環境が変わると犬のしつけの方法や効果が変わる?
犬のしつけに環境が大きく影響するってご存知ですか?
など環境が変わると犬のしつけの効果がなくなったり、方法を変えないといけないことがあります。
人間も環境の変化についていけず慣れるまで大変・・・となるように、犬も環境が変わるとしつけがうまくいかないものです。
この記事では、飼い主さんが知っておくべき、犬のしつけと環境の関係について紹介します。
目次
犬が安心できる慣れた環境でしつけよう
人でも引っ越して生活環境が変わったり、転職や異動で仕事が変わると慣れないことが多くて疲れます。
これは犬も同じです。
など犬を取り巻く環境が変わることがありますよね。
状況が変わった直後はしつけに向きません。
新しい環境に犬が慣れるまでそっとしておくのがベストです。
また、環境が変わるとこれまでできていたことができなくなることもあります。
時間がかかりそうな場合は最初からという気持ちを大事に
「トイレトレーニングは完了しています!」と言われても
「いざ、自宅に迎えてみたら失敗ばかり!」こんなこともありえます。
ストレスや戸惑い、不安など、犬もいろいろなことを感じています。
犬種によっても違いますが、環境に順応するまで時間がかかる犬もいます。
またライフステージによっても適応能力に差が出ます。
老犬になるほど環境変化が苦手です。
犬を取り巻く環境に大きな変化があった場合は、まず犬が安心できる場所を用意しましょう。
安心できる場所の作り方
頑張る気力・活力・元気を養える場所を作ってから、しつけを始めてください。
犬と人の間に信頼ができてからしつけスタート
犬をしつける時に欠かせないのが、しつける人と犬の信頼関係です。
これからスカイダイビングをする、という時に信頼できるインストラクターがいるのといないのでは大違いですよね?
「この人に付いていけば大丈夫!」という信頼感を犬が抱いていないとしつけることはできませんし、そもそも犬が指示を聞いてくれません。
視線による意思疎通が大事
そして、人と犬が視線を合わせて意思疎通できるような状態になってからしつけを開始します。
犬がこうした態度を取るようになってからしつけを開始するとスムーズに進みます。
ストレスが多い環境では、しつけの効果は感じられない
人もストレスが溜まるような環境下では、落ち着いて仕事をしたり、勉強したり、新しいことにチャレンジする気になったりしませんよね。
こうした環境では犬に人の指示を聞く余裕はありません。
身を守ることに一生懸命になってしまいます。
またストレスが多い環境では病気や心に関係が
またストレスが多い環境では
など病気のリスクも高くなってしまいます。
心が不安定になると悪循環になる
特に心が不安定になってしまうと、できていたこともできなくなってしまいます。
失敗を繰り返すことでさらに状況が悪化していく負の悪循環に陥ることもあります。
よけいに心が不安定になり、人に対して攻撃的な態度を取るようになるケースもあります。
犬にストレスを与えてしまうものは、できるだけ除去してください。
ストレスを感じているかどうか、というのは犬の行動を見ると解ります。
ストレスを感じている犬の行動
このような行動はストレスを感じている証拠です。
カーミングシグナルといわれるこうした行動が見られた時は、環境を見直してストレスの原因を突き止めてあげましょう。
安心、信頼、ストレスのない楽しい環境がしつけには不可欠!
人も生活習慣が変わったり生活環境に変化があると、疲労を強く感じたり、落ち着かなかったり、新しいことを始めようと思えなかったりしますよね。
これは犬も同じです。
安心して休める場所を作るなどして、新しい環境に慣れられるようにしてあげましょう。
またストレスが多い環境では身体的なトラブルや心のトラブルも増え、できていたことができなくなることもあります。
ストレスの少ない環境を整えましょう
ストレスの少ない環境を整えて、犬が心身共に快活に行動できるようにしましょう。
なにより飼い主と犬の間に信頼関係がなければしつけることは不可能と言えます。
スキンシップや散歩、遊びといった日常的なケアを通して信頼関係を築いてください。
安心、信頼、ストレスフリーを大切にしながらしつけ、効率よくしつけの効果を得るようにしてください。