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複数のドックフードをローテーション制にして大丈夫?

栄養 この記事は約 5 分で読めます。

ドッグフードを何種類か用意し、食事ごと、数日単位でとローテンション制で与える方法が話題になっています。

これまではわがままな犬に育てない為にとドッグフードの切り替えは不要とする説が一般的でした。
しかし最近はこのローテンション制が犬の食性に合致しているという説が主流になりつつあります。

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ドックフードを複数でローテーション制にするメリット

ドッグフードをローテンション制で与えるメリットの一つにアレルギーの発症予防があります。
この効果が確認された事で、ローテーション制が高く評価されるようになりました。

今や日本で飼われている犬の実に8割近くが何らかのアレルギーをもっていると言われています。
アレルギーは一旦発症してしまうと、完全に体質を改善する方法がないとも。
薬剤や食事療法で対処しつつ一生涯付き合っていかなければならない厄介な病気です。

単一種の栄養素の過剰摂取

ここまで犬のアレルギー発症率が急増した背景には、ドッグフードの普及によって、単一種の栄養素の過剰摂取が原因にあると言われています。

単一種の栄養素の過剰摂取とは、例えば牛の肉を使用したドッグフードを与えている家庭では、毎日、毎食、何年もの長い期間同じドッグフードを食べさせ続けます。
犬は野生の状況ではありえない程の大量の牛肉をわずか数年で摂取する事になります。

次第に体内に同じ動物性タンパク質が飽和状態になり、ある時限界値を超え、あふれ出しアレルギーという形で噴出します。

これがアレルギーの仕組みです。

ローテーション制はアレルギー予防の一つ

犬の体内にはそれぞれの体質にあった、コップがあると考えるとわかりやすいでしょう。

牛肉の栄養素を蓄積するコップ、トウモロコシの栄養素を蓄積するコップ、添加物を蓄積するコップといろいろな種類のコップがあります。

毎日コップに入る量はほんのわずかでも、毎日同じコップにばかり栄養素を貯めていては当然の事ながらあふれ出します。

溢れだすと今度は、別のコップを使おうと考え、鶏肉やラム肉のドッグフードに切り替えます。
この切り替え後も毎日同じ様に同じコップにばかり栄養が流れ込み、いつかは溢れだします

アレルギー発症のリスクが抑えられる

その為ドッグフードをローテンション制にすると、毎日違うコップに栄養素が注がれる事になります。

それぞれのコップが満タンになり、あふれ出すまでの時間を分散させる事が出来るのでアレルギーの発症リスクを抑える事が出来るのです。

この仕組みは大変効果的な上に、簡単に取り組む事が出来るのでたいへん注目を集めています。
アレルギーの根本治療の方法はありませんが、発症を回避する方法があるのであれば、ぜひ取り組みたいものです。

もちろん、この効果を期待してローテーション制にする場合は、ドッグフードの主原料となる動物性タンパク質をローテーション制にする必要があります。

ラム肉、チキン、魚、カンガルー肉といろいろな素材を取り揃えておくとよいでしょう。
ローテーション制だからといって、同じラム肉を主原料としたメーカー違いの製品を揃えても意味がありません。
ローテーション制にする意味をしっかりと理解してから取り組みましょう。

ドックフードを複数でローテーション制にするデメリット

ローテーション制にする場合のデメリットは、ドッグフードをまとめて購入出来ない事です。

ドッグフードは品質保持の観点から開封後は一カ月程度で食べきる事が理想的です。
その為、小型犬であれば1kgサイズのドッグフードが2,3種類が目安でしょう。

それ以上の大容量製品になると食べきるまでに数か月かかってしまい、品質が劣化してしまいます。
単価は嵩みますが、少量サイズで揃えるように考えておきましょう。

順番や与え方には気を使いましょう

またいくつかの種類を用いると、犬自身の好き嫌いも明確になります。
よく食べるドッグフードと全く食べないドッグフードが生じてしまい、同じドッグフードばかりが残りがちになります。

このような場合は、よく食べる物とそうでない物を混ぜ合わせ与える方法で解決しましょう。
また与える順番もランダムにし、朝食はこのドッグフードと決める必要はありません。

決めてしまうと、犬自身がローテーション制の順番を覚えてしまい、嫌いなドッグフードの場合は拒絶するという姿勢が明確になります。

身体の変調は常に観察する

他にもローテーション制にするデメリットは、アレルギーや下痢などの不調が生じた時に、原因の特定が難しい事が挙げられます。

病気の治療には原因の特定が何より効果的ですが、ローテーション制の場合その方法がとれないので、一旦すべてのドッグフードの給与を取りやめ、全く別の製品に切り替える必要が生じ、ドッグフードの無駄が生じる事もあります。

ドックフードを複数でローテーション制にする場合のお勧め方法

ドッグフードをローテーション制にする場合は、短期間でいろいろなドッグフードに切り替える事です。
銘柄が固定化してしまうとなかなか新しい銘柄をローテーション制に組み込むことが難しくなるので、一カ月で食べきるサイズを目安に切り替えのサイクルを計算していきましょう。

まとめ

犬の健康や食事に関する研究は日々進歩し、新しい取り組みが推奨されるようになっています。
ぜひ新しい情報を積極的に取り入れ、愛犬の健康、食事管理に取り組んであげましょう

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