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コロナウイルスは犬に感染する?

コラム この記事は約 12 分で読めます。
コロナウイルス犬

世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。

2020年8月ではまだウイルスの全貌がわかっておらず、効果的な治療法や症状の発生を防ぐワクチンもありません。

そのため多くの方が不安を抱えながら毎日を過ごしていることでしょう。

しかし新型コロナウイルスの感染が心配なのは人間だけではありません。

海外では感染例も?
海外では人間のコロナウイルスが犬に感染した事例が報告されているからです。

犬を飼っている人は、これからどのように愛犬と接すれば良いのかを把握しておくことが大切です。

 

新型コロナウイルスについて

他のウイルスに比べて広がりやすく、特に持病がある方や高齢者が感染すると重篤化しやすい新型コロナウイルス。

どのようにして人から人に感染するのかはある程度わかってきています。
主にこの2つの感染経路です。

飛沫感染
接触感染

特にコロナウイルスに感染している人と至近距離で会話をしたり一定時間以上接触したりすると、感染のリスクが高まると言われています。

新型コロナウイルスに感染した場合は症状が現れることもありますが、全く症状が現れないこともあります。

 

症状が現れる場合は、初期症状として発熱、咳のような呼吸器症状が現れるのが特徴です。

入院をすれば回復することが多いですが、人によっては入院してから数日から1週間ほどで急激に症状が悪化して死に至ることもあります。

 

犬コロナウイルスと新型コロナウイルスの違い

新型コロナウイルスとは別に、犬コロナウイルスという感染症もあります。

名前が同じなので混同しやすいのですが、犬コロナウイルスは新型コロナウイルスとは全く別のイヌ科動物の感染症です。

犬コロナウイルスに感染した犬の便をなめたり、ウイルスに汚染された食器をなめたりすることで感染します。

犬コロナウイルスに感染すると次のような症状が現れます
嘔吐
下痢
食欲減退
胃腸炎

新型コロナウイルスとは違い、消化器症状が出るのが特徴です。
症状は年齢などによって異なり、入院が必要なほど症状が悪化することもあればあまり症状が出ないこともあります。

症状が軽い場合は自然に治ることもあります。
逆に症状がひどい場合は点滴や抗生物質などを投与して治療することになるでしょう。

ただしワクチンがあるため、毎年混合ワクチンを打てば犬コロナウイルスに感染するのを防げます。

 

犬も新型コロナウイルスに感染することがある?

犬も新型コロナウイルスに感染する?

 

実は動物にもコロナウイルスは存在します。
2020年8月3日、国内で二頭の犬の陽性反応が確認されました。

二頭はPCR検査を受けていた

発見された二頭はPCR検査により陽性と判明しました。
犬に症状はなく一頭は既に陰性へと変わっています。

世界で初めて犬のコロナ感染が確認されたのは、2月末の香港です。

犬のPCR検査は、通常の動物病院で行ってはいません。
では何故、この二頭はPCR検査を受けることが出来たのでしょうか?

アニコムはコロナ感染者のペットにPCR検査を行っている

この二頭の飼い主はアニコムのペット保険に加入していました。
アニコムは2020年4月よりコロナにかかってしまった飼い主のペットを無性で預かるサービスを実施しています。

感染が確認された二頭の飼い主はコロナウイルスにかかりこちらのサービスを利用していたそうです。
その時アニコムが8月迄に数回のPCR検査を行い陽性と判明しました。

飼い主より感染した可能性が

二頭、飼い主を通してコロナウイルスに感染した可能性がとても高いと考えられています。

新型コロナウイルスも、これまでは犬には感染しないと考えられていました。
しかし香港では低いレベルではありますが、犬から新型コロナウイルスの陽性反応が出たことも報告されています。

そのため新型コロナウイルスは、犬にもかかる可能性がゼロではないと考えておいたほうが良いでしょう。
感染した犬には次のような共通点があります。

飼い主が新型コロナウイルスに感染していた
目立った症状は現れない

陽性反応が出たいずれの犬も口や鼻からウイルスが検出されたため、もしかしたら飼い主が犬の口や鼻を触ったことが原因で陽性反応が出たのではないかとも考えられています。

日本で飼育されている犬が感染する可能性は高い?

以下に公益社団法人東京都獣医師会がまとめた情報の一文を紹介します。

もしペットに新型コロナウイルスが感染するとしても、コウモリなどの野生動物との接触がほぼないとされる日本のペット飼育環境においては、ペットへの新型コロナウイルスの感染があるとすれば、飼主からペットへ感染する経路しか考えられませんが、その可能性も非常に低いと考えられます。” 公益社団法人東京都獣医師会

そのため日本の場合は、今の段階では安心感を持っても良いでしょう。

重篤化する可能性は低い

また万が一犬が新型コロナウイルスに感染したとしても、何らかの症状を発症したり新型コロナウイルスが原因で重篤な状態になったりする可能性は極めて低いです。

ただし情報は日々更新されるため、油断は禁物です。

犬が新型コロナウイルスにかかっているかもしれないと不安に感じたら

日本では犬に感染するリスクが低いとは言え、飼い主は不安になるでしょう。
咳が出たり元気がなさそうにしていたりすると、新型コロナウイルスに感染したのではないかと不安で仕事や家事が手につかなくなるかもしれません。

しかしひとまず気持ちを落ち着かせて、かかりつけの動物病院に電話しましょう。

不安に感じたら、まずは動物病院に連絡をして症状を説明しましょう。
日本では犬に対してのPCR検査はないため、相談センターなどに連絡をしても検査を受けることはできません。

そのため動物病院の獣医師の判断に委ねるしかないのが現状です。
とはいえ効果的な治療法はないので、症状が軽い場合は自宅療養になるでしょう。

やってはいけないこと

新型コロナウイルスが犬に感染する確率は低いですが、だからと言って動物病院にそのまま連れていくのは避けなければなりません。
絶対に新型コロナウイルスに感染していないとは断言できないからです。

万が一感染していた場合は、動物病院にいる動物に移してしまうかもしれません。
可能性は低いですが、他の動物に移す可能性もゼロではないのです。

まだわからないことが多いため、慎重に行動することが大事です。
そのため飼い犬が新型コロナウイルスに感染したのではないかと不安に感じたら、まずは動物病院に電話をしましょう。

その後獣医師に動物病院に連れて来るようにと言われたら、動物病院に連れて行ってください。
獣医師の指示に従って行動することが大切です。

まずは飼い主が感染しないように気をつけよう

飼い主が感染しないように

犬に陽性反応が見られたケースでは飼い主が新型コロナウイルスに感染していたことがわかっているため、まずは飼い主がウイルスに感染しないようにすることが大事です。

次の点に気をつけて生活するようにしましょう。

人混みを避ける
外出をするときはマスクをする
こまめに手洗いとうがいをする
消毒液がある場合は消毒液で手や日頃触れるところを消毒する
なるべく顔に触れない
十分な睡眠をとる
バランスのとれた食生活を心掛ける
こまめに換気をする

特にクラスターと言われている集団感染が起こりやすい、人が密集している場所に行くのはやめましょう。
手洗いやうがいもいつもよりも念入りに行い、定期的に換気をすることが大事です。

飼い主が犬にしてあげられること

自分がウイルスに感染しないように気をつけながら、飼い犬への感染リスクも減らすようにしましょう。
今の段階では新型コロナウイルスの感染を防ぐ効果的な方法はわかっていません。

しかし以下の点に気をつけてあげれば、感染のリスクをより減らせる可能性があります。

人や犬が多い場所に連れて行かない
散歩から帰ったら足を洗う
定期的にシャンプーをする
飼い主が食べたものを犬に与えない
犬にキスをしない
犬の近くで咳をしない
犬の寝床を常に清潔にする

飛沫感染と接触感染が疑われる感染症のため、他の人や犬とはなるべく距離を空けて人間と同じように清潔にしてあげることが大切です。

またいくら愛おしい飼い犬でも、しばらくの間は飼い主が食べたものを犬に与えるのはやめたほうが良いです。

なるべく室内で飼うようにしよう

中型犬や大型犬の場合は、屋外で飼育しているケースもあるかもしれません。
しかし屋外で犬を飼育するのは、メリットよりもデメリットのほうが多いです。

以下に考えられるデメリットをまとめました。

人の出入りが多い場合は、ウイルスに感染するリスクが高まる
寒さによって免疫力が低下し、ウイルスに感染しやすくなる可能性がある
犬が体調を崩していても気づきにくい
清潔な状態を保ちにくい

雨や冷たい風に当たると、健康を害しやすくなるのは犬も同じです。
もし体調を崩しても、屋外で飼育している場合は変化に気づきにくいでしょう。

そのためなるべく室内に入れてあげることをおすすめします。
どうしても無理な場合は、雨や風の影響を受けにくい場所を作ってあげましょう。

いつも以上に飼い犬の様子を丁寧にチェックすることも大切です。

飼い主の感染リスクが高いと感じたら

日頃ウイルスに感染しないように十分気をつけて行動しようと思っていても、仕事の都合などでどうしても感染のリスクが高まってしまうこともあるでしょう。

例えば満員電車に乗ったり、至近距離で打ち合わせやランチをしたりなどです。
もし自分で感染のリスクが高いと思ったら、飼い犬には次のように接することをおすすめします。

一緒に寝ない
食べ物を口移ししない
至近距離で話しかけない
手洗いとうがいをしてから飼い犬を触る
定期的に換気をする

日頃犬とのスキンシップが多い方にとっては、犬とピッタリくっつけないのはつらく感じるでしょう。
しかしいつもよりも少しだけ犬と距離を空けてスキンシップをとるだけのことです。

愛情は今までと同じようにたっぷり注げます。
そのため新型コロナウイルスが流行している間は、念のために上記で述べたような行動を心掛けると良いでしょう。

正しい情報か否かを見極めよう

世の中には新型コロナウイルスに関連する様々な情報が溢れています。
ほとんどの方が不安を抱えているため、より多くの情報を得ようと考えるでしょう。
しかし正しい情報を見つけることが重要です。

デマに惑わされるのは避けなければなりません。
日本においてはトイレットペーパーが不足するというデマが流れ、街中からトイレットペーパーなどの紙類が消えたのが記憶に新しいでしょう。

犬の情報についても、同じようなことが起こりうるかもしれません。

そのため不確実な情報ではなく、信頼できる情報元で正しい情報を得ることが大切です。
次のようなサイトをチェックすると良いでしょう。

厚生労働省
公益財団法人 日本獣医師会

 

新型コロナウイルスに関しては日々情報が更新されるため、定期的に上記のようなサイトをチェックすることをおすすめします。

飼育放棄や処分は絶対に防がなければならない

世の中に溢れる様々な情報と同様に、新型コロナウイルスに関しても正しい情報だけでなく不確実な情報も流れています。

海外では犬から人間に新型コロナウイルスが移るかもしれないというデマや思い込みによって、犬が飼育放棄されたり処分されたりする事例が報告されています。

犬から人間に新型コロナウイルスが感染することはない

しかし今のところ犬から人間に新型コロナウイルスが感染するとは考えられていません。
つまり誰かが流したデマを信用してしまったか、飼い主が勝手に犬から感染するリスクがあると思い込んでしまったということです。

人間のデマや思い込みによって犬を処分するのは絶対に避けなければなりません。
そのためにも正しい情報を得ることが重要なのです。

まとめ

まとめ

人間の間で流行している新型コロナウイルスと、犬の感染症である犬コロナウイルスは全く別の感染症です。

犬コロナウイルスは人間に感染することはありませんが、新型コロナウイルスは犬に感染することがあることも考えておかなければなりません。

日本では犬に感染するリスクは低いですが、今後も感染しないとは断言できないからです。
犬は自分で対策をすることができないため、飼い主が対策をしてあげましょう。

ただし間違った情報ではなく、正しい情報を元に対策をしてあげることが大切です。

また飼い主が新型コロナウイルスに感染しないようにすることも大事です。
そうすれば犬に感染するリスクも減らせます。
正しい情報を元にしっかりと対策をして、自分の健康も愛犬の健康も守りましょう。

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