アメリカンスタッフォードシャーテリア
アメリカンスタッフォードシャーテリアについてのまとめページです。
飼い主さんの言う事をしっかり聞いてくれる賢い犬種です。自分の家族を守ろうとする意思が強く、頼りになる存在です。
英語表記 | American Staffrodshire Terrier |
原産国 | アメリカ合衆国 |
平均体重 | 18~23kg |
平均体高 | 43~48cm |
体型 | 中型 |
色の種類 | ホワイト、ブルー、ブラック、ブリンドル、タン・アンド・ホワイト、ブラック・アンド・ホワイト |
目次
性格・魅力
飼い主に対して強い忠誠心があることで知られています。少し怖い顔をしていますが、人懐っこくフレンドリーで家族と遊ぶのも大好きですよ。服従心が強く飼い主の言うことをよく聞きますし、高い知性を持ちとても利口なので、訓練をきちんとすれば飼いやすい犬種でしょう。強い防衛能力があり勇敢で物おじしない性格です。
歴史・起源
1800年代後半にイギリスからアメリカに渡ったスタッフォードシャー・ブル・テリアが改良され、ブルドックや他の犬種と交配されて誕生しました。歴史としてはかなり最近の犬種ということになります。
元々は闘犬でしたが、その後闘犬とペット用に犬種が分かれ、アメリカンスタッフォードシャーテリアは攻撃性の少ないペット用に改良されてきました。
外観・お手入れ
被毛は短いのでお手入れが比較的楽な犬種ですが、抜け毛は意外に多いようです。被毛は短くても定期的にブラッシングすることが大切ですね。固く絞った濡れタオルなどで、汚れやすい部分を拭いてあげることもできます。そうすることで皮膚病もチェックできますね。
元々被毛が短いので、トリミングの必要がない犬種でしょう。
運動・散歩
高い運動能力を持つアメリカンスタッフォードシャーテリアは、定期的に十分な運動をさせてあげましょう。
ドッグランで走ったり、一緒に家族と遊ぶのも大好きです。機敏で瞬発力があるので、ボール投げも得意でしょう。散歩は朝夕の1日2回、それぞれ短くても30分程度はするのが良いようです。暑さが苦手なので、炎天下での散歩は避ける必要があります。
気質
吠えやすいかに関しては平均でしょう。ただしつけをしないと、来客があるとすぐに吠えたり無駄吠えも多くなりますよ。小さい時から訓練することが必要です。
吠えるのをやめさせるためには、吠えた時に低い声で叱るのが効果的なようです。低い声で叱ると、飼い主が上であることを示すことになるので服従しやすくなるのですね。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
アゴが発達し強い力があるため、攻撃的ではないものの注意しなければなりません。
小さいお子さんがいる家庭で飼うには向いていないでしょう。他の動物が攻撃的になると、自分も攻撃的になる傾向があります。散歩の際は危険となる状況を避け、ちゃんとコントロールする必要があります。毅然とした態度でしつけることも大切ですが、十分に愛情も注いであげましょう。
健康・気を付けたい病気
股関節形成不全
大腿骨と骨盤をつなぐ関節に異常が現れる病気です。
症状
歩く時や座った姿勢が左右に傾きがちになります。運動をしたがらなくなるかもしれません。
対策・予防
体重が増えると股関節へのダメージが大きくなるため、適度な食事制限が必要です。過度の運動で股関節を傷めることもあるので、成長期にふさわしい運動をさせましょう。
悪性腫瘍
細胞の異常増殖が生じ、転移するなどして体の機能の正常な働きを妨げます。
症状
食欲減退や体重減少などがあります。
対策・予防
悪性腫瘍の原因はさまざまですが、ストレスが免疫力を低下させガンが生じる場合もあるため、定期的に運動させストレスを発散させてあげましょう。受動喫煙も関係するので、飼い主が禁煙するのも良いですね。
白内障
目の中の水晶体が白く濁る病気です。
症状
視力が低下するため、散歩の時に足取りがおぼつかなくなったり、物によくぶつかるようになります。
対策・予防
早期発見のため、目に白濁がないか定期的にチェックしましょう。点眼液で進行を遅らせたり、白濁した水晶体を取り除き人工水晶体を入れる手術が行われることもあります。
アメリカンスタッフォードシャーテリアと生活している有名人
エンセン井上(プロレスラー) | 保坂尚輝 |