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スキッパーキ

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スキッパーキについてのまとめページです。

人懐っこい性格ですが、狩猟犬としての本能で警戒心の強さを見せる面もあります。愛情を持ってしつけをすることが大切です。

英語表記schipperke
原産国ベルギー
平均体重3〜9㎏前後
平均体高22〜32㎝
体型小型
色の種類黒、クリーム、フォーンなど

性格・魅力

スキッパーキは好奇心が旺盛で、人懐っこい性格をしています。しかし警戒心は強く、動くものを追いかけ回すという狩猟犬の気質も残っています。

知らない人に対しては威嚇をすることがありますが、自分のことを可愛がってくれると分かるとよく懐くようになります。

魅力ポイント
そんなスキッパーキの魅力は、何と言っても愛情表現の豊かさではないでしょうか。飼い主に甘えて擦り寄ったり、捕えた獲物を大喜びで見せに来るなど、とても愛らしい姿が人気を呼んでいます。

遊ぶことが大好きで時にはイタズラをすることもありますが、家族に対しての愛情は深く、きちんとしつけをすることですばらしい家族の一員となってくれるはずです。

歴史・起源

原産国であるベルギーのフラマン語で小さな船乗りを意味するスキッパーキは、1500年ごろにルーベルナールという牧羊犬を改良して誕生したと言われています。

当時はネズミやモグラといった害獣の駆除や、警備犬としても活躍していました。靴の修繕屋からも人気が高く、彼らは自作の真鍮製の首輪を見せびらかすためにスキッパーキに付けてコンテストを開催していたこともあるそうです。

19世紀になると家庭犬としても人気が高まり、ベルギー王室や上流階級の人々の家庭でも飼育されるようになっていきました。日本には、昭和40年代の高度経済成長のころに持ち込まれたとされています。

外観・お手入れ

スキッパーキは犬種標準では、被毛の色は黒のみが認められています。

日本でもスキッパーキと言えば黒が定番ですが、他にもクリームやフォーンが生まれることもあります。

かつては生まれつき尻尾がない場合もあったようで、尾があるものは断尾する習慣がありました。その習慣は薄れつつありますが、現在でも尻尾のないスキッパーキが存在しています。

被毛は寒さに強いダブルコートで長さもあるため、抜け毛は多めです。週に2〜3回はブラッシングやコーミングで抜け毛や毛玉を取り除いてあげましょう。定期的なシャンプーも必要です。

運動・散歩

スキッパーキは牧羊犬としても使われていたように、身体能力が高く充分な運動量が必要です。散歩は最低でも1日2回、30分以上は行うようにして下さい。

運動不足になるとストレスも溜まりやすくなります。
ストレスによってしつけも困難になる場合があるため、散歩以外にも積極的にボール遊びなどの自由運動を取り入れて、ストレスを発散させましょう。

気質

スキッパーキじゃ家族に対しては明るく愛情深い姿を見せますが、警戒心や縄張り意識も強く、知らない人に対しては攻撃的になることもあります。

状況の変化も敏感で、番犬としても優秀な能力を発揮します。基本的には無駄吠えが少ない犬種だと言われています。ただし飼いはじめのしつけが非常に大切で、甘やかしたまま育てるとワガママで無駄吠えの多い犬になってしまいます。

一緒に生活する中のしつけや注意事項

スキッパーキは活発で自由奔放な性格のため、時には飼い主の言うことさえ聞かないこともあります。
遊びやイタズラも大好きで、飼い主から離れて探検しようとして思わぬ事故に遭うことのないように、しっかりとダメなものはダメと教える必要があります。

愛情をもって接してくれる人には従順でよくなつくため、しつけもそれほど苦労することなく行うことができるはずです。

健康・気をつけたい病気

スキッパーキについての疾患や症状についてご紹介します。

レッグペルテス

大腿骨頭と呼ばれる太ももの骨と骨盤の連結部分の関節へ血液が上手く回らずに、大腿骨が壊死してしまう病気です。股関節形成不全症などと同様に、スキッパーキなどの小型犬に多い関節疾患です。

症状

歩き方や立ち座りに異常が見られるほか、食欲が低下したり足を触られるのを嫌がったりします。多くは片足のみに見られ、急に症状が出る場合と徐々に悪化していく場合があります。病気が進行すると、歩くことができなくなる可能性も出てきます。

対策・予防

詳しい原因は未だに不明で遺伝子疾患とも考えられており、具体的な予防策はまだありません。異常が見られたら早めに病院で検査をして、投薬などの治療を行いましょう。
しかし、薬では病期の進行を遅らせることしかできないので、最終的には手術が必要となります。

甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンの分泌量が少なくなり、充分な働きをしなくなる病気です。中年以上になると特に発症しやすくなるため、定期的な健康診断は欠かさずに行いましょう。

症状

心拍数が減少して元気がなくなったり、脱毛が見られたりします。また、代謝も下がるので肥満にもなりやすいようです。

対策・予防

予防は難しく、なによりも早期発見が重要となってきます。元気がない、散歩に行きたがらないといった小さなことでも、普段と違う様子が見られたら早めに病院で診てもらいましょう。
更年期と間違いやすいので、年だからと思い込まずにまずは検査をすることをおすすめします。

スキッパーキと生活している有名人

現在は芸能人の方は確認できず。

その他、芸能人が飼ってる犬のまとめページに一覧が掲載されています。
→犬を飼っている芸能人ランキング

まとめ

スキッパーキに関する情報でした。

とても愛情表現が豊かで可愛いワンちゃんです。
もともと牧羊犬として活躍していたので身体能力が高く、日々の運動量を必要とします。そのため毎日最低でも1日2回、それぞれ30分以上は散歩に行きましょう。運動不足はストレスが溜まり、そのストレスでしつけが困難になるので気をつけてください。

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