イングリッシュポインター
イングリッシュポインターのまとめページです。
攻撃性が少なく、飼育しやすい犬種と言われています。運動が大好きなので毎日散歩に連れて行ってあげましょう。
英語表記 | English Pointer |
原産国 | イギリス |
平均体重 | 20~30kg |
平均体高 | 60~70cm |
体型 | 大型 |
色の種類 | ホワイトをベースとしたレモン、オレンジ、ブラックなど |
目次
性格・魅力
イングリッシュポインターはやさしく穏やかな性格で、飼い主への強い服従心があります。
家族に対する深い愛情があり、家族と一緒にいることや遊ぶことを好みます。知能が高く賢い犬種なので、飼い主の言うことをよく聞きしつけもしやすいでしょう。
フレンドリーで他の動物と仲良くすることもでき、攻撃性がほとんどない犬種としても知られていますよ。
指示にもきちんと従うので、小さいお子さんがいる家庭や初めて犬を飼う方でも飼いやすい犬種です。
歴史・起源
イングリッシュポインターは、スペインからイギリスに渡ってきた犬種が枝分かれし、17世紀に正統な犬種として確立されたようです。元々はうさぎを獲る猟犬として訓練されてきました。狩りのお供として長い間働いてきたイングリッシュポインターは、狩猟の高い実力が人気を呼び、現在でも日本を始め世界で猟犬として活躍しています。
外観・お手入れ
被毛が短いのでお手入れがとても簡単な犬種です。定期的なトリミングは必要ありません。時々固く絞った濡れタオルで拭いてあげると良いでしょう。ただし、皮膚疾患などの異常は定期的なブラッシングで早く見つけることができます。シャンプーやブラッシングの際は、皮膚が健康な状態かどうかをチェックすることができますね。
運動・散歩
イングリッシュポインターは運動が大好きです。運動不足はストレスが溜まり病気の原因となるので、毎日十分な散歩や運動をさせてあげましょう。
散歩は毎日2回、30分から1時間かけてするのが良いですよ。エネルギッシュなので、ゆっくり散歩するよりも速いペースで歩いたり、ドッグランで思い切り走らせてあげる方法がおすすめです。
気質
忍耐強く落ち着いていますが、遊ぶのも大好きで無邪気な一面を持つ魅力的な犬種です。一緒に遊んであげると見知らぬ人にもすぐに懐くでしょう。
そのため番犬にはあまり向かないかもしれませんね。
イングリッシュポインターは無駄吠えが少なく飼いやすい犬種です。しかし訓練されていないと、わがままで吠えることが多くなるかもしれません。わがままで吠える場合は鼻を軽く押さえて低い声で叱りましょう。犬は低い声で話されると叱られていると認識し、言うことを聞きやすくなります。まず初めに上下関係をしっかりさせることで訓練しやすくなるでしょう。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
イングリッシュポインターはよくしつけられた穏やかな性格の犬でも、運動不足や愛情不足により攻撃的な一面を見せることがあります。普段からよくしつけることに加え、十分な愛情を注いであげましょう。
イングリッシュポインターはスタミナや体力があり多くの運動量を必要とするので、飼い主にも体力が求められますね。散歩や運動にかける時間を十分に取ることも必要になります。
健康・気を付けたい病気
イングリッシュポインターについて知っておきたい健康や疾病についてお伝えします。
白内障
水晶体が白く濁り、視力が低下する病気です。
症状
目が白濁します。視力低下により物にぶつかることが増えるかもしれません。
対策・予防
白内障の進行を遅らせるために点眼液による治療が行われます。症状が進むと人工水晶体を入れる手術が行われるかもしれません。日頃から目の状態をチェックして異常がないかを確かめましょう。
股関節形成不全
大腿骨と骨盤をつなぐ関節に負担がかかり異常が起こります。
症状
姿勢が左右に偏ったり、足を引きずって歩くなどの症状が現れます。
対策・予防
大型犬は股関節への負担がかかりやすいので、体重を増やし過ぎないように食事の量をコントロールしましょう。股関節にダメージを与えるような過剰な運動は避けてください。
外耳炎
耳の中の外耳道に炎症が生じます。
症状
痒みがあるので、足で耳を掻こうとしたり頭をしきりに振るかもしれません。
対策・予防
外耳炎になると耳垢が匂ったりベタつくようになります。定期的に耳のお手入れをして、耳垢に異常がないかを確認しましょう。抗ダニ薬を耳に塗布して、炎症を抑える治療が行われるかもしれません。
イングリッシュポインターと生活している有名人
現在は芸能人の方は確認できず。
まとめ
イングリッシュポインターに関する情報でした。