ドッグフードにかけるトッピングの効果と注意点
愛犬の食事でこんな悩みありませんか?
色々な理由からドッグフードに缶詰やふりかけのトッピングをする事がある家庭も少なくないと思います。
でもトッピングには思わぬリスクもあります。
目次
トッピングをかける効果・目的
トッピングに最も期待する効果は、愛犬の食べムラ、食欲減退など食に関するお悩みの解消でしょう。
愛犬の好みに合わせてアレンジしてあげましょう。
その為、給与量もあくまでも補助食として与える事を前提としている事を承知しておきましょう。
無糖ヨーグルトはオススメ
これらの場合には無糖ヨーグルトがおすすめです。
ドライフードの粒とよく混ざりあい、愛犬の大好物です。
風味も強いので、薬を混ぜても愛犬が気にする事もなく食べてくれる便利な食材です。
愛犬の栄養バランスを整える
ドッグフードは動物性タンパク質を配合していない製品を選ばれる事が多いです。
食が細く十分な栄養を接取できていない事もあるでしょう。
トッピングとは愛犬に不足している栄養素を補う効果もあります。
栄養補助食品、栄養補給食に属する
犬用の缶詰の表示を確認すると栄養補助食品、栄養補給食といった表記がされています。
実は大抵の缶詰はその製品単体では栄養バランスが整っておらず、ドライフードと併用する事を前提としています。
缶詰のカロリーや添加物が気になる場合は、犬用ふりかけをトッピングに活用する方法がお勧めです。
管理や保存について
当然のことながら犬の健康に望ましい成分ではないので、開封後は缶詰に入れたまま保存するのではなく、別容器に移し替えましょう。
そして犬用の缶詰は開封後必ず別容器に移し替え、冷蔵庫で保存しましょう。
犬用缶詰の中には缶詰容器の内部コーティングがされていない製品も多々あります。
このような製品の場合、製造後缶詰容器の成分が微量ずつ溶け出し、缶詰の素材に混入してしまいます。
トッピングをする時の注意点
ここからは実際にトッピングを利用する時に知っておきたい注意点についてまとめました。
意外と知らない事も多いと思いますので、ぜひとも知ってください。
生野菜のトッピングはダメ
野菜は加熱調理する事でビタミンが消滅してしまうというデメリットがありますが、愛犬には生のまま与えてはいけません。
与えすぎてしまうと下痢などの不調を起こす事があるので注意が必要です。
しっかり火を通してからトッピングとして与えましょう。
トッピングは主食の10%ほど
厳密なカロリー計算は困難ですが、概ねトッピングは主食の10%ほどを目安に行いましょう。
愛犬の食事に缶詰をトッピングするときや茹でた魚や肉をトッピングするときは、トッピング分ドライフードを減量しましょう。
愛犬にとって肥満は万病のもとです。
毎日の食事のトッピングが原因で肥満になる事もあります。
また食が非常に細い場合は、主食とトッピングをしっかりと混ぜ合わせ、選り好みすることなく食べるように工夫してあげましょう。
植物性アミノ酸が不足しないように
犬には動物性アミノ酸と植物性アミノ酸の両方が必須です。
市販のドッグフードの大半は動物性アミノ酸しか配合されていない場合が多く、植物性アミノ酸が不足してしまいがちです。
この状態が原因で皮膚の状態の悪化が起こります。
植物性アミノ酸であるオリーブオイルは非常にヘルシーな素材で、トッピングをする事で肥満になるのではという心配は無用です。
愛犬の皮膚、被毛の改善状態に応じて分量を調節してあげましょう。
愛犬にアレルギーがある場合
アレルギーがある場合には、手作りのトッピングであれば原材料がはっきりと把握出来る上に、添加物の心配もなく簡単に栄養を補う事が出来ます。
例えば動物性タンパク質にアレルギーがある場合でも、飼い主が調理した魚であれば食べる事が出来る場合もあります。
スーパーで安価に販売されている魚のアラを調理してトッピングに加えてもよいでしょう。
ドッグフードのトッピングまとめ
愛犬の食べ具合を見ながら嗜好に合わせたものを選ぶといいですね。
トッピングの分量は主食の10%ほどを目安。
その時はトッピング分ドライフードを減量し、肥満を予防してバランスを考えると良いです。
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