タイニープードル
タイニープードルについてのまとめページです。
活発で遊ぶのが大好きという犬種で、初めて犬を飼育する方にもおすすめです。体が小さくても散歩時間はしっかり確保してあげましょう。
英語表記 | Tiny Poodle |
原産国 | ドイツ |
平均体重 | 2~3kg |
平均体高 | 23~27cm |
体型 | 超小型 |
色の種類 | 黒、ブルーグレー、ブラウン、カフェオレ、アプリコット、レッド、シルバーベージュ、シルバー、クリーム、白 |
目次
性格・魅力
タイニープードルの性格は毛色によって違いがありますが、基本的には活発で好奇心が強く、遊ぶことが大好きです。明るくて人にも犬にもフレンドリーなので、犬をはじめて飼う方にも飼いやすい犬種です。学習能力も高いので、しつけや様々な芸を覚えやすい傾向にあります。
そのため季節や流行に合わせて、様々なスタイルを楽しむことができます。…と同時に体臭も少ないので、家の中の臭いに悩むことも少ないでしょう。
また気品があり優雅な雰囲気が漂うのも魅力の1つです。
歴史・起源
公式に認められているプードルの大きさは4種類で、その中でも1番小さいトイプードルにタイニープードルも分類されています。
15世紀以前はスタンダードプードルが主流で、主に猟犬として活躍していました。ミニチュアプードルやトイプードルが誕生したのは15世紀頃と考えられており、ドイツ画家が作成した版画に登場していることからもわかります。
タイニープードルの誕生に至るまでの説はいくつかありますが、どの説が正しいかは不明です。まだ歴史が浅いので、これからさらにサイズや性格の安定化を目指していくことが課題でしょう。
外観・お手入れ
そのため他の犬種よりも、自分好みの毛色の子を探す楽しみが増えるでしょう。下毛のないシングルコートの毛なので抜けにくく手入れがしやすいのが特徴ですが、成長期や春、秋の生え変わり時期には他の犬種同様毛が抜けます。
カールがかった毛で絡まりやすいので、毎日ブラッシングをする必要があります。スリッカーを使って毛先からとかし根本の方へと移動しましょう。シャンプーは月に1回か2回くらいが理想的ですが、皮膚がデリケートなので刺激の弱いシャンプーを選ぶかトリマーさんにお願いすると良いでしょう。
運動・散歩
タイニープードルは室内犬ですが見た目によらずとても活発なため、毎日ある程度の運動をさせなくてはいけません。室内では時間を決めて、おもちゃなどで遊んであげると良いでしょう。
しかしそれだけだとストレスが溜まってしまうので、1日に30分位は散歩の時間を作ってください。中型犬や大型犬のように1度にそれだけの時間歩くのは負担がかかってしまうので、10分を3回や15分を2回というように分けて散歩をするのがおすすめです。
気質
その気質を受け継いでいるため、一緒に色々な遊びを楽しめるでしょう。ただ幼い部分が残っているので甘えん坊な一面もあります。そのため留守の多い方よりは、一緒にいる時間が長い方のほうが犬もストレスが溜まらなくて良いでしょう。
毛色の種類やその子の性格にもよりますが、吠える子が多い傾向にあります。家のチャイムが鳴ったときや興味を惹きたいときなど吠える場面は様々ですが、はじめにきちんとしつけることで無駄吠えをなくすことができます。
また人を良く見ており自分の立場が上だと思うとさらにわがままになって吠えることもあるので、主従関係をはっきりさせましょう。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
タイニープードルは見た目の可愛らしさからつい甘やかしてしまうと、賢いが故にその立場を理解してわがままになってしまいます。飼い主ほうが立場が上だということをはっきりさせ、ダメなものはダメと伝えて可愛がるときと厳しく接するときのメリハリをつけましょう。
遊ぶことや甘えることが大好きなので、なるべく毎日長い時間一緒にいてあげるようにしてください。またお手入れが必要な犬種でもあるので、色々な部分に触れられても大丈夫なように小さいときから慣らしておくことが大切です。
健康・気をつけたい病気
タイニープードルについての詳細をご紹介しています。
外耳炎
タイニープードルのような垂耳の犬に多く見られる病気です。通気性が悪いため真菌や細菌などがつきやすく、外耳道に炎症を起こします。痒みが生じてしきりに引っ掻くため、皮膚が厚くなったり犬自身がストレスを感じたりすることもあります。
症状
においがあるベトベトした耳垢がつくようになります。また激しく耳を引っ掻いたり耳を床に擦ったりするような仕草もします。肉眼でも耳の中が赤くなっているのが確認できると思うので、すぐに病院に連れていきましょう。
対策・予防
外耳炎は再発しやすいので、日頃から耳の状態をチェックして正しく耳掃除をする必要があります。専用の洗浄液を使い、手前の部分のみを優しくケアしましょう。
1度外耳炎になった場合は長期の治療が必要になることが多いので、薬の使用と一緒に医師に手入れ方法などを聞きながらケアしてください。
膝蓋骨脱臼
後ろ足の膝の皿が、外側へはずれる状態になります。はじめの頃は目立った症状がありませんが、ひどくなるにつれて足を上に上げて歩くことが増えてきます。
症状
はじめの頃は時間の経過や飼い主が手助けすることで元通りになりますが、進行すると膝が外れている状態が長くなります。そのままにしておくと元に戻らなくなり歩行に支障をきたしてしまうので、気がついたら病院に連れて行きましょう。
対策・予防
タイニープードルがこの病気を発症する原因の多くは、先天性によるものです。しかし高所からの落下などが原因の後天性のものもあるので、高所から落ちないように日頃から注意することが大切です。
クッション性のあるマットなどを敷いて、膝に負担がかからないようにしてあげましょう。
タイニープードルと生活している有名人
現在は芸能人の方は確認できず。
まとめ
タイニープードルに関する情報でした。