カーリーコーテッドレトリバー
カーリーコーテッドレトリバーのまとめページです。
大型犬の中でも飼育しやすい犬種で、飼い主さんの言う事をよく聞きます。毛のお手入れも比較的簡単です。
英語表記 | Curly Coated Retriever |
原産国 | イギリス |
平均体重 | 32kg~36kg |
平均体高 | 64cm~69cm |
体型 | 大型 |
色の種類 | ブラック、レバー |
目次
性格・魅力
カーリーコーテッドレトリバーは見た目もそうですが、中身についても知性があり上品で落ち着いた性格をしています。友好的で飼い主に対する愛情も深いので、
大型犬が初めての人でも飼いやすい犬種です。獲物の回収犬として活躍していたので勇敢な面を持っていますが、基本的に優しく繊細でおとなしいという印象を受けます。アウトドアが大好きなので、外出するのが好きな家庭に向いています。ピンとまっすぐに伸びた尻尾やすらっとした体つきは優雅さや気品にあふれています。
知性があるのでしつけがそんなに難しくないところや、被毛のお手入れに手間をかけなくても美しい被毛を保てるのが人気を集めています。他の犬ともフレンドリーに接するので、他の動物がいる家庭でも飼うことができます。
歴史・起源
レトリバー(回収犬)の中でも最も古いと言われているのがこのカーリーコーテッドレトリバーです。イギリスでも鳥の猟犬として最も活躍してきた犬種の一つです。
19世紀ごろにプードルと交配し、陸だけでなく水の中の猟もできる犬になりました。特有の巻き毛は植物のトゲから身を守ったり、水の中でも動けるよう保温の役割をしています。
外観・お手入れ
被毛は全体的に特徴のある巻き毛で、毛色はブラックかレバーの単色のみ認められています。巻き毛が密集して生えているのですが、シングルコートでお手入れ自体は簡単です。とはいえ換毛期には多く毛が抜けるのでその時は毎日ブラッシングがかかさず行いましょう。
普段は週に2,3回程度はブラッシングを行い、シャンプーは水に入った後は巻き毛を伸ばさずそのまま生かしながらドライヤーで乾かしてあげてください。
運動・散歩
カーリーコーテッドレトリバーは運動や散歩は大好きですので、毎日朝晩できるなら1時間程度は外に連れ出してあげましょう。
カーリーコーテッドレトリバーは泳ぐのも得意なので水にボールを投げて回収させたり、という遊びが大好きです。できる環境ならばしっかりと安全を確保したうえで行ってください。回収犬なので、ボール以外にもフリスビーやアジリティのドッグスポーツも向いています。
気質
性格も猟以外は穏やかなので、吠えるような犬種ではありません。個体によっては警戒心が強いためそれで吠えるあっても、無駄吠えにつながることはそんなにないでしょう。知らない人が来ても吠えては駄目だということをしっかりとしつけていれば問題ありません。賢いのでしつけやすく、初心者でも飼うことが困難な犬ではありません。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
カーリーコーテッドレトリバーは呑み込みが早く、言われたことは忠実に守ろうとする犬なので、しつけさえきちんと行えばてこずるということはないでしょう。
ただ繊細な面がありますので、叱ったり力や大声などで押さえつけながらのしつけは逆効果です。怖がってストレスを抱えてしまわないよう、持っている長所を生かしたり褒めて育てるやり方が向いています。
健康・気を付けたい病気
カーリーコーテッドレトリバーについての気を付けたい疾患と対策についてご紹介しています。
股関節形成不全
股関節が正常に形成されていないために、歩行に異常が起こる病気です。先天的な物をはじめ、環境が原因で起こることもあります。
症状
元気がなく、散歩を嫌がる。腰を振って歩いたり、足を引きずるなど。
対策・予防
子犬時代から年齢に合ったフードを食べさせてあげ、肥満にならないように気を付けましょう。治療方法は犬の年齢や体重によっても変わってきます。薬で痛みを取りながら進行を抑える処置が一般的です。
胃捻転
胃の中が食べたものやガスによって膨れてしまい。それが原因で胃がねじれてしまう病気です。カーリーコーテッドレトリバーのように胸が深い大型犬がなりやすい病気です。
症状
お腹が膨れている。水を沢山飲み、呼吸が苦しそう。
対策・予防
食事は1回に沢山与えるのではなく、何回かに分けてドカ食いを防ぎましょう。病院では点滴を打ったり、胃にチューブを入れガスを抜くなどの処置が行われます。発見が遅れると命の危険性があるので、食後はしっかりと休ませて様子を見守りましょう。
カーリーコーテッドレトリバーと生活している有名人
現在は芸能人の方は確認できず。
まとめ
カーリーコーテッドレトリバーに関する情報でした。