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なぜ噛み癖がでてくるのか

しつけ この記事は約 6 分で読めます。

せっかく犬を家族に迎えたのに、何度も噛みつかれては本当に切ない気持ちになりますね。

小さな子供のいるご家庭では危険や不安を感じることもあるでしょう。
初めて犬を飼う方は、犬は怖いものだと誤解してしまうのも仕方がありません。

でも犬に恐怖や不快感を抱く前にまずは犬がなぜ噛み癖をもってしまうのかを考えてみましょう。

噛むことが何らかの成功体験になっている

本来犬は同種の動物同士はもちろん人間にもとても友好的で愛情深く生活をするはずです。

にもかかわらず家族を噛んだり牙をむいたり威嚇をするということは犬の思考回路に何らかの誤作動が起きているサインです。

犬が本来の習性に逆らい噛みつくということは、これまでに噛みつくことで何らかの成功体験をしているからです。

例えば犬の成功体験には下記があります。

噛むことで自分の思い通りになった
危険を回避できた
嫌なことを中断することができた
小さな子供や苦手な相手が近づいてこなくなった
この成功体験は必ずしも家族の考えと一致するとは限りません

家族が気が付かないような些細なことでも、愛犬が成功体験と感じることに意味があります。

噛み癖は家族はもちろん周囲にも危険をもたらします。
決してこの問題を放置せず改善に向けたしつけに取り組みましょう。

 

噛み癖につながる家族の行動

家族が困り果てるほどの噛み癖はある日突然起こるわけではありません。
噛み癖と呼ばれるほどに問題が悪化するまでに様々な段階があったはずです。

すでに噛み癖がある場合はもちろんまだ生後間もない子犬で噛み癖が無い場合も当てはまる場面がないか考えてみましょう。

犬が嫌がることを無理強いしている

家族にとっては悪気がないと思っていたり愛犬のためと思い行っている行動が気が付かぬ間に愛犬を追いつめてしまっていることがあります。

その一例は下記です。

小さな子供による抱っこ
爪切り
耳掃除
ブラッシング
洋服の着脱
体を押さえつけるような行為
このような行為は愛犬に大変な恐怖を与えています

もちろん家庭でのお手入れは愛犬の健康維持に欠かせない大切な習慣です。

でもわずかな時間であっても愛犬を押さえつけたり過度に行動を制限してはいませんか?
その上愛犬が嫌がったり暴れたりすると途端に手を離してはいませんか?

愛犬は苦手で危険を感じる状況から抜け出すための手段として噛みつくという方法をとっているのです。
つまり噛みつくことで状況を打破できたと成功体験を積んでしまったのです。

このように愛犬が理解してしまうと、次からは噛みつけば自由になれると思ったり苦手なことから逃げることができると考えるのも当然です。

愛犬が噛みつく背景には先に家族による不快な行動があったのだと考えてあげましょう。

犬を精神的に追い詰める行為をしている

家族に突発的に噛みつく行為は比較的小型犬に多くみられます

この行為を小型犬が神経質だからと考えてはいけません。
小型犬はその体の小ささから、些細な攻撃でも命の危険につながると常に感じています。

そのため噛みつくことで相手を威嚇したり、遠ざけたりと自分の体を守っています。

家族にとっては必要なことや些細なイタズラのつもりでも小型犬にとっては相当な恐怖になっていることもあります。

窮鼠(きゅうそ)猫を噛むという諺の通りの結果が愛犬に起きていると理解してあげましょう。

 

子犬の甘噛みは生後3か月までに終了

子犬は成長の過程で乳歯が抜け永久歯に生え変わるタイミングがあります。

これは生後3か月前後で終わりますが、この間歯茎のむずがゆさや不快感から甘噛みが起こります。
ただこの甘噛みは歯の抜け変わりが終わると同時に自然と終了する一時的なものです。

つまり生後3か月を過ぎても続く噛み癖は甘噛みではなく完全な噛み癖です。

この期間を知らずに子犬の甘噛みを許し受け入れてしまうと、子犬は噛むことも家族とのコミュニケーションの手段の1つと考えます。

自分の意志を伝える方法として安易に噛みつきます。
噛みついても自分の意志が通らない場合、徐々に噛みつく力が強くなったり、噛みつく頻度も高くなります。

子犬を家族に迎えた時は、噛みつくことはコミュニケーションではないということをきちんとしつけてゆきましょう。

 

トリマーや獣医師など家族以外に噛みつく理由

家族にはとても甘えん坊な仕草を見せるものの、トリマーや獣医師など家族以外には即座に噛みつくケースがあります。

中にはこの行動が原因でトリミングショップの利用を断られたという犬もいるでしょう。

このような噛み癖が起こる原因は生後6か月未満にすべき社会化経験の不足です。

家族以外の人間と接する機会が少なく、人間は危険な存在ではないと学ぶことのないまま成長してしまった結果です。

そのような場合、シャンプーや注射といった日ごろ滅多に経験することの無い行為をされると途端に命の危険を感じ、状況を打破したいと噛みついてしまいます。

このような行為は周囲に大きな怪我を負わせてしまう危険が高いので、あらかじめ相手に伝え、噛みつくタイミングなど情報を共有しましょう。

まとめ

犬が噛みつく背景には必ず理由があります

噛みついたことを都度叱るだけでなく、なぜ噛みつくのかを考え改善策を講じてゆきましょう。

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