犬は何に怯えたり怖がる?
うちの愛犬は臆病や小心者と感じたことはありませんか?
もちろん犬にも人間同様に性格がありますから当然のことです。
でもあまりに怖がりがすぎると無駄吠えが癖になったり、家族とお出かけすることもできませんね。
犬がどのような理由で怖がっているのか原因を探って必要な対策を行いましょう。
このように、犬の気持ちを理解してあげて冷静な態度で接することが大切です。
今回は犬は何に怯えたり怖がるのかを知り、愛犬の苦手克服を目指してみましょう。
目次
犬が怖いと感じるのは正体不明の相手
犬が怯えたり怖いと感じる対象は正体不明の相手です。
これは人間が怖いと感じる感覚とまるで同じです。
私達も暗闇や暗闇で聞こえてくる小さな音はもちろん幽霊や未確認物体などを怯えたり怖いと感じるものです。
なぜならこれらは正体不明だからです。
実在するような感じがしたり、実在するような話を耳にしたことはあっても、これまでに実際に目にしたことはありません。
どんなに考えても正体を解明することもできません。
愛犬が怯えたり怖がっている時は、私達と同じ心境にあります。
具体的にはこんな場面を犬は怖がります
犬が怖がる場面は下記などがあります。
怯え怖がる愛犬を叱るのは逆効果
犬が怯えたり怖がっている時は、自分自身や家族を守るために激しく吠えたてたり、時には牙をむいて威嚇をすることがあります。
ただ家族にとってこのような行動は決して好ましいものではなく、見過ごすこともできません。
例えば玄関チャイムに反応し、無駄吠えをする犬は玄関チャイムが鳴ったことで訪れる見知らぬ相手に怯えています。
この時激しく無駄吠えをする愛犬を家族が叱る行為はかえって愛犬に試練を与えることになり逆効果です。
これまで愛犬の無駄吠えや威嚇行為はもちろん神経質と感じる行動を見せた時に愛犬を叱ったり、ネガティブな言葉をかけていた方はまずこの点を改善しましょう。
怯えたり怖がる愛犬のしつけ方
愛犬が怯えたり怖がる時は下記の手順でしつけに取り組んでゆきましょう。
この方法で大切なポイントは家族が冷静でいることです。
激しく無駄吠えをしたりパニックを起こす愛犬につられて家族も冷静さを失うと愛犬はますます恐怖心を募らせます。
家族が冷静でいる姿を感じることで、愛犬は怖いと感じる対象がさほど深刻なものではないと感じたり怖がる必要がないと学習します。
苦手は時間をかけて克服を
私たちがどんなに頑張ってみても暗闇を怖いと感じたり幽霊を苦手と感じることと同じように愛犬が苦手を完全に克服することはできません。
愛犬が怖いや正体不明を感じる対象を減らすためには愛犬に様々な社会体験をさせましょう。
社会体験をさせる方法は下記です。
他にも毎日の習慣を見直すことも効果的です。
もし散歩中に耳にしたことのない音や会ったことのない相手と遭遇すると愛犬はその相手を正体不明と感じ怯えたり怖がるでしょう。
愛犬にどれだけたくさんの社会化体験をさせるかは愛犬の怖がりな性格を克服する大きな決め手になります。
家族が楽しく取り組むことが大切
愛犬の臆病や怖がりな性格を克服するために家族がしつけに取り組む時は、決して気負いせずに気軽に楽しみながら取り組みましょう。
家族が必要以上に真剣に取り組んだり、プレッシャーを感じてしまうと愛犬も楽しむことができません。
家族の心の余裕を愛犬が感じることで苦手克服につながるので、家族が大きな気持ちで見守ってあげましょう。