犬にほうじ茶を飲ませても大丈夫?
もしほうじ茶を愛犬に与えたいと思っている方へ。
よく解らないという方はしっかり把握する事をおすすめします。
ここでは犬がほうじ茶を飲んでも大丈夫か?についてまとめています。
目次
ほうじ茶の犬への影響
与える事はやめておきましょう。
気をつけなくてはいけない成分はカフェイン・シュウ酸・カテキン・タンニンなど。
犬にとってカフェインは、中毒を起こしてしまう可能性があります。
興奮や痙攣、頻尿、嘔吐や下痢といった症状を起こしたり、最悪の場合は亡くなってしまう場合も。
ほうじ茶は、緑茶等と比べてカフェインの含有量が少ないと言われていますが、それでもわざわざ犬に与えない方が良いと思います。
愛犬にほうじ茶を飲ませるのはやめる事をお勧めします。
飲ませる以外の活用法は?
飲ませる事以外では有効活用できます。
ほうじ茶には消臭効果があります。
ちょっと臭いの気になる場所へお茶パックに詰めたほうじ茶やティーバックを置いてみる。
飲む以外の一般的な使い方になりますが、愛犬周りの消臭効果が期待できると思います。
科学的な薬剤が使用されているような消臭剤を使うよりも身体に優しく消臭できたら嬉しいですね。
しかし愛犬が口にしてしまわないように気をつけて下さい。
ほうじ茶とはどんなお茶?
ほうじ茶は緑茶の一種です。
緑茶をきつね色になるまで炒って、香ばしさを引き出したお茶の事を言います。
ほうじ茶は緑茶を焙煎するので、緑茶と比べると旨みや苦味、ビタミンCの含まれている量が少ないお茶です。
※緑茶の場合は大丈夫?こちらに掲載しています。
→犬に緑茶を飲ませても大丈夫?
身体への影響や効果
ほうじ茶は日本茶の種類のひとつなので「カテキン」が含まれます。
またビタミンC、ビタミンE、テアニン、クロロフィルが多く含まれています。
若さ・健康の維持
ビタミンには皮膚や粘膜の健康維持があると言われています。
またビタミンEには酸化防止(ガン・老化予防)効果があり、ビタミンEが足りないと細胞が弱ってしまいます。
しかしビタミンは一日の吸収量が決まっています。
そのため一度にたくさん摂取しても排出されてしまうので、一気にたくさん飲むよりも定期的に毎日飲む事をおすすめします。
消臭効果
そのため掃除のとき等、タオルにほうじ茶を湿らせてから拭くと消臭効果が長続きするそうです。
ほうじ茶は飲む以外でも、掃除や靴が臭いが気になる時等に活躍できます。
殺菌作用
他にも殺菌効果があるので、虫歯や口臭の予防、風邪やインフルエンザの予防効果が期待できます。
お茶でうがいをすると良いと言われているのは有名ですね。
高血圧、高血糖等の改善
カテキンを摂取することで脂質・糖質の吸収を抑えられ、共に体脂肪を燃焼してくれる効果が。
体内で善玉コレステロールを増加させ、悪玉コレステロールを減らし、糖質の分解を邪魔して糖質の体内への吸収を抑えてくれるため、高血圧や高血糖を予防します。
一部参考文献。
→公益財団法人世界緑茶協会
ほうじ茶と犬の関係まとめ
人間には飲む事で身体に良い効果が期待できるほうじ茶ですが、犬には中毒を起こしてしまう可能性があるため飲ませることはやめておきましょう。
含まれるカフェインを始め、犬には有毒な成分があります。
→良い動物病院の先生(獣医師)の探し方
しかしほうじ茶には除菌や消臭効果が期待できるので、口にさせない方法で上手に生活に取り入れていけると嬉しいですね。