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マーキングの主な理由と必要なしつけ

室内はもちろんドッグカフェや動物病院、犬連れOKな施設など不意に足を上げマーキングをしてしまう愛犬には困り果ててしまいますね。

マーキングは排泄行為ではあるもののトイレとは異なる意味を持ちます。

犬がマーキングをする理由を知ったうえで、正しいしつけを行うためには以下のポイントをおさえておきましょう。

マーキングをする理由と具体的な対策
マーキングは自分の縄張りを主張したい行為
オスだけでなくメスもマーキングを行う場合がある
多頭飼いだと縄張りを主張するために室内でもマーキングしやすい
柵を作るなどマーキングができない環境を作るのが大事
排泄とは別なのでマーキングをやめさせても負担にならない
マーキングをしそうなタイミングを見極めてしつけるのが効果的

このように適切なしつけと生活環境の見直しで室内でのマーキングをコントロールすることもできます

今回はマーキングをしてしまう理由と対処法となるしつけについて詳しく取り上げてゆきましょう。
 

犬がマーキングをする理由は?

マーキングをする行為は犬にとって重要な意味があります。

例えば家の中でベッドやクッションにマーキングをしたり、散歩中に木や電柱にマーキングをすることで自分の所要物であることや自分の縄張りであることを他犬にアピールしています。

マーキングで排泄されるオシッコは、単なるトイレで排泄されるオシッコに比べ量が少ないものの臭いが強く、スプレー状に周囲に飛散します。

つまり広範囲に自分の名前を書き込んでいるような行為です。

マーキングはメスもすることがあります

マーキングといえばオス犬が主に行う行為ですが、実はメス犬でも縄張り意識が強いタイプや多頭飼いで独占欲の強いタイプは足を上げマーキングを行うことがあります。

オス犬がマーキングを始めるのは生後3~6か月ごろからです。
この時期まだまだ子犬ではあるものの、散歩などで大人のオス犬がマーキングする様子を目にしたり、マーキング跡の臭いをかぐことでマーキングの方法を学びマネをします。

マーキングは犬本来の習性ではあるものの、室内で家族と暮らし犬連れOKな施設に一緒に入場する現代の犬にとって好ましい習慣ではありません。

現代の犬にとって屋外でのマーキングも単なる迷惑行為になりかねません。

マーキングはしつけで回数を減らしたり、制限をしたりという方法もあるので周囲への迷惑行為にならないためにも日ごろのしつけに取り組みましょう。

室内でマーキングをしてしまう理由は?

室内で暮らしているにもかかわらずマーキングをしてしまう犬は少なくありません。
トイレトレーで済ませるトイレとは別に壁や玄関、家具の角などに少量のオシッコをしてしまうことがあります。

このような行動を起こす犬の多くは多頭飼いで暮らしています。
つまり室内で自分の縄張りを主張し続けている状態です。

このようなご家庭では、マーキングをするのは1頭に限らず複数の犬がそれぞれにマーキング合戦を繰り広げることもあるでしょう。

室内でのマーキングを解決するしつけ法

何度も繰り返す室内でのマーキングを解決するには下記の方法が効果的です。

犬にそれぞれの専用スペースを設ける

ハウスやクレートなど専用の場所を設けることで犬の縄張り意識を軽減させます。

室内では一切の排泄行為を禁止する

排泄は散歩のみと生活習慣を見直し、室内のトイレトレーを撤去しましょう。
もちろん家族は朝夕の散歩という新しい役割が増えますが室内がマーキング臭で充満するストレスから解消されます。

マーキング癖のある犬のマナーベルトを着用させる
マーキングをしようと足を上げた瞬間に厳しく短い声で叱る
マーキングを毎回繰り返す場所に柵などを設け、物理的にマーキングができない状況を作る
このようにマーキングができない環境を作りだすこと、代替え案を用意することを同時に実践することで愛犬のマーキング対策につながります。

これまで室内でマーキングをする習慣がなかった犬でも、新たに後輩犬が増えたり、家族が増えたりといった生活の変化をきっかけにマーキングが始まる場合もあります。

このような場合も同様の方法でマーキングに対処してゆきましょう。

マーキングを制限するとストレスがかかる?

マーキングが気にはなっているものの、しつけで制限することに躊躇されている方もいるのではないでしょうか。

トイレを我慢させることでストレスや内臓への負担も気になるところでしょう。
でもマーキングとトイレとは別々の行為です。

トイレは朝夕の散歩や決められたトイレシーツで都度済ませることができれば愛犬に過度な負担になることもないのでご心配は無用です。

マーキングの効果的なしつけ法

マーキングをしつけるにはタイミングがとても重要です。

犬がマーキングを終えた時間が経ってからどんなに叱っても効果はありません。
マーキングを口頭で叱るときは足を上げようとした瞬間に声をかけましょう

マーキングをする直前に犬は下記の行動を見せます。

マーキングをしたい場所をなんども臭いを嗅ぐ
周囲の様子をうかがう
足を上げ下げする
このようなそぶりを見せた時はすかさず愛犬に声をかけましょう。
かける声は叱るだけではありません。

おいでやオヤツなどのポジティブな言葉で愛犬を別の場所に呼び寄せるという方法もあります。

この方法なら愛犬を叱ったり、イライラした気分にならずに遊びの延長の気分でしつけに取り組むことができます。

マーキングを確実に阻止するにはマナーベルトの活用を

すでに習慣化してしまっているマーキングを完全にリセットするには、なんども繰り返し教えなければなりません。

完全にマーキング癖がリセットできるまでの間は市販のマナーベルトの着用がおススメです。
最近はオシャレなデザインのマナーベルトや都度使い捨てのできるマナーベルトなども販売されています。

マナーベルトがあればいつでもどこでも愛犬とお出かけを楽しむことができます。
もちろんマナーベルトを着用している時でも、忘れずにマーキング予防の声掛けを続けましょう。

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ライター紹介 ライター一覧

大谷幸代 (愛玩動物飼養管理士・メディカルトリマーetc)

大谷幸代 (愛玩動物飼養管理士・メディカルトリマーetc)

【愛玩動物飼養管理士・青山ケンネルスクール認定A級トリマー・メディカルトリマー・ホリスティックケアアドバイザー・神奈川県動物取扱業訓練 取得済】

大学在学中にイギリスへドッグトレーニングの勉強の為、短期留学。国内最大手のペット関連企業において、生体販売、トリマー、トレーナー、新規事業開発、成田空港内ペットホテル開業に伴うプロジェクトリーダーとして参加、ペット関連用品の開発、雑誌等へコラム執筆など、ペットに関するあらゆる分野を経験。

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