オールドイングリッシュシープドッグ
オールドイングリッシュシープドッグについてのまとめページです。
人に懐きやすい犬種で、しつけもしやすいのが特徴です。フサフサの毛質なので毎日のお手入れにブラッシングが欠かせません。
英語表記 | Old English Sheepgod |
原産国 | イギリス |
平均体重 | 30~31kg |
平均体高 | 56~61cm |
体型 | 大型 |
色の種類 | ホワイトとグレー、グリズル、ブルーなどのグラデーション |
目次
性格・魅力
オールドイングリッシュシープドッグは陽気で活発ですが、落ち着いた面もある安定した性格をしています。人懐っこくフレンドリーで、遊んでくれる人に対してはすぐに懐くでしょう。
そのため番犬にはあまり向いていないかもしれませんね。平和的で警戒心はそれほど強くないので、他の犬種とも仲良く遊ぶことができるでしょう。家族に対する深い愛情や忠誠心もあります。
歴史・起源
オールドイングリッシュシープドッグは正確な起源は不明ですが、ヨーロッパ大陸やロシアから渡ってきた犬種と、イギリスに古くからいるベアデッド・コリーの交配によって誕生したと考えられています。
オールドイングリッシュシープドッグはイギリスで牧羊犬として活躍し、羊の群れの後ろで警護をする役割を果たしてきたようです。現在この愛らしい犬種は、世界でも高い人気を誇っています。
外観・お手入れ
被毛はフサフサしていて毛量が多く、長さもあるので定期的なブラッシングが必要です。絡まりやすい被毛なので、毎日丁寧にブラッシングをしてあげましょう。
トリミングも定期的にする必要がありますが、顔周りの長い被毛はピンやリボンで留めてあげるのも可愛いですよ。トリミングは技術を要するので、トリマーにお願いしても良いですね。
運動・散歩
牧羊犬でもあるオールドイングリッシュシープドッグは、毎日長めの時間をかけて散歩させましょう。
1日2回、毎回1時間程度かけて散歩することをおすすめします。運動も必要で、時にはボール投げをして思いっきり走らせてあげることができますね。十分な運動をしていれば、ストレスが軽減され病気になりにくくなるそうですよ。
気質
オールドイングリッシュシープドッグは吠えやすい犬種ではありませんが、大型犬なので吠え声が大きく、無駄吠えの習慣が付いてしまうと大変です。小さい時から訓練し、無駄吠えしないよう教える必要があります。甘えん坊なので、かまってほしい時や寂しい時に吠えるかもしれません。普段からコミュニケーションを取り、愛情を注ぐことで安心させてあげましょう。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
オールドイングリッシュシープドッグは大型犬で強い力があるので、きちんとしつけられていないと手に負えなくなってしまいます。
子犬の頃から主従関係をしっかり教えましょう。散歩に行く際はきちんとコントロールし危険な状況を避けてください。普段から十分な運動をさせていないと反抗的になるかもしれないので、毎日時間をかけて散歩や運動をさせてあげましょう。
健康・気を付けたい病気
オールドイングリッシュシープドッグについての特有の健康や疾患についてご紹介しています。
股関節形成不全
股関節に異常が生じたり、変形したりする病気です。
症状
足を引きずって歩いたり、座った時の姿勢が左右に傾くなどの症状が現れます。
対策・予防
大型犬に多いこの病気は、体重の増加で股関節に負担がかかり発症することがあります。食事量を適度にコントロールし肥満を防ぐことができます。過剰な運動は避けましょう。
胃捻転
胃が捻じれてガスや液体が溜まります。
症状
食欲不振になります。お腹が膨れたり、ゲップの回数が増えるなどの症状が現れます。
対策・予防
食後すぐの運動や散歩は避けてください。一度にたくさん食べたり、早食いをすると胃捻転を発症しやすくなります。少しずつ食べられるよう食事の与え方を工夫すると良いでしょう。
白内障
目の中の水晶体が白濁し、視力が低下し失明に至ることもある病気です。
症状
視力が低下するので物によくぶつかるようになったり、足取りがおぼつかなくなるでしょう。
対策・予防
点眼液で進行を遅らせる治療が行われるかもしれません。早めに発見できるように、水晶体が白く濁っていないか定期的にチェックすると良いですね。
オールドイングリッシュシープドッグと生活している有名人
稲葉浩志 | 佐々木則夫(なでしこ監督) |
木村拓哉 |
まとめ
オールドイングリッシュシープドッグに関する情報でした。