ドーベルマン
ドーベルマンについてのまとめページです。
警戒心が強いため攻撃になることもありますが、飼い主さんのことを一生懸命守ろうとしてくれる頼もしい犬種です。
英語表記 | Dobermann |
原産国 | ドイツ |
平均体重 | 32~45kg |
平均体高 | 63~72cm |
体型 | 大型 |
色の種類 | ブラック、ブラウン。マズルや頬、前胸、喉などに班が入る |
目次
性格・魅力
ドーベルマンは基本的に家族に対しては穏やかです。
飼い主の言うことはとても良く聞き甘えることもありますが、一方で警戒心が強く他人には攻撃的になることがあります。知的なので訓練すれば良いパートナーになるでしょう。
立ち姿は凛としており、歩き出すと力強く自信に満ち溢れています。防衛意識が高く飼い主を一生懸命守ろうとするため番犬として活躍するでしょう。
歴史・起源
ドーベルマンは19世紀後半にルイス・ドーベルマンが、ドイツの犬と「ロットワイラー」という犬を交配させたことにより誕生しました。ドーベルマンという名前はこの作出者からとっています。
ドーベルマンを誕生させた理由は、税金回収の仕事のときに自分を守るためだったと言われています。働き者な上愛情深い一面もあるためドイツでは人気が高く、その後アメリカでも人気になりました。
現在でも家庭犬としてだけでなく軍用犬、警察犬などの幅広い分野で活躍しており、世界中で高い人気を誇っています。
外観・お手入れ
小さい頃に断耳や断尾をすることが多いため、ピンと尖った耳と短い尻尾の子が多いです。断耳と断尾をしない場合、耳はレトリバーのような垂耳で尻尾は中くらいの長さです。
短毛なのでお手入れは簡単ですが、コミュニケーションを兼ねて1日1回はブラッシングしてあげましょう。シャンプーを好む子も多いので月に1~2回はシャンプーしてあげてください。
運動・散歩
大人のドーベルマンはたっぷり運動させる必要があります。最低でも朝晩それぞれ1時間ずつ散歩させましょう。運動量が足りないと攻撃的になることがあるので、飼育前に毎日散歩させられるかきちんと考えましょう。
生後4か月を過ぎると活発になってくるので、室内のボール遊びなどからはじめて様子を見ながら少しずつ運動量を増やしてください。1歳くらいになるとさらにスタミナがつくので、坂や土手、山などを登る運動も加えると良いでしょう。
気質
子供にも優しく愛情深いと言われています。一方で警戒心が強く、自分のテリトリーに入ってくる他人には警戒心をみせます。
警護能力が高いので、家族以外の人が家の中に入ろうとすると吠えるでしょう。攻撃性の高い犬種でもあるため、吠えているときは攻撃的になることも考えられます。
そのため吠えないようにしつけるか、そのような場面では飼い主がしっかりコントロールすることが大切です。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
ドーベルマンはかつて猟犬として活躍していたことがあるため、鳥や小動物などの動くものを見ると急に走り出すことがあります。散歩中など家の敷地の外にいるときはリードをしっかり持って飼い主がコントロールしたり、動くものを見ても動じないようにしつけたりすることが大切です。
とても頭が良いので、色々なことを幼犬の頃から教えればちゃんと覚えます。
またたくさん運動する必要がある犬種ですが、ドーベルマンの魅力の1つでもある美しい筋肉を保つためには運動だけでなくマッサージや食事管理なども必要です。
健康・気を付けたい病気
ドーベルマンの気になる健康や疾患、症状についてご紹介しています。
胃捻転
胃が膨れてねじれる状態のことを言います。多くは十二指腸が捻じれることが多く、胃を締め付けるため食べ物が消化されなかったり他の臓器を圧迫したりします。食事量の多い大型犬によく見られるようです。
症状
水をガブガブとたくさん飲んだり、ゲップをしたりするようになります。よだれをたくさん垂らして苦しそうに嘔吐することもありますが、多くの場合内容物はありません。お腹を触ると痛がったりふくれていたりすることもあります。
対策・予防
1度にたくさんの食事を与えるのではなく、少量を何回かに分けて与えると良いでしょう。ドカ食い防止の食器も販売されているので、活用することをおすすめします。また食後すぐの運動も胃捻転になる原因の1つなので、ある程度時間をおいてから運動させましょう。
股関節形成不全
股関節の形が正常でない状態のことで、遺伝が原因のことが多いようです。しかし激しい運動や太りすぎることで発症する場合もあります。小型犬や中型犬の発症はほとんどなく、大型犬によく見られる病気です。
症状
足を痛がったり引きずったりする様子が見受けられるようになります。階段の上り下りや運動も嫌がりますが、肥満の場合は原因が太りすぎにあると勘違いすることもあるため注意が必要です。また歩くときに不自然な歩き方をすることもあるようです。
対策・予防
遺伝の場合は予防が困難ですが、親犬に発症歴がないか見ることで発症しやすいか否かを知ることができます。肥満や運動のしすぎも発症のリスクが高まるので、食事と運動の管理もきちんと行いましょう。
ドーベルマンと生活している有名人
布袋寅泰 | 渡部絵美 |
反町隆史 |
まとめ
ドーベルマンに関する情報でした。