グレインフリー(穀物)のドックフードの成分と特徴
ドッグフードにトウモロコシや大豆といった穀物が配合される事が当たり前と考えられて、すでに20年以上が経ちます。
色々な理由がありますが、過剰なまでに配合された穀物は犬の体にアレルギーという不調をもたらしました。
近年はドッグフードの考え方も見直されてきました。
そして犬本来の食性にあった食事が出来るように開発された製品がグレインフリーのドッグフードです。
目次
グレインフリーのドッグフードの特徴
グレインフリーのドッグフードとは、グレイン(穀物)を配合せずに作られたドッグフードの事です。
これまでドッグフードの安全性についての話題が出る時は保存料や着色料の危険性に関する内容が多く、トウモロコシや大豆といった穀物に関してはさほど問題視されていませんでした。
メーカー側も製造の都合上穀物を配合してはいるものの、非常に良質で安全性の高い穀物を使用しているので心配はいらないとアピールすることもありました。
これらの点が注目されはじめ、穀物を使用しないドッグフードが誕生しました。
グレインフリーのドッグフードのメリット
グレインフリードッグフードを与えるメリットは愛犬の健康面で変化が期待できる事です。
内臓に負担をかけずに済む
犬は6歳前後でシニアと呼ばれる時期を迎えると言われています。
6歳でもまだまだ元気はつらつで、食欲旺盛な犬もいます。
愛犬の食事を選ぶ時は、愛犬の健康を第一に考え、目に見えない部分への配慮もしてあげましょう。
この粒はドッグフードに配合されている穀物の一部です。
ドッグフードに加工する段階で、トウモロコシや大豆といった穀物を粉砕加工します。
粉砕加工した原材料にはすでに十分な栄養が残っていないので、体内を通りすぎてそのまま排泄されます。
この仕組みは高齢になればなるほど愛犬に内臓に負担をかけます。
その点、グレインフリーのドッグフードであれば、無用な負担を掛けずに済むという事が大きなメリットといえるでしょう。
グレインフリーならアレルギーは起こらない?
多くの飼い主がグレインフリーのドッグフードに期待する事は、アレルギーが起こらない事、愛犬が健康でいられる事でしょう。
しかしグレインフリーのドッグフードでもアレルギーを発症してしまう事もあります。
その原因は動物性タンパク質です。
必ずしもグレインフリーの全てが良い訳ではありません。
グレインフリーの中で成分が良いドッグフードを選びましょう。
グレインフリーのドッグフードまとめ
その反面まだまだ新しい取り組みなので標準値が定まっておらず、その品質は様々です。
ただグレインフリーは愛犬にとって安全なドッグフードとして認識されています。
ドッグフードを選ぶ時はグレインフリーなだけでなく、さらなる安全性もしっかりと確認してあげましょう。