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四国犬

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この記事は約 6 分で読めます。

四国犬についてのまとめページです。
飼い主さん以外にはなかなか懐きませんが、飼い主さんには従順な態度で接するのが魅力です。
そのためにもしっかりしつけが必要です。

英語表記shikoku inu
原産国日本(高知県)
平均体重15㎏前後
平均体高49〜55㎝
体型中型
色の種類胡麻、赤、黒褐色

性格・魅力

四国犬は忠誠心があり飼い主に対しては非常に従順ですが、飼い主以外にはなかなか心を許しません。
性格はとても賢く、状況判断能力に長けているため基本的にはむやみに興奮したり吠えることはありません。

しかし猟欲が強いため、去勢をしていないオスは他の犬と折り合わないことが多いといいます。

魅力ポイント
四国犬の魅力といえば、普段はとてもクールで無口でありながら飼い主にはとても懐いて愛情を示してくれることです。
しっかりとしつけることでお互いに信頼関係を築き、良いパートナーになることができるはずです。

歴史・起源

四国犬は古くから四国山地に存在しており、元々はヤマイヌと呼ばれる野犬が祖先であると言われています。
猟師が飼いならして育て、猪や鹿を追う猟犬として使われていました。

元々は阿波、本川、幡多、安芸、宇和島といったいくつかの系統に分かれていましたが、やがて本川系が最も愛好家に好まれるようになっていきました。

当初は土佐犬と呼ばれていましたが、大型犬である土佐闘犬と混同されることから四国犬と言う名称に変更されました。
1937年には国の天然記念物に指定されています。

外観・お手入れ

四国犬の体毛はダブルコートになっており、柔らかい毛が密生するアンダーコートと短く硬めのアウターコートに分かれています。

そのため、比較的短毛な犬種ではありますが抜け毛は目立ちます。
日本原産の犬ということで、皮膚や毛は基本的には日本の気候に適したつくりをしています。

しかし、抜け毛などによってアレルギー性皮膚炎を起こすこともあるため、週に2〜3回程度のブラッシングは必要です。

特に換毛期には抜け毛が多くなりますので、よりこまめに行いましょう。

運動・散歩

四国犬は運動能力に優れており、身体を動かすことが大好きです。
そのため、毎日最低でも1時間以上の運動の時間を確保する必要があります。

出来れば、近くに自由に走り回れるような公園などがあるのがベストです。
散歩に加えて、思いっきり身体を動かすことのできる環境をつくってあげると良いでしょう。

充分な運動をさせないと肥満による健康被害が起こるだけでなく、ストレスが溜まって飼い主の言うことを聞かなくなる場合もあるので注意が必要です。

気質

四国犬の外見は強面ですが、飼い主に従順で辛抱強く、飼い主の帰りをいつまでも待ち続けるといった健気な一面もあります。
また、飼い主以外にはなかなか心を開かないということで番犬としても非常に優秀な犬種です。

しっかりとしつけをして、運動やコミュニケーションを充分に与えていれば無駄吠えすることはほとんどありません。
しかし、逆にきちんとしたしつけができていないと吠えるようになってしまうこともあります。

四国犬が吠えるのは不安の表れの可能性もあるため、無駄吠えがひどい場合はまずはその原因を探ってみる必要があります。

一緒に生活する中のしつけや注意事項

四国犬の元々は猟犬であったことから攻撃的になりやすい部分があり、初心者が飼うにはやや難しい面もあります。

育て方によっては凶暴な犬になりかねないため、飼い主との上下関係をきちんと認識させるようしつけていきましょう。

子犬の時から上手に育てていけば、忠誠心の高く非常に心優しい犬になることもできます。
そのためにも、運動やコミュニケーションを通してストレスを溜めないようにすることが非常に大切です。

健康・気をつけたい病気

四国犬についての疾患や症状、対策について掲載しています。

アレルギー性皮膚炎

四国犬をはじめ、日本犬はアレルギー性皮膚炎にかかりやすいと言われています。
放っておくと慢性化して治りにくくなることもあるので、症状が軽いうちに病院で診てもらいましょう。

症状

耳、目の周り、唇、足などに赤みやかゆみが出て、しきりに掻いたり舐めたりします。
目の周りの炎症がひどい場合、角膜炎になる可能性もあります。

対策・予防

アレルギーを引き起こしている原因を突き止め、そのアレルゲンをできる限り排除しましょう。
食物のほかにも抜け毛、ハウスダストが原因となっている場合があります。

こまめに部屋の掃除をしたり、抜け毛対策のためにブラッシングをするなどの対策が効果的です。

副腎皮質機能低下症

副腎皮質ホルモンの働きが低下することによって、身体にさまざまな悪影響を及ぼす病気です。
慢性化すると完治させることは難しく命に関わる場合もあるため、異常が見られたときには一刻も早く治療を受けさせましょう。

症状

元気がなくなり、食欲の低下や下痢、嘔吐を引き起こします。
急性のものだと突然元気がなくなったり、意識を失って倒れてしまう場合もあります。

対策・予防

副腎皮質機能低下症による下痢や嘔吐などの症状は、強いストレスを受けた後に起こることが多いと言います。

過度なストレスを避け、できる限りリラックスできる環境に置いてあげることをおすすめします。

四国犬と生活している有名人

現在は芸能人の方は確認できず。

まとめ

四国犬に関する情報でした。

飼い主への忠誠心はありますが、飼い主以外へはなかなか心を許さない犬種です。
状況判断能力に長けているため普段は冷静で無口にもかかわらず、飼い主にはとても懐いて愛情を示してくれます。
運動能力も優れているので、毎日最低でも1時間以上の散歩はする必要があるでしょう。

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