ドックランの犬の問題行動と対処・しつけ
愛犬を思い切り走り回らせてあげたい、犬友達を思い切り遊ばせてあげたいなどドッグランは犬との生活で欠かせない大切な施設です。
でもドッグランではたびたびマナーの問題が起き、時には深刻なトラブルに発展する場合もあります。
ドッグランでよくみられる問題行動を知っておくことはもちろん愛犬がそのような行動をとってしまわないよう心掛けることも大切です。
もし愛犬が問題行動をとってしまう場合、どのような対処をするべきかも合わせて知っておきましょう。
このように、ドッグランでは他の飼い主さんや犬に迷惑をかけないよう、細心の注意を払って利用する準備が必要です。
引き起こしやすい問題行動の例や、具体的な対処法を紹介しますので、ぜひしつけの参考にしてください。
目次
ドッグランで行われているこんな行動は問題行動です
ドッグランと聞くと犬同士仲良く遊ぶ微笑ましい雰囲気が思い浮かびますが、実際には大小様々な問題が起こっています。
問題行動とされるのは下記のような場面です。
犬同士で過ごす様子を常に確認して友好的に過ごしているのか、問題行動や危険行為の兆候がないかを常に意識しておきましょう。
ドッグラン内にはオモチャやオヤツの持ち込みは原則禁止
ドッグランにはそれぞれのルールがあります。
管理人が常駐しない施設が大半ですから、あらかじめ大原則となるルールは把握しておきましょう。
ドッグラン内では下記の行為が禁止されています。
愛犬の呼び戻し用にオヤツを与えることはもちろんドッグラン内で持参したボールなどで遊ばせることも禁止です。
これらの個別の持ち物は他犬を刺激したり喧嘩や奪い合いを招く場合が多いので、ドッグラン共通のルールとして知っておきましょう。
挨拶の仕方を知らない犬による問題行動
犬は本来群れで暮らす習性をもっていますから、無暗に他犬を攻撃することはありません。
このような犬はドッグランで下記のような問題行動をとります。
このような行為を微笑ましいや積極的と勘違いしてしまう飼い主もいます。
でも犬同士にとっては大変不快な行為でしかなく、直後に喧嘩に発展することもあります。
愛犬がこのような行動を見せる場合は、そのまま見過ごすのではなく適切なしつけをしましょう。
社会性が不足している場合のしつけ方
ドッグランは犬同士の社交の場です。
愛犬が挨拶の仕方や遊び方を知らない場合はまず見学をさせることから始めてゆきましょう。
まとめ
社会性を身に着けることは決して簡単なことではありません。
何度も練習を重ね、根気強く経験値を挙げてゆくことが成功へのカギです。
愛犬がドッグランを見ても過度に興奮をしたり、警戒をしたりすることなく落ち着いて過ごすことができるようになったら、次のステップとして入場へ進みましょう。
この方法は成犬でも十分な効果を期待できます。
ぜひ練習を重ねてドッグランを楽しく満喫できるよう取り組んでゆきましょう。