歩しています。
昔の知恵に頼りきらずに新しい情報を積極的に取り入れ愛犬の健康管理を考えてあげましょう。

犬も人もカルシウムは健康維持に欠かせない大切な栄養素です。
日々の食事に一手間加える事で簡単に、効率的に接取出来るので、適度な運動を合わせ日々の習慣にしていきましょう。

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