キースホンド
キースホンドについてのまとめページです。
警戒心があり番犬向きですが、しつけがしにくい気難しさはありません。被毛はダブルコートなのでしっかりお手入れが必要です。
英語表記 | Keeshond |
原産国 | オランダ |
平均体重 | 25kg~30kg |
平均体高 | 43cm~55cm |
体型 | 大型 |
色の種類 | シルバーグレー |
目次
性格・魅力
キースホンドは家族に対して非常に愛情があって、忠実です。元気いっぱいで活発な性格をしています。
外ではしっかりと遊んで、家の中ではゆったりくつろぐ。そして適度な警戒心や人見知りもあるので、まるで人間のような色々な面を持っていることが特徴です。
かと言ってそこまで気難しい面はありませんので、しっかりとしたしつけで信頼関係も築けます。
歴史・起源
キースホンドは推測ですが、ポメラニアンの祖先にあたる犬種で、元々は長毛のスピッツ系の犬です。
オランダで船を守る番犬として活躍してきたと言われていますが、起源ははっきりとは分かっていません。農民の間で可愛がられてきた年数は非常に長いものの、ケンネルクラブで血統が登録されたのは1933年と非常に遅いのです。オオカミのような色合いがあるのでウルフスピッツとも呼ばれています。
外観・お手入れ
分厚いダブルコートの被毛で下毛はまるで綿毛のようです。被毛は下毛が綿毛のようなふわふわの毛で覆われており、上毛は剛毛で硬いのが特徴です。
ですからお手入れはかなり手間がかかると覚えておいた方が良いでしょう。ブラッシングは毎日行い、皮膚炎防止のために定期的なシャンプーも必要です。とはいえ風格のある被毛が魅力でもある犬種ですから、是非とも手間を惜しまずにケアしてあげましょう。
運動・散歩
キースホンドは元々番犬として活躍してきた犬種ですので活動量は多くなくても大丈夫です。とはいえ健康的な生活を送るためには最低1日に30分以上、そして朝晩2回くらいは散歩を行ってあげたいものです。
性格は活発な性格をしているので、ひっぱりあいやボールの遊びを取り入れて欲求を満たしてあげましょう。しっかりと運動をしてあげないと、ストレスをためやすい面もあることを覚えておいてください。
気質
ストレスがたまると騒がしい犬になる傾向があるため、しっかりと運動をさせストレスを発散させましょう。
番犬として活躍してきた犬種ですから知らない訪問者には吠えます。あまり吠えてほしくない密集した住宅地などで飼いたいのであれば、吠えないように落ち着かせるしつけが必要となります。
飼い主をしっかりをリーダーと認めれば、忠誠心がある犬種ですから無駄吠えにはならないはずです。威厳ある飼い主として毅然とした態度、そしてブレないしつけが必要です。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
キースホンドはややデリケートな部分や、神経質な面があります。またしつけを覚える際にせかせかと早とちりをしてしまう部分があるので、トレーニングは丁寧に行いましょう。デリケートな面も考慮して力で押さえつけるしつけは向いていません。
その他にも分厚いダブルコートは日本の蒸し暑い気候は苦手です。真夏の散歩は涼しい時間帯に行ってあげてください。
健康・気を付けたい病気
キースホンドに関する健康や疾患・病気をピックアップしました。
ファロー四徴症
先天性の心奇形の一種。心臓の形に異常があり、低酸素血症を引き起こします。そのことで色々な症状がでます。
症状
呼吸困難になる。ひどいとチアノーゼがでます。貧血。
対策・予防
迎え入れる際は親兄弟にこの病気を持つ犬がいないか調べておきましょう。自然に完治はしないので、投薬や運動制限による対処療法の他、外科手術も必要になることも。
てんかん
てんかん発作を繰り返す脳の病気です。脳に何か異常があって引き起こされる症候性てんかんと、原因がはっきりしない特発性てんかんがあります。
症状
意識がなくなる。けいれんを起こす。よだれが多くなるなど。
対策・予防
まずはてんかんになる原因を病院で探ることが重要です。通常はてんかん薬でおさまりますが、重度の発作の場合はけいれんを止めるための処置が必要です。てんかんを起こした時に動画などでとっておき、獣医に相談するようにしましょう。予防はできないので、早期発見で対処していきましょう。
キースホンドと生活している有名人
現在は芸能人の方は確認できず。
まとめ
キースホンドに関する情報でした。