オーストラリアンケルピー
オーストラリアンケルピーのまとめページです。
飼い主さんに対して強い忠誠心を示す犬種ですが、知らない人には警戒心が強いです。お手入れも楽でしつけもしやすいです。
英語表記 | Australian kelpie |
原産国 | オーストラリア |
平均体重 | 12~21kg |
平均体高 | 43~51cm |
体型 | 中型 |
色の種類 | ブラック、チョコレート、フォーン、レッドなど |
目次
性格・魅力
オーストラリアンケルピーは飼い主への服従心や忠誠心が強く、優れた判断力を持つ賢い犬種です。物静かで穏やかな性格をしていて、家族と一緒に行動したり遊ぶことが大好きです。警戒心が強いので、見知らぬ人に対してはすぐに懐かずに初めは距離を置くかもしれません。
遊ぶことだけでなく働くことも大好きで、飼い主の役に立とうと一生懸命に働いてくれます。牧羊犬として働いてきたオーストラリアンケルピーは、協調性があり他の動物とも仲良くすることが得意でしょう。
歴史・起源
オーストラリアンケルピーは起源ははっきりしませんが、19世紀頃イギリスからオーストラリアに渡ってきたコリー犬と、現地にいたイヌ科のディンゴが交配させられて誕生したと考えられています。以来オーストラリアンケルピーは、現在でも牧羊犬として活躍しています。オーストラリアではもちろん、世界でも高い人気がある犬種として知られています。
外観・お手入れ
被毛は短いので、ブラッシングやトリミングなどのお手入れが楽な犬種です。定期的なトリミングは必要ではありません。ただし換毛期には抜け毛が多くなるので、その時期にはこまめにブラッシングをして余分な毛を取り除きます。普段は週に数回のブラッシングで大丈夫ですよ。ブラッシングの際には皮膚の状態をチェックして、皮膚病を予防してあげましょう。
運動・散歩
牧羊犬として活躍するオーストラリアンケルピーは、長い時間の散歩が適しています。
毎日2回、それぞれ1時間かけて散歩をし運動不足を解消しましょう。ゆっくり歩くよりも速めのペースで、遊びや運動を織り交ぜながら散歩するとストレス発散になりますよ。散歩や運動のために毎日長めの時間をかけることが必要な犬種ですね。
気質
オーストラリアンケルピーは、あまり吠えない犬種であると言われています。しかし牧羊犬としての職業柄、危険や異常を察知するとすぐに吠えて飼い主に知らせようとするかもしれません。警戒心が強く見知らぬ人には吠えることもあり、番犬に向く犬種ですね。わがままで吠える無駄吠えは元々少ないようなので、しつけがしやすく飼いやすいでしょう。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
オーストラリアンケルピーは呑み込みが早く利口で従順なので、しつけで苦労することはほとんどなさそうですね。それでも小さい頃から主従関係を理解させて訓練することは大切です。
オーストラリアンケルピーは十分な運動を必要とする犬種ですので、時々ドッグランで走らせてあげましょう。高い運動能力があるので、いろいろなスポーツを一緒に楽しむことができるでしょう。
健康・気を付けたい病気
オーストラリアンケルピーの健康や病気についてご紹介しています。
股関節形成不全
大腿骨と骨盤をつなぐ関節が変形したり、異常が生じる病気です。
症状
歩く時や座る時の姿勢が左右に傾きます。足を引きずったり、症状が悪化すると歩けなくなることがあります。
対策・予防
特に成長期の過剰な運動は避けます。体重が増えると股関節に負担がかかるので、食事の量をコントロールして肥満を避けましょう。
拡張型心筋症
心臓の筋肉に異常が生じ、心臓の機能に影響を与える病気です。血流不足で脱水症状を引き起こすことがあります。
症状
元気がなくなる、あるいは食欲不振や呼吸が苦しそうなどの症状が現れます。
対策・予防
日頃からタンパク質を与えてタウリン不足を防ぎます。治療では血管拡張薬や強心薬が投与されることがあります。
進行性網膜委縮症
網膜が委縮し、次第に視力を失う病気です。
症状
物が見えにくくなるため、足取りがおぼつかなくなったり物にぶつかりやすくなります。暗い時間帯の散歩を嫌がるようになるかもしれません。
対策・予防
遺伝性の病気なので予防はできませんが、徐々に視力が低下していくので、食事の場所を決めておくなど前もって状況に順応させてあげると良いでしょう。
オーストラリアンケルピーと生活している有名人
現在は芸能人の方は確認できず。
まとめ
オーストラリアンケルピーに関する情報でした。