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犬に吠えた犬の心境は?

犬を家族に迎えたら、一緒に公園を散歩したり休日はドッグランへ出かけたりもちろん愛犬と一緒にカフェで過ごそうと考えていたのではないでしょうか?

でも実際には愛犬は顔を合わせる犬達すべてに吠えてしまったり、時には歯をむき出し攻撃的な態度を見せることもあるでしょう。

こんな時は愛犬を叱るよりも先になぜ愛犬が他犬に吠えてしまうのかその心境を考えてみましょう。

愛犬が他の犬に吠える理由
犬は他の犬に吠える習性がない
恐怖や威嚇、不安など身の危険を感じると吠える
尻尾を振って吠えるときはうれしいわけではない
犬が吠える心境を考えて接することが大事

このように、愛犬が他の犬を見て吠えるのは理由があります。
犬が吠えるときにはどんな心境なのか、どのような対策が必要なのかを紹介します。
 

犬は本来仲間に吠えません

犬は元来群れで暮らす習性を持っている動物ですから、仲間や周囲の存在に対してむやみに吠えたり攻撃的な態度を見せることはありません

犬の仲間や群れへの意識の強さは家族への深い愛情や全幅の信頼からも実感できるでしょう。

時々ネットには犬が子猫や他動物の赤ちゃんを甲斐甲斐しく世話をする動画が公開されています。この様子も犬が仲間へ深い愛情を示し暮らすことを証明しています。

犬のこのような習性を理解すると、ただすれ違っただけやただカフェで近くに座っただけとうケースはもちろん毎日の散歩で必ず顔を合わせる他犬にも愛犬が吠える行動がますます理解不能と感じます。

犬が犬に吠えているときの心境は

犬が習性に逆らい、まるで条件反射のように他犬に吠える場合の心境は下記があります。

恐怖
威嚇
警戒
パニックや混乱
不安
このように犬は仲間であるはずの他犬に遭遇したことで瞬時に身の危険を感じています

つまり吠えることで相手を遠ざけて自分の身を守ろうと考えています。

散歩中であれば自分だけでなく家族のことも守ろうと考えますからなおさら激しく吠えたてています。

尻尾を振りながら吠えるのはうれしいからではありません

愛犬が他犬に吠えながらも尻尾を振ることがあります。
犬が尻尾を振るのはうれしい時や楽しい時とたびたび専門書でも紹介されていますが、この行為には他の意味もあります。

威嚇などのマイナスな気持ちであっても感情が高ぶると体の動きも活発になり尻尾を振ることがあります。

このようなパターンで尻尾を振ることもあると知っておけば愛犬の心境を誤解せずに済むはずです。

もし愛犬の心境を誤解してしまい、吠えている愛犬を他犬や他人に近づけてしまうと、愛犬はますます精神的に追い詰められてしまい相手を攻撃する危険性があるのでくれぐれも注意しましょう。

まとめ

愛犬が他犬の吠えてしまうと家族としても複雑な気持ちになるものです。
つい愛犬を連れての外出を控えたくなってしまうのも当然なことです。

でも本来犬はむやみに他犬に吠える動物ではありませんから、吠えてしまう心境を理解し改善に取り組んであげましょう。

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大谷幸代 (愛玩動物飼養管理士・メディカルトリマーetc)

大谷幸代 (愛玩動物飼養管理士・メディカルトリマーetc)

【愛玩動物飼養管理士・青山ケンネルスクール認定A級トリマー・メディカルトリマー・ホリスティックケアアドバイザー・神奈川県動物取扱業訓練 取得済】

大学在学中にイギリスへドッグトレーニングの勉強の為、短期留学。国内最大手のペット関連企業において、生体販売、トリマー、トレーナー、新規事業開発、成田空港内ペットホテル開業に伴うプロジェクトリーダーとして参加、ペット関連用品の開発、雑誌等へコラム執筆など、ペットに関するあらゆる分野を経験。

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