チワワ(スムース)
チワワ(スムース)についてのまとめページです。
体が小さくて大きな目が魅力の犬種です。本当は臆病で怖がりですが、攻撃的な面もあり吠えやすいのでしっかりしつけをしましょう。
英語表記 | Smooth Coat Chihuahua |
原産国 | メキシコ |
平均体重 | 1.5~3kg |
平均体高 | 12~20cm |
体型 | 超小型 |
色の種類 | ホワイト、ブラック、タン、ピュアレッド、ブラック&ホワイト、ブラウン&ホワイト、ブラック&タン、ブラウン&イエローなど |
目次
性格・魅力
チワワ(スムース)は活発で明るいのですが社会性に欠けるため、他の犬とフレンドリーに接するというタイプではありません。飼い主は大好きなのですが攻撃的な部分もあり、他の犬や飼い主以外の人には立ち向かっていく傾向があります。
しかし怖がりなので、内心はビクビクしています。短毛のため、チワワの特徴でもある丸みを帯びた頭の形がはっきり分かります。
毛はつるんとしていて光沢があり、高貴な雰囲気を醸し出しています。
歴史・起源
チワワ(スムース)の祖先はメキシコの「テチチ」という犬だと言われています。チワワは「スムースコート」と「ロングコート」の2種類存在しますが、最初に誕生したのは「スムースコート」です。
アメリカに渡ってからはさらに小型になりましたが、猟や放牧などの仕事に役立つことがなかったため当時は人気がなかったようです。しかし家庭犬として飼いやすいということから段々人気が出始めました。
アメリカでは多くの若者の支持を集めた有名な映画にも登場したことから、「ロングコート」よりも人気が高い傾向にあります。
外観・お手入れ
毛が少ない分「ロングコート」の子よりも、肉付きの変化に気付きやすいでしょう。毛が生え変わるサイクルが早く意外にも抜け毛が目立ちやすいので
毎日軽くブラッシングすることをおすすめします。それと共に濡れタオルで拭いてあげましょう。
またチワワは目が大きく乾燥しやすいので、涙を流して目を守っています。そのため目の周りが汚れやすいので、こまめに拭いてあげましょう。
運動・散歩
チワワ(スムース)は運動は好きですが、小型でそれほど運動量は必要ないので室内での運動でも大丈夫です。ただその際、足元には十分注意してください。フローリングなどの滑りやすい足元だと足や関節に負担がかかりやすく、ケガの原因になります。
たっぷり運動する必要はなくても活発な性格なので、時間があるのならばストレス発散のためにも15分程度の散歩に連れて行ってあげましょう。
気質
その姿を見ると堂々としているように見えますが、実はとても怖がりでビクビクしています。ただ自分が飼い主と認めた人には、べったり甘えることが多いようです。
警戒心が強く物音にも敏感なので、来客があったときなどには吠えるでしょう。動きも機敏なため、番犬にも向いています。
ただ高い声で攻撃的に吠える子も多いので、集合住宅などで飼育する場合は子犬のときから吠えないようにしっかりしつけましょう。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
チワワ(スムース)は暑さにも寒さにも弱いので、室内の温度をチワワが心地よいと感じる25度前後に保ちましょう。外出時も冬は洋服を着せ、夏は時間を考えて連れ出すなどの工夫が必要です。
しつけは頭が良いので比較的簡単ですが、小さくて可愛いからと可愛がってばかりいるとやりたい放題の子に育ってしまいます。飼い主の行動をよく観察しているので信頼できるリーダーだと思われるように行動し、言うことを聞くようにきちんとしつけましょう。
そうすれば一芸を覚えて楽しませてくれることも多いようです。
健康・気を付けたい病気
チワワ(スムース)の疾患や症状についてご紹介しています。
チェリーアイ
第三眼瞼腺が瞬膜の外に出て炎症を起こし、赤く腫れあがります。その様子がサクランボに見えることから、チェリーアイと呼ばれているようです。先天性と後天性があります。
症状
目が充血したりまばたきが増えたりするケースが多いようです。また目が気になるのか、足で目の辺りをこする仕草をすることもあります。6か月から2歳くらいの子が発症しやすいので、特にこの時期は注意しましょう。
対策・予防
目にケガを負ったことが原因でこの病気を発症する場合もあるので、ケガをしないように気をつけましょう。それ以外の予防方法は特にないので、早めに発見して病院に連れて行くことが大切です。そうすれば点眼の処置で済む場合もあります。
低血糖症
血糖値が低くなり、身体の機能が低下します。チワワは身体が小さく食が細い子が多いため、血中の糖分濃度が低くなりやすいと言われています。この状態が長く続くと失明や意識障害などを引き起こすこともあります。
症状
ぐったりする日が続きます。またいつも活発に動きまわっているのにも関わらず、運動や散歩に行きたがらないようであれば注意しましょう。
それらの変化に気が付かないまま症状が進むと、下半身や目、臓器などに障害が表れることもあります。
対策・予防
空腹時間を少なくするために、食事を少しずつ何回かに分けて食べさせると良いでしょう。運動量に合った食事量や内容にすることも大切です。また子犬は身体が冷えることが原因で発症する場合もあるので、常に温かくして授乳の回数を増やしましょう。
チワワ(スムース)と生活している有名人
現在は芸能人の方は確認できず。
まとめ
チワワ(スムース)に関する情報でした。