プードル
プードルについてのまとめページです。
様々な犬種の中でも賢くて可愛らしい外見が魅力的です。物分りが良いためしつけしやすいのも大きなメリットです。
英語表記 | Poodle |
原産国 | フランス |
平均体重 | スタンダード20kg~30kg、ミディアム15kg~19kg、ミニチュア12kg~14kg、トイ4kg~7kg |
平均体高 | スタンダード45cm~65cm、ミディアム35cm~45cm、ミニチュア28cm~35cm、トイ24cm~28cm |
体型 | 超小型から大型まで |
色の種類 | ホワイト、ブラックをはじめブラウンやカフェオレ、クリームなど |
目次
性格・魅力
非常に頭が良く、犬の中でもトップを争う聡明さを持っています。
猟犬だったので元気に動き回ることが大好きで、子供のいる家庭では最適な犬種です。
活発で元気が良く、冒険心に富んだ性格をしています。
飼い主の事が大好きで、他の犬や動物に対してもうまく接することができる社交性も持ち合わせています。
優しい性格で誰とでもフレンドリー、初めて犬を飼う人におすすめです。
プードルと言ってもスタンダードからトイまで色々なサイズがあり、自分の生活スタイルに合わせた選び方ができます。
最近ではスタンダードよりもミニチュアやトイの方がどちらかといえば人気が出ています。
魅力は何といってもふわふわのカールした被毛です。
歴史・起源
プードルは歴史の古い犬種で水鳥を猟するための犬種として活躍していました。
紀元前30年ごろの壁画にはすでにプードルに似た容姿の犬が描かれていたのでそのころには存在していたと考えられています。
猟犬として活躍していましたが、元気な気質がかわれサーカスなどでも活躍します。
貴族にも愛され、どの時代にも多くの人に愛されてきた犬種です。
外観・お手入れ
どんなサイズでも体調と体高が同じスクエア型の体形をしています。
手足は細く頭も小さいのでまるでモデルのような気品ある体形です。
シングルコートなので毛が伸びますから、定期的なカットは欠かせません。
そこを生かして色々なヘアカットを楽しむ人が多いです。
最近ではトイよりも小さいティーカップなどもいますが、犬種としてはまだ登録はされていません。
シングルコートで抜け毛がないからと伸びるまで放置するのは良くありません。
でないとすぐに絡まったり、モップのような被毛になってしまいます。
週に3回ほどはブラッシングし、定期的にトリミングをして可愛いヘアスタイルを楽しむの楽しいですよ。
運動・散歩
プードルは元々外で活躍していた猟犬ですから、非常に活発的です。
しっかりと運動をしてストレスを発散してあげましょう。
体力があり好奇心旺盛なので、それを満たすような遊びを取り入れたり他の犬とも仲良くできるので、ドッグランも良いでしょう。
中々環境的には難しいですが、泳ぎも上手いのがこの犬種の特徴なので、泳がせるのも向いています。
気質
走ったり遊んだり、また獲物を見つけて回収するのも大好きな犬種です。
知性が高い犬としてコリーと1,2を争うほどの聡明さを持っています。
短いしつけで十分に物分かりが良く、人との交流が欠かせませんので室外ではなく室内で飼ってあげましょう。
少し人見知りをしますので知らない人には警戒心を見せる事があります。
大変賢い犬ですので吠えることはほとんどありません。
ただ運動をあまりさせずストレスがたまると柵を壊したり、イタズラをしてしまいます。
そこでかまってもらえると分かるとわざとイタズラを繰り返すこともあるのでコミュニケーションはしっかりとりたいところです。
人がきちんと関わってあげればそれだけ成長を見せ、期待に応えてくれる犬です。
一緒に生活する中のしつけや注意事項
しつけもしやすく初めての人でも飼えるので、特段気を付けなければならないことはありません。
しかしストレスがたまるとイタズラが多くなりますので、小さいころからしっかりと欲求にこたえてあげながらしつけをしましょう。
賢いのでそれを生かした芸を身につけさせてあげると一緒に楽しみながら生活ができるのではないでしょうか。
健康・気を付けたい病気
プードルについての健康や疾患の特徴についてまとめました。
クッシング症候群
クッシング症候群とは副腎皮質ホルモンの過剰分泌によって引き起こされる色々な症状の事です。
進行すると甲状腺機能低下症を引き起こしたり、糖尿病を発症することもあります。
症状
対策・予防
プードル元気が取り柄の犬なので、元気がないと感じたらすぐに定期検診を受けたり血液検査を受けさせましょう。
膝蓋骨脱臼
膝のお皿の骨がずれてしまう病気です。
先天性の場合も多く、プードルは活発で運動能力も高いのですが、手足が細いため関節炎や骨折を起こしやすい犬種です。
症状
対策・予防
あまり無理なドッグスポーツをさせないようにしましょう。
グレードがあるので定期的に診てもらうのが早期発見につながります。
プードルと生活している有名人
まとめ
プードルに関する情報を紹介しました。
体が小さなトイ・プードルから、大きなスタンダード・プードルまでさまざまな大きさの子がいます。
ただし、ストレスが溜まるといたずらを繰り返すようになるので、きちんと欲求に応えてあげられるように子犬のうちからしつけをしておくことが大切です。