犬の散歩時の主な事故と対策
実は散歩中に犬が痛ましい事故に巻き込まれてしまう犬が後を絶ちません。
毎日同じルートで歩いているからや愛犬は大人しい性格だからと散歩中の事故とは無縁と考えていませんか?
散歩中の事故はいつ誰にでも起こります。
愛犬との散歩の安全対策をもう一度振り返ってみましょう。
このような対策を心がけ、散歩中に事故に遭わないように気をつけることが大切です。
犬の散歩時に気をつけたい事故と具体的な対策を詳しく紹介します。
目次
散歩中の事故はこんなパターンが多い
きちんとリードをつけ歩いている、歩道を必ず歩いていても散歩中に愛犬が事故に巻き込まれてしまう場合があります。
犬に起こる事故は下記のパターンが多発しています。
特に排泄物を片付けている時は愛犬から目を離し、飼い主もかがんだ姿勢になっています。
自転車やバイクからは飼い主の姿さえ気がつかれていないことも珍しくありません。
自転車やバイクからは愛犬が気がつかれにくい
事故と聞くと車との衝突を思い浮かべがちですが、実際に犬が巻き込まれているのは自転車やバイクが大半です。
自転車やバイクの運転手は通りすぎる人間の存在には目が向いているものの、足元にいる小さな犬には目が届いていないこともあります。
その上犬はリードの長さ分飼い主から離れた場所にいますから、通りすぎる時の距離の取り方を見誤ってしまうことも珍しくありません。
気がつかれていないと認識をする
散歩中は常に愛犬の存在が自転車やバイクから気がつかれていないと認識をしておきましょう。
当然気がついているだろうという思い込みを捨て、常に愛犬の安全を考えなければなりません。
自転車やバイクとの事故は相手が立ち止まることなく走り去ってしまう場合が多く、その後の特定も困難です。
万が一事故に巻き込まれてしまった場合の後悔は計り知れません。
横断歩道での事故も珍しくありません
実は犬の事故は歩行中だけでなく、飼い主が立ち止まっているときにも多発しています。
中でも一番多いのは横断歩道です。
飼い主が立ち止まっていますから通りすぎる自転車やバイクはもちろん車も立ち止まっている飼い主の範囲でしか安全確認を行いません。
つまり足元に犬がいることに意識が向かず、衝突をしてしまうのです。
立ち止まる時や待機させる時はリードを短く持つ
横断歩道や知人との立ち話などで散歩中に立ち止まる時は、愛犬のリードを短く持ち、家族の手が届くほど近くに愛犬を待機させましょう。
待機中にお座りをさせるというしつけを行っている場合でも、お座りをする位置は家族の至近距離であることが大切です。
愛犬が家族とほんの数十cm離れただけでも不意の事故に巻き込まれる危険があります。
また交通量の多い場所では、愛犬を家族の内側つまり車道の反対側に待機させ安全を確保しましょう。
事故が多発する日没後!暗闇の視界の悪さは想像以上
犬が事故に巻き込まれてしまうことが多い時間帯は早朝と日没後です。
早朝はまだ交通量が少ないうえに、目的地に向けて急いでいる方も多くつい注意力が欠如するからです。
日没後や夜間は人間の姿にばかり目が行ってしまい、足元にいる犬の存在に注意が向かないことが原因です。
日没後の事故は動物病院の診療時間が終わっている場合が多いうえに、周囲に協力を求められる人の姿もなく対応が遅れがちです。
是非とも知っておくべき対策
愛犬をこのような状況から確実に守るためには家族の日ごろの心掛けが効果的です。
具体的な方法は下記です。
派手すぎるぐらいがちょうどいい
夜間の安全対策には光る首輪やリードが愛犬の安全対策に効果的です。
商品を購入するときは、派手すぎるくらいに目立つアイテムをあえて選んでください。
1つではなく2つ3つと着用させるとなお効果的です。
店頭や自宅では派手すぎると思う商品でも、夜間に屋外で使用するにはちょうどいいほどです。
また首輪にぶら下げ使うネックラスやペンダントタイプのアイテムは、実際に着用し愛犬が歩いていても、首で隠れてしまい周囲からは目立ちません。
光る製品を購入するときは、周囲からよく見えることを基準に選びましょう。