イングリッシュスプリンガースパニエル
イングリッシュスプリンガースパニエルについてのまとめページです。
飼い主さんに対して忠誠を示し、家族と一緒に過ごすのが大好き!という犬種です。正しいしつけを行うことできちんと言う事を聞いてくれます。
英語表記 | English Springer Spaniel |
原産国 | イギリス |
平均体重 | 22~25kg |
平均体高 | 48~51cm |
体型 | 中型 |
色の種類 | ブラック・アンド・ホワイト、レバー・アンド・ホワイトなど |
目次
性格・魅力
イングリッシュスプリンガースパニエルは陽気で明るく、元気で活発でありながらも穏やかな犬種です。
学習能力が高いので、きちんと訓練すれば教えられたことを忘れないでしょう。飼い主への服従心や忠誠心においても優れています。家族に対して深い愛情を持つので、家族と一緒にいることを好み、一緒に出かけたり遊ぶのも大好きです。忍耐力も備えている賢い犬種ですよ。
鳥猟で活躍してきた歴史を持つので、体力とスタミナも十分にあります。服従心が強く主人の命令にもよく従うので、小さい時からしっかり訓練するなら良きパートナーになってくれますよ。
歴史・起源
イングリッシュスプリンガースパニエルは14世紀頃スペインからイギリスに渡ってきた、ランドスパニエルが先祖であると言われています。
イギリスで何世紀もの間鳥猟犬として用いられてきましたが、19世紀にイングリッシュコッカースパニエルと区別されるようになりました。スプリンガースパニエルはコッカースパニエルよりも体格が大きく、現在でも猟犬として活躍しています。
外観・お手入れ
被毛は二重構造になっています。量も多く長さもあるので絡まりやすく、毎日のブラッシングが欠かせません。散歩でも草や葉などが絡まりやすいので、丁寧に取ってあげましょう。
抜け毛も多いので、換毛期にはブラッシングやシャンプーで余分な毛を取り除くことが必要です。定期的にトリミングをして被毛を清潔に保ちましょう。
運動・散歩
イングリッシュスプリンガースパニエルは活発で運動好きなので、毎日散歩や運動をすることが必要です。
できれば1日に2回、30分から1時間かけてすると良いですね。
イングリッシュスプリンガースパニエルは股関節形成不全を発症しやすいので、1歳以下は過剰な運動は避け、成長期にふさわしい運動をさせましょう。運動不足はストレスが溜まる原因になるので、十分な運動が必要です。
気質
イングリッシュスプリンガースパニエルは、吠えやすい犬種ではないものの、きちんとしつけをしないと無駄吠えが多くなります。吠えた時すぐに構おうとすると、吠えれば何でも言うことを聞いてくれると勘違いするので、甘やかさないことが大事ですね。無駄吠えをやめさせるには、鼻を軽く手で押さえ低い声で叱ると効果があるそうですよ。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
イングリッシュスプリンガースパニエルは、激怒症候群という病気を発症しやすいとして知られています。突然興奮して怒り出す症状があり、飼い主でも静かにさせることはできません。
遺伝性の脳疾患なので、しつけで治るものでもありません。もちろん普段からしつけることは大切ですが、こうした病気を持つ場合小さいお子さんがいる家庭で飼うには向かないでしょう。
健康・気を付けたい病気
イングリッシュスプリンガースパニエルの病気や疾患、健康についてご紹介しています。
股関節形成不全
大腿骨と骨盤をつなぐ関節に負担がかかり、異常が起こる病気です。
症状
足を引きずって歩いたり、座った時の姿勢が歪むことがあります。
対策・予防
体重が増えると股関節に負担がかかるので、肥満にならないよう適度に食事制限をさせましょう。過剰な運動は股関節形成不全の原因になるので、成長期にふさわしい運動をさせます。
進行性網膜委縮症
網膜が少しずつ萎縮し、症状が進むと失明に至る病気です。
症状
暗い場所で物が見えにくくなるので、夕方の散歩を嫌がるようになります。視力低下により歩き方がおぼつかなくなってくるでしょう。
対策・予防
遺伝性の病気なので予防は難しいですが、定期的に眼科でチェックしてもらったり、遺伝子検査をすることもできます。
外耳炎
耳の中の外耳道に炎症が起こります。
症状
匂いのある耳垢や、ベタベタした耳垢が出るでしょう。痒みもあるので、頭を振ったり足で耳を掻こうとします。
対策・予防
イングリッシュスプリンガースパニエルは垂れ耳で外耳炎になりやすいので、定期的に耳掃除をして病気をチェックしましょう。ダニが原因の場合は、抗ダニ薬を塗布する治療も行われます。
イングリッシュスプリンガースパニエルと生活している有名人
吉川ひなの |
まとめ
イングリッシュスプリンガースパニエルに関する情報でした。